エゾオオカミat WILD
エゾオオカミ - 暇つぶし2ch391:名無虫さん
16/09/06 12:43:22.67 H6p2UrV0.net
Newton別冊2010.9.15【生物多様性】という書籍のP100~P101に【かつてオオカミが日本の山野をかけめぐっていた】
という章があり、『北海道に生息していたエゾオオカミは、獲物のエゾシカが激減したうえ、毛皮のために狩猟の対象
となった。さらに1876年には、家畜を襲うという理由から駆除が奨励された。奨励策が廃止された1888年までの12年間に、
2,000~3,000頭も捕獲された。そのような状況からみて、1900年以降は生き残っていないと考えられる。
エゾオオカミはニホンオオカミよりも大きく、開けた地域に群れで暮らしていた。そのため、容易に撃ちつくされて
しまったのだろう。しかしエゾオオカミは、最後の1頭が撃たれたというわけではないので、生き残りがいるのでは、
という願望は消えない。日本には野生化したイヌが少なくない。野生化したイヌは形質が変化してオオカミに近くなり、
両者の区別は一般にはむずかしい。そのようなことも、ニホンオオカミやエゾオオカミの生き残り説に拍車をかけている。』
とあります。要は見かけられていたとしても野犬だと思い込まれていれば表面化してこない訳ですね。
また、『開拓が進むとエゾシカは明治初期に多くが狩猟され、1873年から1878年までの間に57万頭以上が捕獲された』
『さらに、1879年の記録的な豪雪がエゾシカを襲い、日高の鵡川地区では7万5000頭のエゾシカが死亡したという報告がある。
 こうした乱獲と大雪、生息地の破壊により、エゾシカは絶滅寸前となった。』とWikipediaに記されています。
しかし、この時系列をよく見て下さい。エゾシカが絶滅寸前となったのは1880年頃です。エゾオオカミの駆除奨励策は、
『1876年年から1888年までの12年間に、2,000~3,000頭も捕獲された。』とあり1880年の8年後のことなのです。
その後山深い中で少数生き残ってたならば現在も生き残っていてもおかしくないと思います。
そして、『1800年代後半から1900年代前半にかけての大量死の危機を免れた一部のエゾシカは、主に日高山脈・大雪山脈・
阿寒の山系に生き残った』とWikipediaにありますので、少数逃げ延びたエゾオオカミもこの山域にたどり着けば生き残れた
可能性があります。


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