18/01/29 17:03:06.01 .net
鳥の尻尾が短くなったのは、前肢の運動を支える筋肉を発達させたので胸部が重くなり、
祖先の小型獣脚類とは同じ姿勢をとれず、バランスをとるためだよ。
長い頭を尻尾と水平に伸ばし、ヤジロベエの要領で後肢の付け根、
つまり腰の部位でバランスをとるのが小型獣脚類はじめ、
恐竜の姿勢の基本で、ゆえに恐竜はほとんどの四肢類のような四輪駆動じゃなく、
後輪駆動的な珍しい運動体系を確立してるんだが、
鳥類は前輪駆動的な生物になっちまったんだな(飛行する羊膜類というか四肢類はみんなそうだが)。
地上では前につんのめらないように長いくびを持ち上げ、後ろにそらすことでバランスをとる。
こうなるとバランスをとるために祖先が持ってた長くて重い尻尾なんて要らなくなるわけだ。
飛行の制御には軽い尾羽を使えばいいわけでね。