14/05/23 20:28:26.33
>>306
アルファGT
まぁ、最近の曲を一つ挙げるとやはりフィールザラブが分かりやすい
あの歌詞はあゆの自伝のような作品だ
もちろん歌手が自分の事を歌いあげるのは普通のことだけど、あゆはあんまり自分の事を歌う曲はシングルでは出さない
あゆのマーケット戦略として、ユーザーが自分をあゆの曲の歌詞と重ね合わせ一体となって楽しめる音楽を作る、という方針を一貫してとってきてる
だから若者の代弁者というポジションを作ることができた
そういう文脈からも判るとおり、初期のあゆの曲は自分の事というかユーザーの孤独感や人生観に訴える歌詞だったりする極が多い
20代半ば以上の頃になると抽象的な表現で輪廻転生や永劫回帰など自身の哲学を前面に押し出すようになり
ここ最近はその中に高度情報化の闇など社会そのものだったり、世界や宇宙観を内包するような歌詞を書くようになった
それが積み重なり、テーマが重みや深みを増していく
あくまで積み重ねだからね
「社会的なテーマを書くから、今までの作品はリセット」じゃない
過去の無い人間は居ない、人生というのは選択の連続であり、分岐点は常に容赦なく迫ってくる、これはあゆ哲学の重要なテーマ