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松岡「僕は最近、トルストイを読んでます」
梅子「私は、『粘膜綿棒』を読みました」
松岡「ね…ねん！？何ですかそれは！？」
梅子「はい…粘膜を、綿棒で…こう…」
松岡「なるほど、ホラー小説ですか。しかし、わざわざそんなものを読まなくても」
梅子「それもそうですよね、ははははは！！」
松岡「はっはっはっは！！」
弥生「バカじゃねえの？」
梅子「最近、松岡さんにシカトされてる気がするの…」
弥生「バカなことばっか、言ってっからだろ」
山倉「あの人はしょうがないんですよ。今、論文を書いてるんですから」
梅子「わたしも書いてみようかな、論文」
弥生「何を書くんだよ。読書感想文じゃねえぞ？」
梅子「タニシの異形精子の電子顕微鏡的研究」
弥生「手塚治虫かよ！？」
梅子「そういえば昔、家の庭で手塚良庵風の人に励まされたことある」
弥生「成宮だろ！？」
梅子「あの人…どっかで見覚えがあるんだよな」
弥生「イノセントラブだろ！？」
梅子「見てた？」
弥生「初回だけな」
梅子「あんとき、めっっちゃ忙しくってさあ～～
セリフ減らせ！！つって、マジでブチ切れたもんね。
あんたには、わかんないだろうね～、ああいう忙しさ」
弥生「悪かったな」
梅子「あんたみたいな人って、気楽でいいだろうね。
主役って、ほんと大変だよ？」
弥生「はいはい。そうですね」