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「日本人の彼女が手伝った」 日本大使館火炎瓶事件の男が明かす
JANUARY 10, 2012 06:48
「過去の過ちを反省しようとしない日本が憎らしかったのです。それで、日本植民地時代の日本軍慰安婦
として強制動員された母方の祖母の誕生日にあわせ、駐韓日本大使館に火炎瓶を投げつけました」
8日午前、ソウル鍾路区中学洞の駐韓日本大使館に火炎瓶4本を投げつけた容疑で拘束令状が申請された
中国人のリュ・チャン容疑者(38)は9日、東亜日報とのインタビューで、「火炎瓶を投げたのは、
母方の祖母の誕生日へのプレゼントだった。今こそが自分の人生での最高の瞬間だ」と主張した。
中国広州出身の漢族であるリュ容疑者は、死亡直前の祖母から、直接、慰安婦時代についての話を聞かされた。
祖母は、大邱(テグ)で住んでいたところ、1942年を前後に中国へと強制動員されたという。
リュ容疑者は同日、鍾路警察署の留置場で英語で行われたインタビューで、「祖母から話を聞き、
大変ショックを受けており、反省しようとしない日本に憤りを感じた。昨年12月に行われた韓日首脳会談で、
慰安婦問題を避けようとする日本側の誠意の無い姿勢に不快感を感じ、日本の靖国神社に放火をし、
今回の出来事も起こした」と主張した。
昨年12月26日、神社に放火した際は、日本人の彼女の手助けを受けたという。彼女は心理治療士である
リュ容疑者が、昨年の福島原発事故でボランティア活動に行った際に出合ったうつ病患者だった。
警察によると、リュ容疑者は犯行前日、福島からガソリン5リットルを購入した後、神社を訪れ下見をし、
その翌日の午前2時、ガラス製のマッコリビンで作った火炎瓶で火を放ったという。火炎瓶の作り方は、
オンライン上の百科辞典サイト、ウィキペディアを検索して知った。リュ容疑者の彼女は、駐韓日本大使館への
火炎瓶投擲事件も手助けしたという。しかし、リュ容疑者、「何を助けたのか」という記者の質問には
回答を拒否した。警察は、「日本人女性が同行した事実は確認したが、1月1日、日本に向け出国した
ことが分かった」とコメントした。