16/11/15 18:13:17.78 .net
>>35
岡崎次郎のSF漫画でそういうのあったなあ。
コンピューターシュミレーション中の世界で
小形獣脚類の恐竜が知的生命体に進化したという作中の短編で。
(主人公の人間のキャラ達はその話では観察者役)
南方の毛色の濃い集団が北方の毛色の薄い集団に征服されて下層階級になってる。
北方の集団が厳しい環境を克服しようと科学技術を磨き力を得れたのが原因。
ちなみに社会レベルは19世紀の欧米位。
覇権を握り、豊かになってる北方集団は屋内で年中快適な環境を維持するようになる。
しかし、それで北方集団に雄が生まれにくくなった。卵の温度が常に彼等の快適な温度下にあったのが原因。
それに警鐘を唱えた学者がいたが、誰も耳を傾けない&今更快適な環境を手放せない。
一方、下層階級の南方集団は快適な環境をえれず、管理されてない貧民街に住んでおり、卵の温度管理も自然のままで
普通に雄が生まれてる。学者は北方集団の自滅を確信し、南方集団出身の執事と駆け落ちしていく娘を祝福して終わる…という顛末だった。