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前大阪市長「自分の目に入らぬ」…労組選挙ビラ
大阪ダブル選を巡り大阪市交通局の職員労組の役員らが平松邦夫・前大阪市長への投票を
呼び掛けるビラを配布していた問題で、平松・前大阪市長は８日、読売新聞の取材に答えた。
―市交通局の職員労組・大阪交通労働組合（大交）が昨年１１月の市長選で
平松氏への投票を呼びかけるビラを配布していた。知っていたか。
「自分は選挙期間中、陣営の日程に沿って活動しただけだ。自分の目に入らない、今回の動きまでは
知り得ない。違法文書を配布するのはもってのほかで、大交が『違法性を知らなかった』では通らない」
―大交による公用メールを使った選挙活動や人事異動への介入も判明した。
「局長が知らないことを市長が知りようがない。責任は最終的に市長にあるが、
大きな組織の細かい情報まで把握できない」
―市長当時、労組との関係はどうだったのか。
「前任の関淳一市長による改革で、労組との関係が適正化されたと思っていた。労組とは幹部と
年１、２回会うだけの関係だった。自分の在任中に改革の揺り戻しがあったのかどうかはわからない」
（2012年3月9日11時21分 読売新聞）
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