12/06/07 22:04:51.99
睦雄が入学してまもない頃、美奈子はひどく恥ずかしい思いをしたことがあった。
彼女が下校途中、級友と連れ立って下校する睦雄と出会った。
そのとき、睦雄は大声でこんな唄を合唱していた。
一で いも屋のオッサンと
二で 肉屋のオバサンが
三で 酒を飲み酔うて
四つ 夜中にとび起きて
五つ いろうやらくじるやら
六つ むげさく突っ込んで
七つ 泣くやら笑うやら
八つ やめたりまたしたり
九つ 子供に見つけられ
十で とうとう大評判
美奈子は真っ赤になって叱りつけた。
睦雄は姉の前では2度とこの唄を口にすることはなかったという。