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【映画】松任谷正隆、初恋の相手は自動車?「虹色ほたる 永遠の夏休み」初日舞台あいさつ
川口雅幸氏の人気小説を長編アニメ化した「虹色ほたる 永遠の夏休み」が5月19日、全国107スクリーンで封切られ、
東京・新宿バルト9でメガホンをとった宇田鋼之介監督をはじめ、音楽を手がけた松任谷正隆、声優を務めた櫻井孝宏、
能登麻美子、中井和哉、武井証、木村彩由実、新田海統が初日舞台挨拶に立った。
父親を交通事故で亡くした小学6年生のユウタが、父との思い出の場所である山奥のダムを訪ねるが、
突然の豪雨で足を滑らせ、30年前にタイムスリップ。ダムに沈む以前の村で、さまざまな経験をし
成長する姿がノスタルジックなタッチで描かれる。
この日は岩手県大船渡市在住の川口氏からお祝いの電報が到着。
宇田監督は「(4月に)大船渡で試写会を行い、とても前向きな反応をいただいた。
皆さんが災害を乗り越え歩く姿は感動的。映画が少しでもエールになったら誇りに思う」と感慨深げだった。
川口氏は、昨年の東日本大震災で、経営する時計宝飾店店舗と自宅マンションが津波で全壊する被害にあっている。
松任谷は「時代背景を意識しながら、絵コンテや(キャラクターの)動きや声を手探りしながら、作曲を進めた。
情熱を傾けた作品で、まだ客観的に見ることができない」。タイムスリップにちなみ
「幼稚園時代、車で送り迎えされている女の子がいて、よく追いかけていた。
あれが初恋だと思っていたけど、今思うと車に恋していたのかも(笑)。当時に戻って確認したい」と笑いを誘った。
一方、現在14歳の武井は「タイムスリップするなら、バブルの時代に行ってみたい。
生まれてからずっと景気が悪いので、当時がどんなか知りたい。1万円札を手にして、
タクシーを止めているイメージがある」と無邪気に語り、壇上の大人たちを驚かせていた。