22/08/01 11:17:26.33 mcfZfwMT.net
厳密な言い方をすると、
ブロントサウルス・エクセルススと命名されていた標本が属レベルでアパトサウルスと同じと見なされ、
アパトサウルス・エクセルススとして扱われるようになった
(最初の指摘は1903年の論文だったが定着するまで一世紀近くかかった)
しかし2015年のディプロドクス科の研究論文で、エクセルススにはアパトサウルスの他種(アジャクスやルイザエ)と別属と見なしていい程度の差異があり、
ブロントサウルス属として復活させるべきと提唱された、という経緯ね
エクセルススの模式標本を持ってるピーポディ博物館では、
これを受けて名義をアパトサウルスからブロントサウルスに戻したそうなので
「本家」では早々に復活済みというところ
(URLリンク(news.yale.edu))
研究界隈の動向までは自分も分からないけど、近年出てる書籍だと
研究者の一般書でアパトとブロントを普通に書き分けていたり(ブルサッテ「恐竜の世界史」やベントン「恐竜研究の最前線」)
恐竜図鑑でも分けて載せているものがあったりで(「角川の集める図鑑GET! 恐竜」や「学研の図鑑LIVE(ライブ) 恐竜 新版」)
ある程度受け入れられてると言っていいのではないだろうか