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エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー瑞晶電子(Rexchip)、合弁で新工場開設 <2010.04.09>
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DRAMメーカー大手であるエルピーダメモリの坂本幸雄・社長は8日、台湾にある傘下のDRAMメーカー瑞
晶電子(Rexchip Electronics)が新工場開設を計画していることを明らかにした。同社長によると、瑞晶電
子はこの新工場を台湾のパソコン関連企業との合弁で開設することを考慮している。出資額は合わせて20
億ドル(約620億台湾元)。先端の30ナノメートル製造技術を導入し、早ければ来年末には生産開始する。
稼働後は8万枚の月産能力が新たに加わる見込み。
瑞晶電子は、エルピーダメモリと台湾のDRAMメーカー力晶半導体(JPowerchip Semiconductor Corp、
PSC)が合弁で設立したDRAMメーカー。現在の月産能力は約8万枚、製造プロセスはエルピーダメモリの
65ナノメートルXS技術を採用している。同社長によると、瑞晶電子は5月にエルピーダメモリの45ナノメート
ル技術を導入し、年末には月産8万枚すべてを同技術に移行させることを目指している。
市場では、瑞晶電子が工場建設に台湾のパソコン関連メーカーの出資を受けることになれば、DRAMの
供給不足が発生した際にもパソコン・メーカーでは安定した供給が受けられる。また瑞晶電子にとっては、
市況が低迷している際にも安定した出荷先を確保でき、双方にとってメリットが期待できる、新たな提携モ
デルになると考えられている。