12/01/24 13:31:06.16 FfVjSNMz
野党の「政治責任」問う=施政方針演説
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野田佳彦首相の施政方針演説は、消費増税実現を目指し、壇上から野党・自民党に
直接協力を呼び掛ける異例の内容だ。民主、自民両党とも消費増税は必要との点で
大きな違いはない。自民党に対し「ストレートの直球勝負」(首相周辺)で与野党協議を
呼び掛け、「政治の責任」を果たすよう訴える。しかし、首相がいくら野党の共同責任を
求めても、早期の衆院解散を要求し、対決姿勢を強める自民党の反発は必至。首相の
呼び掛けは空回りするどころか、与野党の溝をさらに広げる結果にもなりかねない。
「今こそ『決断する政治』を共に成し遂げようではないか」。首相は演説の締めくくりに
こう野党側に呼び掛ける。
首相にとって成し遂げたい最優先課題は、消費増税を柱とする社会保障と税の一体
改革にほかならない。与野党協議に応じない自民党の姿勢を変えようと、首相は福田
康夫、麻生太郎両元首相のかつての施政方針演説を引用して、「与野党に違いはない」
と与野党協議を迫る。
なりふり構わない首相の意気込みはうかがえるが、自民党政権時代の首相発言をあげ
つらって協力を求めたとしても、成果が上がるかは疑問が残り、逆に反発を呼ぶことも
予想される。首相にすれば、与野党対立が続き消費増税が実現しない場合でも、野党
側にその責任を押し付ける思惑も見え隠れしている。
一方、首相は国会議員の定数削減や行政改革に「不退転の覚悟で臨む」と高らかに
うたうが、その具体像は語らない。国会議員の歳費削減に関しては民主党内に異論が
あるためか演説では触れず、「政治家自身が身を切る」という言葉はむなしく響いている。
さらに、感想文まで出来ていた・・・・・・