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アホウドリのひなを小笠原諸島で発見=DNA分析の結果 …小笠原諸島では1930年代に絶滅
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アホウドリのひな「可能性高い」=DNA分析の結果-東京都
小笠原諸島の媒島で5月に発見された鳥のひなについて、東京都は7日、DNAを分析した結果、絶滅の恐れが
あるアホウドリの可能性が高いと発表した。確定すれば、小笠原諸島で生まれたひなとしては戦後初となるが、
これ以上の調査・解析は予定していないという。
ひなはメスで生後5、6カ月。北海道大総合博物館がDNAを分析したところ、ひなの母親と、父親と推察される
オスが、両方ともアホウドリの血を引いていることが分かった。また、アホウドリが他の鳥と交雑した例はないこと
などから、同博物館は「『アホウドリの子でない』ということはないと思う」としている。
アホウドリは、乱獲のため小笠原諸島では1930年代に絶滅。現在日本では伊豆諸島の鳥島、鳥島から繁殖の
ため移送された先の小笠原諸島の聟島などに生息しており、親鳥はこれらの島から媒島へ飛んできて繁殖した
とみられる。
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