16/06/27 13:30:59.83 .net
体重の制約がないから、もともと海、水生の生物の方が巨大化しやすいんだ。
恐竜(特に竜脚類)が生まれるまでの史上最大の動物はおそらく魚類だったはずだ。
ダンクルオステウスやサメなどはその有力候補だろう。
哺乳類は外見に反して祖先の原始的羊膜類の性質を大きくひきずりがちなのだ。
気嚢はないし、尿酸排出もできない。そのせいもあってか陸生での大型化に限界があるようだが、
逆に水生ではこの「祖先的」形質のおかげで、文字通り「水を得た」のかもしれん。
陸生動物に限れば両生類も恐竜以外の羊膜類も、せいぜい5mかそこらのレベルだったからね。
しかしそれなら、なぜ、恐竜をも上回る、ヒゲクジラ並みの、というかそれに相似した種が爬虫類でみつからないのか、
というのは大きな謎とはいえる。そのニッチを魚類が占めてた可能性とかも考えられるけど…。
海生爬虫類は、みな、歯クジラやアシカやアザラシに相当するようなのしか見つかってない。
確かに歯鯨の最大級のレベルと同等の20メートル前後の最大級の海生爬虫類はいたわけで。