熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレat WILD
熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ - 暇つぶし2ch86:名無虫さん
11/02/16 09:53:44 .net
ジャマイカは南岸の首都キングストンは平均気温だと熱帯だが、最高気温が案外30℃を超え難かったりもして
亜熱帯、ということになっている。そして乾燥し、800mm台の年間雨量でサボテンが多い
レゲエはこんな地で育まれている

一方、島の北斜面だと年間雨量5000mm、というのはあちこちの資料にあるのだが
コーヒー産地のブルーマウンテンの北斜面だと、最大で7800mmに達するとwikiにある
国際的に保護されている西半球最大面積のアゲハチョウであるホメルスアゲハはこんな地で育つ、
と考えがちだが、ホメルスアゲハは300mくらいの標高にいるというからそこまで多くないか(多分雨量2500~3500mmクラス)

南北アメリカ大陸とその属島では一番多い方になるかなあ
コロンビアのキブドーが7000mmだがそれを超える数値だ
但し、キブドーは標高70m程度との事ゆえ、そのもうちょっと上の方だと更に多くなる可能性もある
またギアナ高地も10000mm超えと言うが具体的な数値例はまだ見ていない

キブドーの真の凄さは、一番雨が少なくても1ヶ月500mmという全く手を抜かない雨量にある

87:名無虫さん
11/03/02 07:23:01.63 .net
ジャマイカ凄いな…
なんという極端な気候

88:名無虫さん
11/03/05 01:40:35.90 .net
 アリの頭部から柄を生やす新種の昆虫寄生菌(学名:Ophiocordyceps
camponoti-balzani)。ブラジルの熱帯雨林で発見された。元々はタイワンアリタケ
(学名:Ophiocordyceps unilateralis)と同種と考えられていたが、実際には4つの
異なる種に分類できることがわかった。専門家によると、これらの菌類はアリに
寄生しその意思を操るという。

 感染したアリは脳を支配され、いわばゾンビと化す。菌類の成長と胞子の拡散に
適した場所まで移動し、そこで絶命する。

 調査チームを率いるアメリカ、ペンシルバニア州立大学の昆虫学者デイビッド・
ヒューズ氏によると、4種の菌類はいずれもブラジルの大西洋沿岸地域に広がる
熱帯雨林に生息する。しかし、その環境は気候変動や森林破壊の影響で急速に
変化しているという。

 ヒューズ氏らは、菌類がアリの体外へ成長する様子がそれぞれ異なる点に着目
し、新種を発見するに至った。「寄生に最も適したアリの種類も別々なのではないか」
と同氏は推測している。

「未確認の昆虫寄生菌が何千種も世界中の熱帯雨林に潜んでいるに違いない。
生息環境が危機的状況にある今、未確認種の採取に全力を挙げる必要があるだろう」。
今回の研究結果は、「PLoS ONE」誌に3月2日付けで掲載されている。

URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

89:名無虫さん
11/04/11 00:59:39.57 .net
怖いねぇ~

90:名無虫さん
11/04/17 20:40:38.09 .net
(´・ω・`)

91:名無虫さん
11/04/20 23:50:16.16 .net
ベトナム当局が「アジアのユニコーン」とも呼ばれる希少生物「サオラ」の保護に乗り出した。
世界自然保護基金(WWF)は地元クアンナム省の森林保護局と協力して、サオラ自然保護区の指定を発表した。

サオラは体高約90センチ、体重約100キロ。並んで生えた2本の角は長さ50センチにも達する。
1992年に発見され、99年以降は目撃情報がなかったが、昨年ラオスで1頭が捕獲された。
しかしこの1頭を含め、これまでに捕獲された数頭はすべて短期間で死に、現在飼育されているサオラは1頭もいない。

92:名無虫さん
11/04/20 23:57:08.03 .net
野生のサオラはベトナムとラオスの国境沿いのアンナン山脈に数百頭が生息しているとみられる。
WWFなどはこの地域を保護区に指定して、ベトナム東部とラオスの国立公園西部を結ぶ
「生物多様性回廊」をつくりだすことを目指す。

保護区はWWFの森林保護官やレンジャーが巡回し、野生のイノシシやシカを捕らえるため仕掛けられた
わなにサオラがかかっていないかどうか見回る。角を取る目的でサオラが狙われることもあるという。

93:名無虫さん
11/04/21 00:03:08.64 .net
幻の動物と呼ばれるサオラは、中国の伝説の一角獣、麒麟(キリン)のモデルになったという説もある。
ただしサオラが中国に生息しているかどうかは分かっていない。

サオラ(写真提供:世界自然保護基金)
URLリンク(www.cnn.co.jp)
cnn.co.jp
URLリンク(www.cnn.co.jp)

94:名無虫さん
11/04/21 22:03:05.95 .net
名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 18:11:30.91 ID:KoUWVuQo
タイの南部域としては割合に北にあるサムロイヨート国立公園
地域内には長い乾季やマングローブ伐採による塩地化などにより
高さ3m以上の樹木が殆ど生えず、トゲトゲが5cmのアカシアやミズオジギソウや
アカザ科やハマミズナ科の塩湿地性の草本や、帰化植物のウチワサボテンだけ、なんて所もある
特に海岸近くに平行に発達する低いが東西に薄い丘陵の、陸側に隣接した平原が乾燥する

だが、その丘の海側には、熱帯雨林とまでは行かないが樹高30mで林内が年中薄暗いくらいで
樹種もフタバガキ科やクワ科イチジク属など、なんてところもある
ここはタイの他地域なら乾季になる時期も雨量は少ないが湿度だけ高く夜間にしばしば霧が発生して、森林に維持されてしまう所もあるのだという
夏季の南西モンスーンはミャンマー側の山に遮られあまり期待できず、それらが逆風になり始める11月にむしろ雨が多くなる

95:名無虫さん
11/04/21 22:07:58.80 .net
この近くで平野の都市だと年間雨量は1100mm程度と少ない筈なのだが、このような丘陵傍での精細な雨量や月別降雨は不明

プラチュアプキリカン県は南北に300kmもあり、南部ではほぼAm気候になってしまう
県全体で乾季も湿度が保持されるのか、公園外で人家近くの日当たりの良い草地に転がるココヤシの朽ちた直径50cmの根株でサイカブトムシ幼虫を
比較的簡単に発見できた(手と簡単な木の棒だけで崩せた)
タイの他地域で乾季の強い地域だと、乾季にこのような虫の幼虫を、日の当たるところの朽木で発見するなんて
非常に難しいのだが
乾燥のため枯れ木も地面も硬くなり、簡単には掘れなくなってしまう

96:名無虫さん
11/04/30 07:52:50.28 .net
世界の珍種
National Geographic News
April 21, 2011

光るクジャクベラ
 2006年にインドネシアで発見されたクジャクベラの新種(Paracheilinus nursalim)。
色鮮やかな求愛行動で知られ、オスは“ネオン”のような光を発してメスの気を引く。
 交尾後も産卵場所から離れないオスは、父親として卵を守る。幼魚の世話をする
律儀者もいるという。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph by Gerald Allen, courtesy Conservation International

ピノキオガエル
 アメガエル属の新種、通称「ピノキオガエル」(学名未定)。2008年、
コンサベーション・インターナショナル(CI)がインドネシア、ニューギニア島の
フォジャ山脈で実施した短期調査プログラム(RAP)のキャンプ地で、米袋の上に
ひょっこり姿を現した。人間の食事を“調査”しに来たのだろうか。
 オスの長い鼻は鳴く時に上を向くが、いつもはダランと垂れ下がっている。何に
役立っているのか研究中だが、解明には至っていない。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph by Tim Laman, courtesy Conservation International

97:名無虫さん
11/04/30 07:54:10.51 .net
重量級のクモ
 脚を広げると約30センチ、体重は約170グラム。南米のガイアナに生息するルブロン
オオツチグモ、別名ゴライアスバードイーター(Goliath birdeater、学名:Theraphosa
blondi)は、ヘビー級の世界チャンピオンだ。
 南米の熱帯雨林に暮らし、“バードイーター”という名前に似合わず、小さな無脊椎
動物を主食としている。ただし、トカゲや毒ヘビなど体の大きい相手にも立ち向かう
ことが知られている。
 牙に仕込んだ毒はそれほど強くないが、噛まれるとかなりの怪我は避けられない。
さらにトゲのような細かい刺激毛で全身を包み、危険を察知すると後脚で自らの腹部
を蹴る。周囲に乱れ飛んだ刺激毛は、敵をひるませるに十分な武器となる。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph by Piotr Naskrecki, courtesy Conservation International

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

98:名無虫さん
11/05/01 13:20:58.58 .net
マレーシアでマレー半島の西岸方面で最北端のぺルリス州は
北に行くほど乾季が激しいとされるマレー半島の中で、マレーシア国内ではそれを象徴するかのように
雨が少なく、年間1600mmほどしか降らない
しかも乾季は1ヶ月35mmで、Awという事になる。乾季の晴天を利用して稲作が盛ん

だがその南のアロールスターも、タイ側で北にあるサトゥーンも年間雨量は2200mm程度になる
ペルリスだけ雨が少ないのは、州の西端でタイ国境にある標高500mほどの山のせいだという。
この山で逆に年間雨量が600mm上の2800mmになっているかどうかは分からないが

一方その近隣の道路を北に進んでタイに入るとry

99:名無虫さん
11/05/05 02:57:16.68 .net
ふむ

100:名無虫さん
11/05/05 21:29:42.92 .net
100

101:名無虫さん
11/05/30 21:49:28.15 .net
熱帯だと強い南西季節風を受ける地形で
南西側が海や広い湿地(200km以上)に面していて
標高400mもあれば十分に多雨地帯になるみたいだな

というか日本でも標高300mくらいの低山地で海に面しているだけで
平地の1.5~2倍の雨量なんて地域は幾らでもある
冬に雨量が増える日本海側ですらそうだ

102:名無虫さん
11/06/14 18:35:56.98 .net
目と脚がない新種の爬虫類、カンボジアで発見
2011年05月13日 18:32 発信地:カンボジア

【5月13日 AFP】国際環境保護団体ファウナ・フローラ・インターナショナル
(Fauna and Flora International、FFI)は12日、カンボジアで2009年に発見された
ヘビに似た爬虫類について、新種のトカゲ亜目だと確認され、
「dibamus dalaiensis」と命名したと発表した。

FFIとカンボジア環境省との共同調査で新種を発見した地元動物学者Neang Thy氏によると、
カンボジア南西部の山地で見つかったこの小型の爬虫類は、目が見えず、
メスには四肢が全くない。オスにはごく短い四肢があるが、使用することはまずないという。

同様の種はアジア各地で生息が確認されているが、カンボジアで発見されたのは初めてで、
1年以上かけて確認した結果、新種だと分かったという。
発見したNeang Thy氏は「最初はメクラヘビだと思った」と語っている。
FFIによると、カンボジア人の学者が新種を発見したのは今回が初めてという。(c)AFP
_____________

▽記事引用元AFPBBNews
URLリンク(www.afpbb.com)

▽関連
Fauna and Flora International
Cambodian scientist discovers new species of blind and legless lizard
URLリンク(www.fauna-flora.org)
URLリンク(www.fauna-flora.org)

103: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】
11/07/07 01:34:07.90 .net
test

104:名無虫さん
11/07/16 21:25:42.57 .net


105:名無虫さん
11/07/24 00:13:24.45 .net
絶滅寸前のテナガザル、ベトナム北部で455匹の集団を発見
2011.07.19 Tue posted at: 11:59 JST

(CNN) 絶滅寸前とされるキタホオジロテナガザルの集団が、ベトナム北部のプーマット国立公園で見つかった。
455匹が130の群れに分かれて生息しているという。

自然保護団体コンサベーション・インターナショナル(CI)によると、この集団はベトナム国内に生息するキタホオジロテナガザルの3分の2を占める。
存続可能な規模の集団は、世界中でほかに例がない。

CIのチームは、毎朝響きわたる独特の鳴き声からキタホオジロテナガザルとその生息数を特定した。

ラッセル・ミッターマイヤー会長によれば、世界のテナガザルは25種類すべてが
絶滅の危険に直面しているが、その中でもキタホオジロテナガザルは特に深刻。
最後の避難場所として保護地区を設けることが非常に重要だと、同会長は強調する。

一帯は高地に広がる密林だが、それを分断する道路の開発計画が進んでいる。
道路開通の結果、外部から狩猟の手が伸びやすくなることも懸念される。
チーム責任者は「プーマット国立公園を直接保護しなければ、近い将来、
ベトナムからキタホオジロテナガザルは消えてしまう可能性が高い」と話している。
──────────
▽記事引用元 CNN.co.jp
URLリンク(www.cnn.co.jp)

(画像)
オス(写真左)と子どもを連れたメス
URLリンク(www.cnn.co.jp)
オスのキタホオジロテナガザル
URLリンク(www.cnn.co.jp)
オスの毛づくろいをするメス(写真左)。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
生息地の密林を横切って道路が建設されれば、生存がさらに脅かされる
URLリンク(www.cnn.co.jp)

106:名無虫さん
11/08/07 21:28:06.58 .net
☆コウモリを引き寄せる特殊な葉☆

[2011/07/29]

コウモリが授粉を媒介するキューバ原産のある植物の葉は、超音波を反射する特殊な形状であることが
最近の研究で明らかになった。

鮮やかな色彩で昆虫をおびき寄せ、授粉に利用する植物は多く知られているが、超音波を利用する葉が発見されたのは今回が初めて。
コウモリが授粉を媒介する植物は数百種あるが、目的の植物を見つけるいろいろなパターンについても研究が進められている。

中南米に生息するパラスシタナガコウモリを使った実験では、模造葉で隠したボウル状の物体を
効率的に発見できることが判明した。

その後、研究メンバーの1人であるドイツ、ウルム大学のラルフ・ジーモン氏が、キューバ原産の植物マルクグラビア・エベニア
(Marcgravia evenia)の写真を眺めていると、花の上に生えている皿型の葉が目にとまった。
ジーモン氏は、この形はコウモリの超音波を反射するに違いないと直感した。

同じく研究メンバーでイギリス、ブリストル大学に所属するマーク・ホルダレイド(Marc Holdereid)氏は、
「このときは、コウモリがマルクグラビア・エベニアの授粉を媒介していることすら知らなかった」と話す。

◆皿型の葉がコウモリの目標物に
その後、2種類の給餌器で比較実験を行ってコウモリの反応を検証してみた。マルクグラビア・エベニアの
皿型の葉を取り付ければ、約半分の時間で給餌器を見つけ出すことが判明。ちなみに一般的な形状の葉では、
6%しか短縮されなかった。

研究チームはさらに、コウモリの発した超音波が反射する様子をシミュレーションし、反射波の強度と方向についても調査。
付近を飛ぶコウモリは、ほぼすべての方向、同じ強度で反射波を感知していることがわかった。

ジーモン氏によると、野生のマルクグラビア・エベニアは個体数が比較的少なく分布もまばらなため、
生き残るためには遠くのコウモリも引き寄せる能力が欠かせないという。「コウモリは移動範囲が広いので、
遠く離れた場所にも花粉を運ぶことができる」。

107:名無虫さん
11/08/07 21:29:24.82 .net
◆マルクグラビア・エベニアの葉は効果的な標識
中南米には、花の内側に超音波を反射する特殊な構造を持つマルクグラビア・ホルトニ
(Marcgravia holtonii)も自生している。
だがホルダレイド氏は、「今回の仕組みはより高度だ」と説明する。「ホルトニが反射する超音波は
ごく限られた範囲にしか伝播しない。コウモリがすでに花の位置を知っている必要がある。エベニアの場合は、
遠くにいるコウモリにも見つけてもらえる」。

授粉を媒介する動物に音波の反射によって自らの所在を伝える植物は、この2種以外にはほとんど研究されていないという。
「全容解明に向けた研究は始まったばかりだ。音波を介して動物とやりとりする植物はもっとあるに違いない」。

今回の研究結果は、7月29日発行の「Science」誌に掲載されている。

▽ソース:ナショナルジオグラフィック
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
▽画像:キューバ原産の植物マルクグラビア・エベニア(Marcgravia evenia)。皿型の葉が超音波の反射に重要な役割を果たす。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

108:名無虫さん
11/08/26 08:41:32.22 .net
ほう

109:名無虫さん
11/08/26 11:56:10.42 .net
東南アジアの人が日本に働きに来て「日本のセミって大きいですねえ」と

そちらの国にテイオウゼミでも何でもいるじゃんかとw

110:名無虫さん
11/09/04 21:30:23.95 .net
低地にはツクツクボウシを一回り大きくした程度の種類しかいなかった
鳴き声も単調

ボルネオなら低地でもクロテイオウゼミがいるらしいが

111:名無虫さん
11/09/30 01:29:37.96 .net
漢字と数字と英語は苦手です。
あと、5行以上書かれても読めません。

112:名無虫さん
11/10/04 01:43:50.39 j9gG6AAe.net
マテバシイは葉が大きくて密生するため下草が生えない
これなら下も湿った状態で保たれそうだが、下草が無いのでむしろ土壌流出が激しい

一方、落葉樹林だと乾燥してしまう

熱帯だと、モモタマナの多いところで葉がある時期はマテバシイの林と似た状況になるかも知れない

葉が大きくて下が日陰になって湿りやすいが地面が裸地になってしまう樹種と
下に草が生えるが乾燥しがちな落葉樹を、交互に植えたらどうなるか?
あるいは10本ずつまとめて植えて、これが市松模様状に並んでいたら?

まあ、下の湿りが保たれる地域と、土壌が下草に引っ掛かる地域がパッチ状に並んだ森林を作りたいのだ
そのために、それぞれの性質がある樹種がどの位まとまって生えるのが一番良いか?を検証したいが
実際の植生の観察によっても、またシミュレーションによっても、物凄く難しい問題になるであろう

113:名無虫さん
11/10/18 11:37:08.41 .net
URLリンク(www.projects-abroad.jp)

ガーナでボランティアしながら旅行と観光

活気に満ちたカラフルなガーナでの生活は不思議な世界へとあなたを導きます。ガーナ文化の中心となるのがなんといっても音楽!
アクラのような大きな町であればライブバンドの生演奏に出くわせたりもします。

観光場所もいっぱいあるのがガーナです。奴隷フォートを見に行ったり、カクム熱帯雨林自然保護区で一晩過ごしたり、
ボエベング猿ビレッジの野生猿に餌をやったり、モールナショナルパークで象ウオッチングをしたり。
チャレンジ精神がさらに旺盛であればティムブクトゥまでの旅にチャレンジしてください。

画像を見る限り、超出木もある密度の高い熱帯雨林だよな

114:名無虫さん
11/10/18 12:14:01.62 .net
ガーナは国土の森林がほぼ破壊されたなんて書いてある本もあるが
保護区にはちゃんと森が残っているんじゃん
それも低地林

そもそもガーナの首都アクラは年間雨量750mmの乾燥サバンナだ
上のカクム熱帯雨林自然保護区はそこから西へ100kmほど行った所にあり、決して遠くない
特に斜面で降水量を受けやすい地形という訳でもないのにこんな森が残っている

寒流が湧き上がる沿岸部からほんの奥地に行くとAm気候で、またちょっと内陸でAw、という構成なのかも知れない

115:名無虫さん
11/10/26 11:45:50.66 .net
(CNN) 世界自然保護基金(WWF)は、ベトナムに生息していた希少なジャワサイの最後の個体が
密猟で殺され、同国のジャワサイは絶滅に追い込まれたと発表した。これでこのサイの生息地は、
世界の中でインドネシア・ジャワ島の国立公園1カ所を残すのみとなった。

WWFによると、ベトナムでは密猟が横行し、絶滅危惧種の個体数維持が難しい状況が続いてきた。
アジアに生息するサイの多くは密猟が原因で絶滅の瀬戸際に追い込まれている。一部地域ではサイ
の角を砕いて飲むと腸チフスやがんに効くと信じられているが、科学的な裏付けはないという。

WWFはベトナムに対し、残る絶滅危惧種のトラやゾウを救うため、保護策を講じることが何よりも
重要だと促した。

残された生息地ジャワ島のジャワサイは50頭を切っているといい、密猟取り締まりのパトロールを
強化するなど、絶滅を食い止めるための対策を講じる予定だという。

ソース:CNN 2011.10.26 Wed posted at: 10:38 JST
URLリンク(www.cnn.co.jp)
写真提供:WORLD WILDLIFE FUND
URLリンク(www.cnn.co.jp)
URLリンク(www.cnn.co.jp)

116:名無虫さん
11/10/30 22:33:13.91 .net
ヒマラヤ山脈にあるブータンの奥地で78年前に発見され、その後、一切の報告がなく
「幻のチョウ」と呼ばれてきた大アゲハを、日本の研究者で作る調査隊が現地で確認
しました。

調査にはNHKの取材班も同行し、世界で初めてテレビカメラでこのチョウが空を舞う
姿を捉えることに成功しました。

このチョウは「ブータンシボリアゲハ」で、大人の手のひらほどの大きさがあり、羽に
鮮やかな深紅の模様と3つの尾を持つのが特徴です。78年前の1933年にヒマラヤ
山脈にあるブータン東部の谷で発見され、その年と翌年に採集された5匹の標本が
イギリスの大英自然史博物館に保管されているだけで、その後、一切の報告がなく、
世界の研究者の間で「幻のチョウ」と呼ばれてきました。このチョウによく似た大アゲ
ハを2年前、ブータン政府の森林保護官が見つけたという情報がごく限られた研究者
に伝わり、日本蝶類学会が半年間の交渉の末、ブータン政府から特別許可を得て、
ことし8月、初めて現地調査を行いました。その結果、78年前に発見された場所と
ほぼ同じ標高2200メートルの山岳地帯の森の中で、ブータンシボリアゲハを確認しました。

調査にはNHKの取材班も同行し、世界で初めてテレビカメラで幻の蝶・ブータン
シボリアゲハが空を舞う姿を捉えることに成功しました。ブータンシボリアゲハは、
こずえの間を優雅に舞ったり、グライダーのように滑空したり、森の中を自由に飛
び回っていました。調査に参加した東京大学総合研究博物館の矢後勝也特任助教は
「世界の蝶の中でも最大の謎とされてきただけに発見したときは興奮した。

ブータン政府と協力して生態の解明に努め、アゲハチョウの進化の過程に迫りたい」と話しています。

▽記事引用元 : NHKニュース 10月27日 18時48分
 URLリンク(www3.nhk.or.jp)
*リンク先に動画あります。
東京大学総合研究博物館 研究者 矢後 勝也
 URLリンク(www.um.u-tokyo.ac.jp)

117:名無虫さん
11/11/02 02:59:04.55 .net
ブータンは低標高地は乾季の強い亜熱帯気候だが、標高2000mくらいだと
冬は最高気温は10℃を超えるものの最低気温は連日氷点下になる
最高気温は夏場で25℃以上。

更に東部の谷間だと異常に湿度が高かったりするが、年間雨量4000mmなんて事にはならないらしい
南のナガ丘陵だと世界最多雨地域もあるのだが

そんな気候ゆえ「ブータンシボリアゲハは日本に持ってきたら帰化してしまうんじゃないか?」なんて声すらある
NHKの番組では、彼らがいるのは確かに山奥だったが、人里近い里山のようなところで
山の中に所々、伐採されて明るくなった所もある状態
そこでウマノスズクサが伸び、ブータンシボリアゲハのものと思われる卵があった(一部の人が、シボリアゲハ他種より卵が小さい!と語っている)

現地の人は木を伐採するとき、萌芽更新しやすいように、胸高くらいで切っていた
こんな気配りによってここの自然が守られているのだ

アオタテハモドキとヒマラヤコヒオドシが同居する地域、というだけで、この地域の異常性が分かる
そして足りない熱帯要素として、タイスアゲハ族のチョウがキシタアゲハの替わりに
林冠近くを飛びまわるニッチに入ってしまった

118:名無虫さん
11/11/05 01:59:04.70 .net
ニューカレドニアは西岸の低地が年間雨量1100mmの乾燥地で
東岸低地が2000mm、中央の山地の東斜面が3000mmオーバーなんだとか

首都の人の住む地域が乾燥しているので「この島はオーストラリアに近いのでその影響でやや乾燥している」なんて記述も多いが
どちらの海岸かによって雨量が倍になる地域だった

なお、ニューカレドニア本島の南にあるイルデパン島では、全島が雨量2000mm前後で、初心者にも簡単にチョウなどを見つけられるらしい

119:名無虫さん
11/11/05 16:09:25.59 .net
この前亡くなった北杜夫氏は生前に太平洋各地を旅行した時網を持って行ったが
タヒチでもハナアブくらいしか採集できず、どこでも大したものは捕まえられなかった
但しイルデパン島でだけは、チョウを捕まえてから三角紙に収めるのが間に合わないほどチョウがたくさんいたという

だがニューカレドニア本島では相変わらず虫は多くなく、中心都市ヌーメアは西岸でここも乾季明けくらい(実際には雨量は少なくない時期)だが
周囲は夏枯れのような茶色っぽい葉ばかりで、そこからサン・ルイという所に行ったら小雨が降っていて虫がいなかった、との話
この雨の後で多分発生しただろうが、地図で見るとここも西岸でヌーメアから10kmも離れていないし高木も少ない山々が続く

山を越えて東岸に行くRP3という道路が当時あったかどうかは分からない
だが50~80kmほど東へ山を超えて行けば、昆虫のもっと多い地域に行けたのであろう

太平洋の真ん中の虫が供給されず種分化もしていない地域で虫がいないと嘆き、
やっとゴンドワナ由来の島に来ても、サバンナ地域だったり乾季明けだったりで失敗する、
これは、熱帯の昆虫に憧れて南の島に行ったものの「これなら日本の方がよっぽど多いじゃん!」になってしまう典型パターンだった訳だ

120:名無虫さん
11/12/16 15:49:49.17 .net
∞メコン川流域で昨年200超える新種発見=環境保護団体

【ビエンチャン12日ロイター時事】環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)は12日、拡大メ
コン圏(メコン川流域のカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、それに中国雲南省を含む
地域)で2010年に200を超える新種が発見されたことを明らかにした。その中には色鮮やかな
ヤモリ、ガーキン(ピクルスに利用される小さなキュウリ)のように見える魚、米国のロック歌手エ
ビス・プレスリーのようなヘアスタイルのサルなどが含まれている。
 WWFは、この地域の生物多様性は驚異的で昨年1年間で200以上、つまりほぼ2日に新種
1種が見つかったと指摘した上で、この豊かさを維持するためには地域協力と意思決定が重要
だと述べた。
 WWFは今年、ベトナムのジャワサイが密猟により絶滅の危機に直面していることを明らかにし、
地域の野生生物が危険にさらされていることが浮き彫りになった。
 WWFの拡大メコン圏保護責任者スチュアート・チャップマン氏は、「2010年に発見された新種
は科学分野では目新しい生物だが、多くは既に食卓に上る運命にあり、生息地の減少と絶滅の
危機に直面する中で生存に苦戦している」と訴えた。
 報告書「ワイルド・メコン」に挙げられた208種の新種の中には、鮮やかなオレンジ色の脚、黄色
の首、青灰色の胴体を持つヤモリがおり、胴体の側面は鮮やかなオレンジ色で、黄色い線が入っ
ている。ベトナム南部の島で見つかった。
 また、白黒の上向きの鼻を持ち、プレスリーのようなヘアスタイルをしたサルがミャンマーの山岳
地帯カチン州で見つかった。地元の人々によると、このサルは雨の日には上向きの鼻に水が入ら
ないようにしているかのように、頭を両膝の間に抱えている様子が見受けられるという。

121:名無虫さん
11/12/16 15:50:08.06 .net
 そのほかには、自己複製によって繁殖するため、繁殖にオスを必要としないトカゲ、ガーキンの
ような外観の魚、それに5種の食虫植物が挙げられている。この植物の中には、ネズミや鳥さえも
おびき寄せて消化してしまうものもある。
 チャップマン氏は「拡大メコン圏の政府は、生物多様性の保護が負担だという考えをやめ、長期
的な安定を確実にするための投資だと認識する必要がある」と指摘した。その上で「政府が生物
多様性の保護と維持に投資しなければ、この地域の豊かな生物多様性は失われる。生物多様性
は、地球が環境の変化に直面する中で、長期的な安定を確実にする基盤となるものだ」と語った。
[時事通信社]
(2011/12/13-12:13)

ソース:時事ドットコム 2011/12/13-12:13
URLリンク(www.jiji.com)
画像
URLリンク(www.jiji.com)

関連記事:WWF
New species discovered every two days in the Mekong
URLリンク(wwf.panda.org)
画像:大メコン圏で発見された幻覚作用があるヤモリ「Cnemaspis psychedelica」
URLリンク(assets.panda.org)
画像:小鳥
URLリンク(assets.panda.org)
動画:Wild Mekong: New species in 2010
URLリンク(vimeo.com)

122:名無虫さん
11/12/19 02:20:47.67 .net
ブラジルのサンパウロ州にブラジル最大都市のサンパウロがあってここは標高760mと南回帰線あたりの緯度のせいもあり冬にちょっと冷え込む温帯
そして乾季は乾くし総雨量も1500mm未満

リオデジャネイロの方は沿岸にあり熱帯だがサバナ
だがサンパウロから南に60km沿岸部に行ったサントス港だけは熱帯雨林だ
年間雨量2000mmオーバーで乾季も無く、一番寒い月でも平均20度は越える

間には600~1000mの山地が挟まっていて、トンネルも出来ている
この山地の海岸側の斜面だと雨量も多いのだろう

リオ付近でも山地は熱帯雨林との事だが、冬の気温が低いから
600mも登ったら18度以下になって温帯になってしまう

123:名無虫さん
11/12/25 14:49:51.81 .net
URLリンク(www.jopp.or.jp)
ミャンマー各地の雨量データ

124:名無虫さん
11/12/27 04:43:16.04 .net
>>123ミャンマーはちょっと海寄りだと物凄く雨量が多いなあw

タニンダーリ~モン州でタイとの国境沿いの地域に注目すると
カンチャナブリーに隣接する辺りからインド洋に出た地域が物凄く雨量が多いが
これがタイに近付くとどんどん雨量が減り、タイ側では1300mm未満になってしまう

タークのメーソート~ミャワディー辺りは雨量がそんなに多くなく
もう少し南、タイの国土が凹んでいるあたりから雨量が急増する
この辺はカレン州の南半分に接していて、カレン州にも年間雨量4000mmオーバーの地域があるという

ラチャブリーに接する辺りは雨量が少なめで、ペチャブリーに接する辺りは一転して雨量が増える
その南、プラチュアプキーリーカンの一番細い所に接する辺りもまた雨量が極めて少ない、というかタイとほぼ同じ気候だなw
その南からまた1700mmくらいになると

最南部のコータウンの雨量が物凄く多いという話だが、この図を見る限りはそれが分からないね
この図がどこまで正しいかも分からん

ミャンマーのタニンダーリやモン州の旅行記も近年は増えているが、どこも高木だらけという訳ではない
それぞれの場所と、この地図を比較していったらもうちょっと面白いかな

125:名無虫さん
11/12/30 03:01:05.29 .net
>>116-117妙な話に、なってしまったものだ・・・・・・・・・・

126:名無虫さん
12/01/22 01:21:11.68 .net
そうですね……

127:名無虫さん
12/01/25 18:17:11.39 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)

カンボジアのカルダモン山脈でも最もベトナムに近い地域であるエレファント山脈では
5000mmくらいの雨量が降る
大きな町のカンポットから10kmほど離れた、フランス植民地時代にカジノのあるリゾートもあった
Phnom Bokorもそんな位置にあり、標高が山頂でも1000mほどであるが霧に覆われ、山の斜面は熱帯雨林に覆われている

プイヨード氏が、早期から各種大型甲虫に関する記載を出来たのはこんな環境がフランス領インドシナにあったからなのかと納得する

Bokorと、ジャワのBogorとは特に関係ないが紛らわしい(宗教関係で同語源?)
Bogorは年間雨量3800mmでしかも乾季というものが存在しない地域だが、Bokorは乾季はあるもののその時期でも霧に覆われ湿度が保たれる
だが、Bokorには滝があるのだが乾季には水が無くなるとの事

128:名無虫さん
12/01/26 07:58:20.32 k8Rgvxem.net
ポウ

129:名無虫さん
12/02/12 09:16:59.12 .net
>>124>カンチャナブリーに隣接する辺りからインド洋に出た地域が物凄く雨量が多いが

その辺は今投資が集まっている

130:名無虫さん
12/03/04 03:17:17.69 .net
パラゴムノキは高温多雨の地域でないと大きくは育たず、従ってサバナ気候に属する地域では栽培されない、というのが定説であった
実際、年間雨量が2000mmであっても、乾季が3ヶ月ほどあると、従来の品種では乾季に葉を落としてしまう

だが近年、耐乾性の強い品種が誕生した。
従来のものより葉が分厚く、葉の裏に生える毛が従来のものより長く、乾燥に耐えられるのだ
これは年間雨量1000mm、乾季が6ヶ月という地域でも、土壌の塩分が多過ぎなどの地域でもなければ
問題なく育つ。乾季でも、在来樹種の3割ほどが殆ど葉を落としているのに、パラゴムとマンゴーとベンガルボダイジュとタマリンドは
全くびくともしない

パラゴムは50cmほどの苗を植えた後、5年ほど、高さ5mもならないうちからラテックスが収穫可能になる
だが乾季には収穫量が大幅に減ってしまう
植栽後に30年くらいになると樹液の量が減り、これは軽軟な材として利用する。軽いとは言っても、
学習机や簡易な本棚であれば問題なく使える
植栽後に10年も過ぎると、林内は昼も暗いほどであり、蒸発量も少なくなる

だがそれゆえに他の植生を一切許さない樹種である。下草が無いので、土壌流出が懸念される
雨緑樹林の地域では本来は乾季には明るくなり、それを生かして繁茂する低木も多いのだが
それらが一切育たない。生物多様性の観点からもこれでは戴けない

この耐乾性パラゴムは、焼畑などで樹木が失われた土地に植えて、とりあえず樹林地にしてしまえる樹木としては
山火事を起こすユーカリに比べると遥かに優れている。ただしあまりにも成長が早いため、他の植生を一切シャットダウンしてしまうのだけが
問題なのだ

もしこの耐乾パラゴムを使って多様性もある森林を回復させたかったら、5×5の25本を綺麗に正方形に植え、10年経ったら真ん中の1本を伐採して
そこに乾燥フタバガキ樹種を植えるか、鳥の好きな果樹をつける樹種、たとえばナンヨウザクラなどを植え、
更に10年経ったら中心近くの樹木8本のうち4本を切り、そこにベンガルボダイジュを植えて、徐々に残ったゴムノキを絞め殺させてもっと明るい林にして
鳥による糞散布も使って自然林に近付け、残存するパラゴムから樹液を採ったり、材木として利用する、という事になるか
だが、傾斜地ならもっと根を深く張る樹種が良い

131:名無虫さん
12/03/04 03:21:10.02 .net
パラゴムの植林地で中が暗いほどに成長した地域では、乾季の終わり近くで外気温35℃の時でも
そのパラゴム植林地ではずっとひんやりとしていた
むしろ在来植生の落葉樹林の方が暑いくらいであった

このひんやり具合を、全体の本数のうち何本に1本切っても維持できるか?あるいは1本だけ落葉樹に置き換えても維持できるか?
と考えて、その置き換え可能な本数分だけ別の樹種に徐々に置き換える、と考えていくことになる

132:名無虫さん
12/03/05 04:21:08.64 .net
某島の空港のある地点の年間雨量が2300mm、でもここは空港のためもあり多くの樹木が切り払われている
潮風が吹き付ける海近くの平地で乾いた感じ

ここから島の中部に行くと、その山の斜面は40mクラスのフタバガキ科+パラゴムノキが生えている
パラゴムノキは旧来の品種で、2000mmクラスの雨量があっても葉を落とすようなものだが、山中で湿度が高いところでは
乾季でも葉を落としていない
また木が大きくなり過ぎ(樹高25m、胸高直径30~50cm)でラテックス量が減って作業されず放置されているので、
下層植生も10~15mになってジャングルに戻りつつあるw
あるいは下層植生に、何故か巨大なクワズイモ類ばかりが生えている所もあった

そして南端の岬では、乾燥+潮風のため、再び樹木が殆ど無くてパルミラヤシくらいしか目立つ樹木は生えていなかった

一方雨量2/3の同国首都では、耐乾品種のパラゴムノキが緑化樹として植えられているところもあった次第
将来は新聞記者に「首都の空港はジャングルに覆われ」とか書かれて、乾季の弱い地域か?とか勘違いする人が増えるのであろう

133:名無虫さん
12/03/05 22:18:02.15 .net
顔に葉のような突起が密集するカグラコウモリの新種がベトナムで確認された。

 新種「グリフィンズ・リーフノーズド・バット(Griffin's leaf-nosed bat、学名:Hipposideros griffini)」
は2008年、チュー・モン・レイ国立公園(Chu Mom Ray National Park)で発見。首都ハノイにあるベトナム
科学技術アカデミーのブ・ディン・トン(Vu Dinh Thong)氏によれば、既知のグレート・リーフノーズド・バット
(Great leaf-nosed bat)と間違えるほどよく似ていたという。

 しかし、同氏のチームは新種の可能性があると考え、網で何匹か捕獲。コウモリたちはおとなしく、
簡単に確保できた。

 ブ・ディン氏は、「体の大きさは近いが、グレート・リーフノーズド・バットなどは捕まると怒りを
あらわにする」と電子メールでコメントしている。「一方、グリフィンズ・リーフノーズド・バットはかなり
穏やかな性格のようだ」。

 ただし、別の厄介な生き物との戦いが待っていた。雨期のチュー・モン・レイ国立公園は、信じられないほどの
数のヒルに占拠されるという。「コウモリをわなに掛けようとしている間、ヒルが猛烈に襲ってきた」
と同氏は振り返る。「幸い、何とか乗り切れたが」。

◆まだ謎は多い

 ブ・ディン氏らは捕獲したコウモリが出す音波の周波数を記録し、数匹から組織も採取した。周波数は
グレート・リーフノーズド・バットとは異なり、新種の可能性を示唆。遺伝子分析の結果は、
ブ・ディン氏の予感通りだった。

「このコウモリの詳細はほとんどわかっていない」と同氏は話す。ほかのカグラコウモリと同様、鼻にある
葉のような奇妙な突起で、反響定位(エコロケーション)の精度を上げているようだ。反響定位とは、
音波を発してエサなどの物体からの反響を受信する方法である。

134:名無虫さん
12/03/05 22:23:52.67 .net
 グリフィンズ・リーフノーズド・バットは2つの国立公園でしか確認されていない。ただし、今後の調査で
新たな生息地が見つかるかもしれないとブ・ディン氏は考えている。

「今回の発見は、ベトナムに極めて多様なコウモリが生息しており、一部はいまだ発見されていない
可能性を示している」。

 研究の詳細は「Journal of Mammalogy」誌で発表された。

Photograph courtesy Vu Dinh Thong

▽画像 新種のカグラコウモリは、鼻の突起で反響定位の精度を上げている可能性がある。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽記事引用元 National Geographic News(February 27, 2012)
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽Journal of Mammalogy
「A new species of Hipposideros (Chiroptera: Hipposideridae) from Vietnam」
URLリンク(www.asmjournals.org)

Chu Mom Ray National Park
URLリンク(en.wikipedia.org)
この国立公園があるKon Tum省は、隣がラオスとカンボジアの国境くらいの位置
同じ緯度の沿岸部はクイニョンだから乾燥地だが、国立公園のある山奥だと記事通りのヒルだらけの多湿地となる
コントゥムの省都でもまだかなり乾燥している

135:名無虫さん
12/03/06 01:31:37.57 .net
タイ南部からバンコクへと飛行機で乾季に北上する時は
スラータニー県のカオソック国立公園のダム湖周辺までがジャングルで
それより北東は一気に乾燥林、という感じに見えた

だが飛行機の右側座席からしか見ていない
つまり、南西季節風の影響を受ける斜面の側は良く見えるのだが
反対に北東季節風の影響を受ける斜面は見えなかった
その斜面を見ていない限り、熱帯雨林はスラーターニーのカオソックより南だけなんて
安易な判断はできない

136:名無虫さん
12/03/06 21:33:39.27 .net
>>10>>17耐乾パラゴムノキ園の樹木が若いうちは地面の光量がたっぷりあるから
樹間にパイナップルを植えている
パイナップルは、葉先が鋭くて南米の原産地では毒付き吹き矢の先端に使われた程である
また原種やかつての品種は葉の周り全体に棘があり、リュウゼツランと実質同じだった

パラゴムノキを植えて8年後に樹冠が鬱閉するともう何も植えられなくなってしまうがw

137:名無虫さん
12/03/07 04:29:46.88 .net
グーグルマップに従えば
東斜面は2~4月にも青々しているね

138:名無虫さん
12/03/20 09:45:37.88 .net
モア、ドードー、リョコウバトなど、数多くの動物が絶滅していますが、
生き残った個体がいて再発見されるのは、さかなクンが関わったクニマスの
事例のようにわずかです。

そんな貴重な事例の1つが、オーストラリアの孤島、ボールズ・ピラミッドでの
ロードハウナナフシ再発見です。
オーストラリアの本土から東に600km離れたところにロード・ハウ島があります。
このあたりの島々にはサンゴ礁や海水の浸食によってできた険しい山があり、
独特の生態系もあることからユネスコ世界遺産(自然遺産)「ロード・ハウ島群」
として登録されています。
20世紀初頭まで、ロード・ハウ島には「ロードハウナナフシ」という、体長が12cm
ぐらいある巨大なナナフシが生息していました。ヨーロッパからの来訪者が驚いて
「木のロブスター」と呼んだこの虫を、地元の漁師は釣りエサとしても使用していました。

1918年、イギリスの補給船Makamboがロード・ハウ島近海で座礁。1人の乗客が溺れ、
その他の乗客は船が直るまでの9日間をロード・ハウ島で過ごしました。このとき、
船にいたクマネズミが島に上陸、ナナフシはよいエサとして捕食され、1920年には
もはや見かけることはなくなってしまいました。1960年代になって、ロード・ハウ島の
南東にあるボールズ・ピラミッドへとロッククライミングに出かけた一団がありました。
ボールズ・ピラミッドはGoogleマップで見ても大きな影が南側にできているほど険しい島で、
まるで岩山の先端が海の上に付き出しているかのような形をしています。

クライマーたちは絶滅したはずのロードハウナナフシの死骸、それも最近死んだものが
転がっているのを見つけました。しかし、ナナフシは夜行性ということもあって、夜にこんな
険しい島に虫探しに来ようという物好きはおらず、長らく生きた個体は見つかりませんでした。
オーストラリアの科学者、David Priddel氏とNicholas Carlile氏が2人のアシスタントとともに
ボールズ・ピラミッドを訪れたのは2001年早くのこと。海から島を見上げた彼らは、ナナフシが
生息できそうな植物群が点在しているのを確認し、島に上陸しました。上陸自体にも非常に
難航し、のちにCarlile氏は「泳いだ方が早かったと思うけれど、たくさんのサメがいたからね」
と振り返っています。

139:名無虫さん
12/03/20 09:46:35.76 .net
500フィート(約150m)にわたって垂直な崖をのぼった彼らが見つけたのはコオロギでした。
特別なものを何も発見できなかった彼らは仕方がなく崖を下ってきましたが、その途中で
フトモモ科のMelaleucaという植物が生えているのを見つけ、その真下に巨大な昆虫が最近
したフンを発見しました。これがどこから来たのかと興味を持った科学者たちは、夜間の
観察を決行。ついに、巨大な黒光りする昆虫を見つけました。
彼らが見つけたナナフシは合計で24匹。最初にこの光景を見たとき、Carlile氏は「まるで、
昆虫が世界を支配するジュラ紀に戻ったみたいだった」と感じたそうです。のちに、これらは
Dryococelus australis(ロードハウナナフシ)だと確認されました。この翌日、そして2年後と
調査を重ねた結果、これらはもはやボールズ・ピラミッドにしか生息していないということが
確認されました。いったいどうやってロードハウナナフシが海を渡ってボールズ・ピラミッドへと
移り住んだのか、鳥が運んだのか、漁師が運んだのか、なんらかの植物に乗っていたのかは
特定に至っていません。

オーストラリア政府はロードハウナナフシの保護を決定。2003年2月に2組のつがいを捕獲し、
1組はナナフシに詳しいシドニーの昆虫ブリーダーに、1組はメルボルン動物園に運ばれました。
昆虫ブリーダーに渡された2匹は2週間ほどで死んでしまったものの、メルボルン動物園に
渡された「アダム」と「イブ」はPatrick Honan氏による賢明の努力によって産卵に成功。
2008年には700匹のナナフシと1万1376個の卵にまで増やすことができました。
今後、このロードハウナナフシをロード・ハウ島へ戻すかどうかは決まっていませんが、もし戻す
のであれば天敵であるネズミの徹底的な駆除と、島の人々の協力が必要となってきます。
絶滅を食い止めてめでたしめでたし、ではなく、ここから先、元の環境へ戻すにはどうするのか、
戻したときに再び絶滅しないように何をしていくのか、まだまだ課題は尽きません。

URLリンク(gigazine.net)
URLリンク(gigazine.jp)
こちらはロードハウナナフシが孵化する様子を撮影したムービー。
URLリンク(vimeo.com)

140:名無虫さん
12/03/23 01:23:30.67 .net
 植物の種類が豊富な場所といえば、まず熱帯雨林が思い浮かぶ。ところが、ごく小さな面積に限った場合、
草原の方が植物の種類が多いことがわかった。
 最新研究は、多様な植物生態系に関する世界中の調査結果を網羅した上で、「50平方メートル未満の範囲なら、
植物種が最も多いのは草原」と結論付けている。

 研究チームの一員でアメリカにあるノースカロライナ大学チャペルヒル校の植物生態学者ロバート・ピート氏は、
「植物相が豊かな場所イコール熱帯雨林という考えは、面積を限定しなければ間違っていない」と話す。

「ところが、先行研究とデータベースを詳しく分析したところ、草原の多様性について驚くべき事実が判明した。
ある程度は予想されていたが、熱帯雨林を超えるレベルだとは思わなかった」。

 しかも、あまり肥沃でない刈り取られた牧草地などの方が多くの種類に恵まれていることも明らかになった。

◆植物が多様な草原

 ピート氏の研究チームは、入手可能な生物目録をすべて集めてデータを分析し、面積あたりの植物多様性を算出した。

 単位面積が大きい場合には、やはり熱帯雨林の豊かさが突出している。例えば、1ヘクタール(1万平方メートル)
あたりの世界記録はエクアドルの熱帯雨林で、942種の植物が確認されている。100平方メートル部門では、
コスタリカの熱帯雨林が233種でトップだった。

 熱帯雨林の場合、林冠(森の上層)の高さが林床(地表面)から50メートル以上に達する場合が多く、
この空間でさまざまな生物が育まれる。

141:名無虫さん
12/03/23 01:24:08.97 .net
 しかし、維管束植物の生物多様性に関する限り、高さは重要ではない。維管束植物には、シダ類やヒカゲノカズラ、
顕花植物、針葉樹などさまざまなタイプが含まれる。

(本文>>2以降に続く)

▽画像 ルーマニアのクルージュ・ナポカ近郊にある草原。0.1平方メートルの範囲に生息する植物種の数が世界で最も多い。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽記事引用元 
National Geographic News(March 21, 2012)
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽Journal of Vegetation Science
「Plant species richness: the world records」
URLリンク(onlinelibrary.wiley.com)

◆ヨーロッパやアルゼンチンの草原が勝利

 維管束植物に着目すると、東ヨーロッパやアルゼンチンの草原が最上位に君臨する。

 チェコの草原では、49平方メートルの範囲に131種が生息しており、世界最高記録となった。1平方メートル
部門では、89種が生息するアルゼンチンの草原に座を譲る。0.1平方メートルに限定すると、ルーマニアの
草原の43種が1番となった。

「多くの種類がこんな小さな範囲に詰め込まれているとは驚きだ」とピート氏は語る。「草原の草が刈り取られると、
光を求める競争が始まるらしい。さらに、低い成長率と肥沃でない土壌という条件が組み合わさって、
多数の植物種が小さな範囲に密集するのだろう」。

 なお、十分に肥料が施された芝地は植物多様性のホットスポットにはならないという。豊かな栄養分を
わずかな植物種が独占し、ほかの種を締め出すからだ。

142:名無虫さん
12/03/24 08:11:49.61 .net
◆謎に満ちた草原の植物多様性

 熱帯雨林と草原という2種類の生態系だけがなぜ優れた植物多様性を誇るのか。今回の発見により、新たな
研究活動が刺激されるだろう。

 研究チームでは、さまざまな地域や生態系を対象に、平均的な植物種の数を把握する包括的な調査を進める
予定だという。「われわれが発見した傾向は、どの地域でも当てはまるのではないだろうか」とピート氏は
述べている。

 研究の詳細は、「Journal of Vegetation Science」誌オンライン版に3月16日付けで掲載された。

Photograph courtesy Jurgen Dengler

(以上本文引用ここまで)

143:名無虫さん
12/03/25 21:01:13.15 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)

インド南西部ケララ州南端近い、ティルヴアナンタプラム(トリバンドラム)市の月ごと及び年間雨量

22.7
24.4
40.4
117.4
230.4
320.8
226.8
138.1
174.6
281.7
184.5
65.9
年間1,827.7 (mm)

wikiにある通りのAwとAmの境界近いAm気候
定義上の乾季も3ヶ月だけだ
雨の多過ぎる月も無く、乾季も20mm程度の雨が降る、つまり月に2回くらいは雨が降るか
インドの低地としては一番安定している方の気候だろう

144:名無虫さん
12/03/25 21:50:02.37 .net
URLリンク(repository.kulib.kyoto-u.ac.jp)

1963-64年の知見

原文の47ページにタイのパラゴムについて述べられている
当時はカンボジアのゴム園が世界一と言われていたらしいが、その後ポルポトの時代を経て今はどんな品種を植えているのだろうか?
そしてタイでパラゴムを栽培しやすいマレー半島のチュンポンや南東部のチャンタブリでなく、マレー半島のもっと北や、ラヨーンでゴム栽培を始めたことについて
適地で無いから将来性は無いだろう、と書かれている

だがその後、耐乾品種が出回ったことで状況が大きく変わってしまったのだ
今では東北タイのあちこちにゴム園が出来ている
2000年から急増を始めていて、石油価格の上昇、自動車需要の増大に伴うタイヤ需要の増大などにより天然ゴムもどんどん価格が上がった

1980年代半ばにはアブラヤシの方が収益性が高いので、マレー半島多雨地ではパラゴムを切ってアブラヤシを植える動きが盛んであった
だがゴムの値上がりにより、再びゴムを植える例が増えているという

一方で、
・アブラヤシの油も足りないので、マレー半島ではやっぱり収益性の高いアブラヤシへの転換を続ける
・最新のパラゴム耐乾品種は東北タイにも耐えるが、アブラヤシは耐えられない。だから東北タイではパラゴムノキを植える

という動きも見られる

ただ、去年のタイの洪水による自動車生産の落ち込みが、タイの天然ゴム生産そのものに降り掛かってしまったという
更にギリシャ危機による世界的な不況の影響で天然ゴムの価格が最盛期の半分に落ちてしまい、このパラゴムブームも
どうなるか分からない、という

なお、1年半前までは、どうやっても天然ゴムが足りない状況が2014年までは続く、と予想されていたとの事

また、アブラヤシが足りないとはいっても、チャオプラヤー下流域でココヤシを植えまくった時期が10年ほど前にあり
ココヤシの油は大量に生産される訳で、それでどこまで代替出来るか?も分からんな

145:名無虫さん
12/03/29 11:38:32.81 .net
インドネシアのスラウェシ島で、ある新種のスズメバチが発見された。しかしこのスズメバチ、
そんじょそこらのスズメバチとはわけが違う。体がはちゃめちゃに大きいのだ。その大きさなんと6.35センチ!
URLリンク(news.searchina.ne.jp)

これを発見したのは、カリフォルニア大学デービス校で昆虫学を研究しているリン・キムシー教授。彼女は
今回のスズメバチの大きさと凶暴性を見て、「まるでスズメバチ界のコモドドラゴンだ」と話している。

またこのスズメバチのあごは異常に大きく、オスの場合、開くと前脚より長くなるという。ここまであごが
大きい理由としては、敵から巣を守るため、そして交尾中にメスを抑えるためだと考えられている。

ちなみにキムシー教授は、インドネシアの国章となっている神鳥にちなんで、このスズメバチを「ガルーダ」と名づけるつもりらしい。

身の毛もよだつような恐ろしい見た目を持つ今回の巨大モンスターバチ。このスズメバチの生態は、スラウェシ島の南西部に生息していると
いうことぐらいしか分かっておらず、これからさらなる研究が進められることだろう。一体どんな発見がなされるのか、楽しみなような、楽しみじゃないような……。
(文=田代大一朗)

参照元:Daily Mail(英文)
URLリンク(www.dailymail.co.uk)

サーチナ 2012/03/27 URLリンク(news.searchina.ne.jp)

参考画像 ▼あごが前脚より長く、キムシー教授は「どうしたらこれで歩けるのかが不明」と話している
URLリンク(sociorocketnews.files.wordpress.com)

▼こんなのと遭遇したら、悲鳴も出ないくらいビビってしまうだろう
URLリンク(sociorocketnews.files.wordpress.com)
______________________________________

だが2.5inchと原文にあるが、実際には2.5cmだったという
まあ面白い大顎の、ベッコウバチ類であるのは事実だ

146:名無虫さん
12/03/30 20:50:34.29 .net
∞山火事と開発でインドネシアのオランウータンが危機に

【ジャカルタ28日ロイター時事】環境保護団体などが28日、明らかにしたところによると、インドネシア・
スマトラ島の北部では、山火事とパーム油生産のためのプランテーション開発でオランウータンが生息
地を奪われており、今後数週間で約200頭が死ぬ恐れがある。
 これらのオランウータンは、スマトラ島北端のアチェ州のラワ・トリパと呼ばれる森林・泥炭地に住んで
いるもので、同島全体では約6600頭が生息している。環境保護団体「トリパを守る同盟」によると、アチェ
州のジャングルの3分の2以上はパーム油生産のために開発されている。
 パーム油はアブラヤシの実で作る植物油で、食用油やバイオディーゼル、ビスケット、石けんなどの
原料として使われている。インドネシアは世界一のパーム油生産・輸出国だ。
 「トリパを守る同盟」のメンバー、グラハム・アッシャーさんは、衛星画像では先週からトリパで山火事
が続いており、これが続けば、残された森林に追いやられているオランウータンが全て死んでしまう恐れ
があると指摘した。アッシャーさんは「乾燥状態がさらに続けば-その公算が大きいのだが-森林とその
中にいるオランウータンやマレーグマ、トラなど全ての生き物が数週間のうちに永遠に失われる可能性
が高い」と語った。
 森林破壊は、スマトラトラやジャワサイなどの動物にとって脅威であると同時に二酸化炭素(CO2)の
排出増加にもつながる。バリトラとジャワトラは過去70年間に消滅した。
 インドネシアでは昨年、新規プランテーション開発の認可を2年間凍結する措置が取られたが、環境
保護団体「ワルヒ」によると、アチェ州では実施から数日で違反行為が見られたという。同州での最後の
認可は前州知事がカリスタ・アラム社に昨年8月に与えたもので、ワルヒはこれが無効だとして前知事
を相手取って裁判を起こした。評決は来週出る予定だ。[時事通信社](2012/03/29-10:56)


ソース:時事ドットコム 2012/03/29-10:56
URLリンク(www.jiji.com)
画像:
URLリンク(www.jiji.com)

147:名無虫さん
12/04/22 14:08:31.80 .net
Bach Ma National Park

ベトナムのフエの内陸方面にある
低地ですら3000mmの雨量のフエの山岳地域
URLリンク(www.vietnamspirittravel.com)

8000mmというのは東南アジアでこれまで知られている限りでは最多かなあ
だが山岳の多雨地域ではどこでもこの程度の雨量が期待できる

148:名無虫さん
12/07/19 00:40:48.35 .net
カンボジア密林で新種のヘビ、深紅色のうろこに白黒の輪
2012年07月18日 08:58 発信地:プノンペン/カンボジア

【7月18日 AFP】カンボジアの熱帯雨林でこのほど、
鮮やかな紅色のうろこに白黒の輪状模様のついた新種のヘビが発見された。

国際環境保護団体フォーナ・フローラ・インターナショナル(Fauna and Flora International、FFI)が
16日発表したところによると、「カンボジアン・ククリ(Cambodian Kukri)」と命名されたこの新種は、
野生生物の生息地が失われつつある南西部カルダモン山脈(Cardamom Mountains)で見つかった。

卵に穴を空けるため弧状に発達した後牙がネパールの短刀「ククリ」の形に似ているため
「ククリヘビ」と呼ばれる仲間の一種だという。

発見者の1人の爬虫(はちゅう)類学者、ニアン・タイ(Neang Thy)氏は、
「ククリの大半は地味な色をしているが、この新種は深紅色に白黒の輪があり、美しい」と話している。(c)AFP
_____________

▽記事引用元 AFPBBNews
URLリンク(www.afpbb.com)

▽関連リンク
*Fauna and Flora International
Scarlet snake discovered in Cambodia
URLリンク(www.fauna-flora.org)
URLリンク(www.fauna-flora.org)

149:名無虫さん
12/07/19 00:48:48.68 .net
カルダモン山脈は今まで先進国の研究者が入れなかったカンボジアだが
実は旅行しやすい、というわけで今は新種発見のホットスポットだなあ

カンボジアで最多雨地域で熱帯雨林が広がっているからとにかく森に入る

どっかのサイトで、ここで何種類植物を見つけられたか分からん、と書いていた人もいたな
マレーシアより多様性が高いという

150:名無虫さん
12/07/21 03:41:31.31 .net
チョンブリーの山からアンルーナイ~カオチャマオ~チャンタブリー~カルダモン山脈~エレファント山脈~カンポート~フーコック島まで

ベトナムのバンメトート、ダラット、バオロクあたりは別のレンジなのかな

151:名無虫さん
12/08/25 09:19:43.46 .net
前:白夜φ ★[] 投稿日:2012/08/24(金) 00:37:06.78 ID:???
<フィリピンでフクロウの新種10種を発見、鳴き声が決め手>
2012年08月23日 19:05 発信地:マニラ/フィリピン

【8月20日 AFP】フィリピンでフクロウの新種10種が見つかった。
フィリピン生物多様性保護プログラム(Philippines Biodiversity Conservation Programme)の
Lisa Paguntalanフィールドディレクターによると10種のうち8種は別の種の亜種と考えられていたもので、
残る2種は全くの新種。

米ミシガン州立大学(Michigan State University)の鳥類学者と野鳥観察家、
国際環境NGOバードライフ・インターナショナル(BirdLife International)などが、
博物館所蔵の剥製や高精細写真、鳴き声の録音を分析して新種であることを確認した。

外見はほとんど変わらず、鳴き声の違いが判断の決め手だったという。
調査ではフクロウの鳴き声を捉える最新の録音システムが活用された。

いずれの種も小さな孤立した島や森のごく限られた場所にしか生息していないため絶滅の危険にさらされている恐れがあるという。
研究には10年かかり、各団体間の調整を経て発表された。(c)AFP
______________

▽記事引用元 AFPBBNews
URLリンク(www.afpbb.com)

▽関連
Michigan State University
Two new owls discovered in the Philippines
URLリンク(news.msu.edu)
URLリンク(news.msu.edu)

152:名無虫さん
12/09/08 17:34:02.47 .net
>>63最近また別の資料があった
「地球の歩き方」だがw

北部はやや雨量大目、アンナン山脈のベトナム側は全般としてはむしろ雨量は少ない
南部はチャンパーサックもアッタプーも雨が多く2500~3000mm、となっている

夏の季節風が完全シャットアウトの盆地に入ってしまうと、アンナン山脈側は乾燥してしまうと
だがもっとベトナム寄りだとやっぱり湿潤気候だったなんて説明も某サイトで読んでいる

153:名無虫さん
12/09/17 12:01:47.86 .net
コンゴで新種のサル発見、大きな目と黄金色の毛が特徴
2012.09.13 Thu posted at 11:46 JST

ケニア・ナイロビ(CNN) 米国の研究チームがアフリカのコンゴ(旧ザイール)で新種のサルを発見したとして、
12日の米科学誌プロスワンに論文を発表した。サルの新種は過去28年で2種類しか確認されていないという。

見つかったのはコンゴ中部ロマミ盆地の森林に生息するオナガザルの一種で、大きな目とピンク色の顔、
ふさふさした黄金色の毛を持つ。
体型や大きさは東部に生息するフクロウのような顔のオナガザル「フクロウグエノン」に似ているが、外見に大きな違いがあるという。

発見のきっかけは、コンゴの森林を調べていた調査団が、
近隣の集落で見たことのないサルが民家につながれているのを見つけたことだった。
森で母ザルがハンターに殺された子ザルを、地元の少女が引き取り、ペットとして飼っていたという。
少女の父親によれば、このサルは地元の人たちの間で「レスラ」と呼ばれ、ハンターにはよく知られた存在だという。

研究チームは鳴き声の録音や組織採集、生態観察などの現地調査と並行して、
遺伝学、人類学的な検証や、頭がい骨の形状の比較などを実施し、3年がかりの研究を経て新種と断定した。

レスラが生息している森林はこれまでほとんど学術調査の対象になったことがなく、今後も科学的に重要な発見が期待できるという。
しかし伐採や狩猟によって原生林が脅かされているのが現状で、研究チームはレスラを象徴として、
この地域の森林保護を訴えていきたい意向だ。

CNN
URLリンク(www.cnn.co.jp)

154:名無虫さん
12/09/29 08:31:23.26 .net
>>86最近、コロンビア太平洋岸で新たに、12000mmの年間雨量の地域が見つかったらしい
どちらかと言うとコロンビアでも北寄りとの話

年平均気温、乾季が無い事、なども含めて考えると、これが多分最高クラスの熱帯雨林気候だろうな
この辺はどこも新種の宝庫で、生えている植物の2/3がいまだ学会に報告されていない、などという

もっともサトイモ科の着生植物ばっかりだがw
更にゲリラの活動地域なので、下手に入ったら誘拐され、殺される可能性の方が高い

155:名無虫さん
12/10/12 18:01:59.41 .net
青いキノコ、ボルネオ島で大量の新種
October 9, 2012

 新種と見られるイッポンシメジ属のキノコ。ボルネオ島、マレーシア領北部のキナバル山の標高
約2000メートル地点で、詳細な調査を目的として採取された。

 2週間に及ぶ生物多様性調査では、約300種の菌類を収集。うち100ほどは新種と考えられている。
調査チームによると、今回得られたDNAサンプルをはじめとする各種データから、キナバル山に
生息する菌類の大まかな数が初めて判明するという。

▽ナショナルジオグラフィック
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
英語原文
URLリンク(news.nationalgeographic.com)

▽画像
URLリンク(images.nationalgeographic.com)

156:名無虫さん
12/10/12 18:54:11.38 .net
>>147wikiにベトナム中部海岸地帯の都市の雨量グラフが大量に掲載されているようだ

157:名無虫さん
12/10/12 23:19:00.22 .net
ベトナム中部最北の都市ヴィン
URLリンク(en.wikipedia.org)
やや冬雨型。イネの生育期が乾季気味、収穫期が雨季というか土砂降り
乾季というか18℃ギリギリで、まあ冬だな

ゲアン省は「夏暑く冬寒く、台風も来る。ベトナムで最も気候が厳しい」などと称される地域だとの事
昆虫マニアならゴクリと唾を飲みそうな、上手く乾季の少雨を低温で打ち消しているような気候に見えるかも知れんが
ここで暮らすのは大変だ

158:名無虫さん
12/10/12 23:31:53.38 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
ドンホイも同じような気候だが冬に1.5℃くらい暖かい
雨量は1300~4000mmとあるが、この地域は台風が来ないと旱魃になるか

URLリンク(en.wikipedia.org)
フエは年間雨量3000mm前後、この辺だと1月まで強い雨が続く
一応熱帯雨林ということになるが、冬季は20℃ギリギリ、乾季?は60mmの雨量で、底冷えもするとの事で
亜熱帯寄り、という事になるか

URLリンク(en.wikipedia.org)
南に隣接するダナンは冬でも最高25℃ちかくとさわやかな暑さになる
雨量は減って熱帯モンスーンに戻るが雨林は一応成立するレベル
フエとダナンの間の峠で、雲が切れ、寒さが和らぎ乾燥する、などという

URLリンク(en.wikipedia.org)
その南のクアンガイ
完全に東向きの海岸だからか、雨量がもうちょっと平均化する

159:名無虫さん
12/10/12 23:39:24.47 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
クイニョンまで来るとサバンナ気候という事になる
年間1700mmにまで減り、乾季もそこそこ厳しい

URLリンク(en.wikipedia.org)
ニャチャンでは年間1300mm台、乾季が実質8ヶ月という乾燥気候になってしまう
だがこの辺までは台風に影響される
その南のファンランでは、年間雨量600mm台のところもある

その南ではメコンデルタになるが、ホーチミン市の1800mmというのはメコンデルタでは最も多いくらいで、
川の中央に近づくほど少雨になる
そしてもっと南下してカマウ半島になって、2000mmに戻る

160:名無虫さん
12/10/13 22:07:50.78 .net
ベトナム中部はその山奥にサオラがいるので面白い

世界遺産のあるホイアンのデータも
URLリンク(stw-vietnam.com)

乾季そのものは3ヶ月と短いのだが、準乾季というべき100mm程度かそれ未満の月も合わせると8ヶ月
これが中部ベトナムの標準で、またそれゆえに一度森林が無くなると回復が難しい
そして北半球の夏に当たる時期がずっと、この雨が少なめの時期に当たっている

161:名無虫さん
12/11/12 22:12:44.73 .net
気候変動でアラビカ種コーヒーが絶滅?
Amanda Fiegl   
for National Geographic News  
November 9, 2012

世界中の人々が愛飲するコーヒーは、1日に16億杯が消費されている。しかし、イギリスの王立植物園キューガーデンが
このほど発表した研究結果によると、一番飲まれている野生のアラビカ種が2080年までに絶滅する恐れがあるという。
気候変動が原因だ。

野生種に限った話なので深刻な状況とは思えないかもしれないが、市場に出回るコーヒー豆はその野生種を基にした
栽培種から収穫されている。野生種が絶滅すると、栽培種も遺伝子的な面からさまざまな脅威に弱くなる危険性がある。
その結果、やがては私たちの口に入るコーヒーの品質が低下し、価格が上昇するかもしれない。

「元来アラビカ種は病気や害虫に弱く、生産性の面で問題が多い。生産者は、常に野生種を利用して遺伝的多様性を維持している」と、
キューガーデンによる今回の調査プロジェクトを主導したアーロン・デイビス(Aaron Davis)氏は話す。

栽培種のコーヒーは、大きく分けてアラビカ種(野生種の「Coffea arabica」由来)と、
ロブスタ種(「Coffea canephora」由来)の2種に限られる。
しかし、コーヒーの木を15年間調査してきたデイビス氏によると野生種は125以上あり、しかも未確認の種がさらにあるという。

「調査し始めて最初に驚いたのはその点だ。非常に重要度の高い作物だが、いまだに全種の解明には至っていない。
そして、そうした野生種の中に有効な遺伝子を持つ種がある」。

162:名無虫さん
12/11/12 22:13:43.95 .net
▽記事引用元 National Geographic
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

▽関連 
PLOS ONE
The Impact of Climate Change on Indigenous Arabica Coffee (Coffea arabica): Predicting Future Trends and Identifying Priorities
URLリンク(www.plosone.org)

◆アラビカ種の危機

国際コーヒー機関によると、アラビカ種は世界の生産量の7割を占めており、コーヒー産業の中核を成しているという。
しかし、その大部分の先祖は17~18世紀にエチオピアで採取されたごく少数の原木に溯る。
遺伝子プールが狭く(遺伝子の多様性が低く)、「それがひ弱さにつながっている」とデイビス氏は指摘する。

今回の研究では、フィールド調査とコンピューター・モデリングを組み合わせ、さまざまな気候条件下で、
野生のアラビカ種にどのような影響が出るかシミュレートされた。
栽培種の原産地でアフリカ最大のコーヒー生産地エチオピアと、南スーダンの一部の地域に焦点が当てられている。

その結果は「非常に深刻」なものだった。最良の気候条件下でも、2080年までにアラビカ種に適した生育地の66%が消失。
最悪の条件下に至っては、ほぼ全滅する恐れがあるという。
しかもこの想定には気候変動だけが条件として取り入れられており、森林破壊は考慮されていない。

163:名無虫さん
12/11/12 22:14:51.65 .net
デイビス氏のチームは4月、南スーダンのボマ高原(Boma Plateau)を訪れた。
当初はコーヒー生産の可能性を探るための調査だったが、深刻な野生アラビカ種の状況に気付いたという。

「現地の森林を調査してから、救済措置を探る方に目的が変わった」と同氏は言う。
研究では、ボマ・プラトーの標本をできるだけ早く種子バンクに保管する必要性を提唱している。2020年までに絶滅するおそれがあるためだ。

アメリカ、ミズーリ植物園の植物学者ピーター・レイブン(Peter Raven)氏は今回の研究には関係していないが、
「アラビカ種は通常、熱帯地域の高地の植生で生育する。既に生態系の中で危機的な状況に追い込まれているため、
気温が上昇すると行き場を失ってしまう」と話す。

国連開発計画(UNDP)がまとめたレポートによると、アラビカ種コーヒー生産世界第3位のエチオピアでは、1960年以降、
年間平均気温が1.3度上昇しているという。

「生育に適した気温の幅はごく狭く、野生種も栽培種も気候変動には弱い」とデイビス氏は語る。
「アラビカ種が気候変動の進行に脅かされていることは、単純なシミュレーションでもすぐにわかる。
このまま放っておけば、やがてはコーヒー生産に悪影響が出るのは間違いない」。

今回の研究結果は、「PLOS ONE」誌に11月7日付けで掲載されている。

164:名無虫さん
12/11/13 03:59:13.61 .net
ボマ高原について調べたが、スーダンは内戦が激しかったのであまりデータは無い
だがエチオピアに近い部分に関してはデータがあるらしく、そこでは年間雨量1300~1800mmとある

物凄い多雨地帯というわけではない。だが、アフリカとしては十分すぎる雨量だ

コーヒーベルトと昆虫の多い地域が重なっているのは興味深い
かつては自然破壊の代表のようだったプランテーション農業も、近年では有機栽培作物が
高値で扱われるなどで親自然な作業や構造へと向かっている部分も多い

165:名無虫さん
12/12/11 02:45:23.36 .net
URLリンク(www.youtube.com)

Moringaつまりワサノビキとかキャベツノキと呼ばれる熱帯の有用樹種
アブラナ科に近縁で、樹木になり乾燥に強く、野菜として葉を食べることが出来、
またビタミンやミネラル豊富、カラシ成分で滋養にも良い

植物図鑑で知っていたが、注目されているなあ
乾燥にもかなり強い植物だからサバナ気候向け
葉が野菜になる有用植物だから材を過剰伐採する人もいないし、土地を裸地にしないで済む
現地では青汁のようにして生薬として使ったりしている

ワサビノキの成分で水を浄化、細菌を殺し鹸濁物を沈下させるともあるね
いい事ずくめだがあくまでもビジネスwww

モリンガという音の響きが良いんだよなあ
アフリカっぽくて
実際にはインド原産とあったがw
モリンガはあくまでもラテン語の属名だ

だが、アフリカの陽気なハーブ「モリンガ」青汁登場!
滋養に良くて健康に!とかの売り文句で日本でも使えるかいな?って訳だw

166:名無虫さん
12/12/25 16:33:19.52 .net
URLリンク(www.afpbb.com)

ゾウのふんから集めた超高級コーヒー豆、タイのホテルが発売

【10月26日 AFP】香りの強いコーヒーが好きなら、次の旅行先にタイはうってつけの場所かも─。タイの高級ホテルチェーンが、
ゾウのふんから集めたコーヒー豆の販売を始めたからだ。

「ブラック・アイボリー(Black Ivory)」と名付けられた新ブレンドは、ゾウが消化して排せつしたコーヒー豆を使用しており、
なめらかな口当たりと強い香りが特徴とされている。

 販売元のアナンタラ・ホテルズ(Anantara Hotels)が「自然なプロセスで洗練された」と形容するこのブレンド。
値段はなんと1キロ当たり1100ドル(約8万8000円)、カップ2杯分が約50ドル(約4000円)で、世界最高級ブレンドの1つだ。

 アナンタラは25日、AFPに送った声明で次のように説明している。「研究の結果、コーヒーに含まれるたんぱく質がゾウの消化酵素により
分解されることが分かっています。たんぱく質はコーヒーの苦味の主な原因の1つとされているので、これが減ることにより苦味がほとんどなくなります」

 ゾウの体から排出されたコーヒー豆は、ゾウ使いによってふんの中から回収され、日干しされる。製造場所はアナンタラが
タイ北部に持つゾウ保護センターで、ここには30頭のゾウがゾウ使いとその家族と共に暮らしているという。

 コーヒー市場では近年、「ブラック・アイボリー」のほかにも高級ブレンドが登場している。フィリピンやベトナム、インドネシアに
生息する樹上性哺乳類ジャコウネコのふんから集められるコーヒー豆も、同価格帯で販売されている。ジャコウネココーヒーは
米ニューヨーク(New York)のあるコーヒー店では1キロ748ドル(約6万円)で売られている。(c)AFP/Sebastian Smith

シベットコーヒーより高値とは強気だなあ!
熱帯のコーヒー産地は雨量が一定レベルある地域だ
他方で、もっと売れる産品が良いとコーヒー栽培を諦める人たちも多い

ゾウやウマのように、反芻せずに盲腸の微生物が発酵させる生物である事が大事だな

167:名無虫さん
12/12/25 16:39:29.02 .net
他に果実食の良い動物はいないかなあ?

南米ならテンの仲間のタイラというのが有望かな
アライグマの仲間のコーヒーも良さそうだが、あいつら手が器用だから
果肉を指先で摺り剥がしたりしそうだな

バクあたりも良いかなあ

サルは手が器用過ぎるかな

アフリカにはアフリカゾウがいるが、アフリカ人はゾウを飼い慣らす文化を持っていない
インド人のゾウ使いに言わせれば「アジアゾウより易しいぞ?」との事だが、一般的には
より強暴だとされている

ゾウでもう1つ考えたくなるのは、ゾウにコーヒーの収穫まで任せられるか?という事だ
枝葉もみんな食ってしまうだろうし、コーヒーの実は同時にみんな熟すわけじゃないし
深い茂みの枝の中にまとめて実ってる感じだからゾウの鼻先じゃつまみ切れんぞと
否定されそうだが

また排泄されたゾウ糞から掘り出すわけだが、折角粉々にした糞を放置したら勿体無い
糞にワラや赤土を混ぜて1年放置してからコーヒー農園に施肥したいね

168:名無虫さん
12/12/25 17:01:17.12 .net
パンダがコーヒー豆食ってくれたらベストなんだがなあwww

あいつらは消化管に留める時間が短過ぎるのが欠点だ
ブランド価値だとこれがベスト

ウマも消化管に留める時間が短いね
青草を食ったら、葉緑素が残った状態で長さ2cm以上の繊維だけで出来た糞が出て来る始末
表面に消化酵素の影響を受けた薄膜すら無い

169:名無虫さん
13/01/17 23:51:37.48 .net
年間雨量だけで言えばインド洋のレユニオン島もなかなか多く、低地の東海岸で3000mm台、
その山岳地で6250mmとかに達する

ただしレユニオン島はサイクロンが来るかどうか雨量が全く違う

なおこの島は絶滅したソリエールはともかく、昆虫でも飛べない生物がいたりしてなかなか面白い

170:名無虫さん
13/01/17 23:58:22.56 .net
レユニオンドードー だったすまん

ゾウガメもいたらしい

171:名無虫さん
13/01/24 23:12:08.73 .net
ホーチミン市近郊で新種のトビガエルを発見
2013/01/22 12:34 JST配信
(C)AFP, Nguoi Lao Dong
URLリンク(www.viet-jo.com)
URLリンク(www.viet-jo.com)
 オーストラリアの研究者が、ホーチミン市近郊の平地林で、新種のトビガエルを発見した。
15日付グオイラオドン紙(電子版)などが報じた。

 発見したのは、シドニー市にあるオーストラリア博物館の両生類生物学者
ジョディ・ローリー氏。ホーチミン市近郊をハイキング中に、大きな緑色のカエルが切り株に
座っているのを見つけ、調べてみると新種のトビガエルと判明した。ローリー氏はこの新種の
カエルに母の名ヘレンにちなんで「ヘレントビガエル」(英名:Helen’s flying frog、
学名:Rhacophorus helenae)と命名した。

 トビガエルは木から木へと飛び移り、滑空するのに適応して進化した水かきがついているのが
特徴。ヘレントビガエルは体長9センチほどで、80種類ほどいるトビガエルの中でも良く飛ぶ
部類だという。

 現在研究者たちは、絶滅の脅威がないか生息地の環境を調査しているが、平地林は人間が
簡単に立ち入ることができるため、伐採や開発の対象とされやすく、既に危機的な状況に
あるという。ヘレントビガエルは現在東南部のビントゥアン省とドンナイ省での平地林のみで
生息が確認されている。

ソース
URLリンク(www.viet-jo.com)

172:名無虫さん
13/02/10 16:34:10.74 .net
>>147>>156-160
ハイヴァン峠 の雨量が知りたいね
標高は470m程度だから物凄くは多くは無いだろうが、
3000mmのフエのさらに斜面だから5000mm近くになりそうだなあ

173:名無虫さん
13/02/10 20:40:40.22 .net
>>172
ダナン近郊のバーナー高原bana hillsで1400m、雨量2500mm
ただし標高1000m付近は更に雲が多くいつも雨が降っている、とある

Back Maに関しては、山頂で7900mm以上とはっきり明記されるようになった

174:名無虫さん
13/02/11 10:47:44.64 .net
>>60のデータが観光地ばっかりになっている

一方で
URLリンク(www.tmd.go.th)
ここは見方に慣れると面白い
トンパープン郡なんて初めて見たぞ

175:名無虫さん
13/02/11 11:39:12.03 .net
スラタニーって気象台があるのはちょっとだけ海に突き出したところで多雨
一方で都市は雨量が少なく乾季が激しい
サムイ島は雨量が多過ぎない程度

プーケットも空港周辺より、一見乾いている筈のプーケット市内の方が多雨、など
ソンクラーもソンクラー市やハジャイの大学構内は雨量が2000mmオーバーだが
何故か空港は非常に乾いている
多分その南のダンノックも乾燥しているのだろう

ちょっと丘があってその陰になったり風上になったりで雨量が倍以上違う事もある
これが熱帯の気候の厳しさか

176:名無虫さん
13/02/11 18:30:29.78 .net
ハジャイ大学とハジャイ空港の間は10km未満しか離れておらず、その間に山などがある訳でもないのだがなあ

177:名無虫さん
13/02/24 23:31:57.15 .net
ガーナのクマシ

URLリンク(worldweather.wmo.int)

年間雨量1400mm、最少雨月15mmというのは確かに湿潤サバンナだが
60mm未満を乾季とするなら、2ヶ月しか乾季がない
そんな気候なのでちょっと頑張ればカカオ栽培が可能というわけだ
海岸から160kmも内陸だが、この辺りには上手く雨が降る

ガーナ国内ではこのような地域を熱帯雨林地域と称しているようで、
そういった地域で昔からカカオ栽培がされていたと考えるべきか
アクラだけ見てこんな700mm台でどうやってカカオを?と考えてはいけない

178:名無虫さん
13/04/25 00:20:19.95 .net
ベトナム中部の昆虫相は2005年くらいからクワガタマニアが手を出して発見が相次いだ模様

179:名無虫さん
13/05/01 08:21:10.12 .net
URLリンク(homepage2.nifty.com)
カンボジアの気候

シェムリアップとシハヌークビルをグラフ内で混同しているのは愛嬌としてw、

まあラタナキリとコッコンとシハヌークビルで年間雨量が多い
コッコンはこのグラフの限りでは3800mmクラス、シハヌークビルは3100mmクラス、というところか

これとは別に、タイ東部チャンタブリーからのパイリンのグラフも見つけたが2700mmクラス
近年国境周辺という事で、また山地が近く注目したい地域だが
まだ安全面でちょっとどうか?

180:名無虫さん
13/06/03 11:09:31.27 .net
タイの昆虫の産地を見ると
ドイ・プイというのがよく出てくるが
ドイ・ステープ、ドイ・インタノン、ドイ・チェンダオの3つは観光本や昆虫本でよく出てくるが
ドイ・プイってどこだ?って、行った事の無い人は思ってしまう

URLリンク(www.thaismile.jp)

ドイ・ステープの1つ奥の山、などと紹介されたこともあるが、

一番ぶっちゃけて言えば、モン族に会える観光村って訳ですw

ドイ・ステープは標高1000mクラス、ドイ・プイは1600mクラス
年間雨量は2000mm程度
麓ののチェンマイ市の1.6倍にも達する

ただしこの山にはクワガタはあまりいないかも?と言われた事がある
でもテナガコガネが多いとの事だが、外国人が採集したら逮捕だな

181:名無虫さん
13/07/10 NY:AN:NY.AN .net
ミャンマーのチャイティーヨー・パゴダは今にも落ちそうな岩の上にあるので有名だが
場所はヤンゴンから直線距離150km、曲がって180km、トラックに揺られて5時間と決して遠くは無いものの
モン州の北端あたりにある
本当に山際だ

このロケーションだがやや湾内だから雨量はどうか?と思ったら

URLリンク(www.travelmyanmarasia.com)
Area - 38606 acres.

Climate - Warm and humid
Annual rainfall - 145 inches
Average temperature 28 0C

Type of forest - Tropical rainforest .

ミャンマーの多雨林でマレー半島の影響のある地域をを知る入門場所として結構良いのではないかなあ?
エーヤワディー管区の山はそれらとは区切られているので影響が弱いだろうね

182:名無虫さん
13/07/17 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ミャンマー動物紀行 大西信吾 著
ここに「ミャンマー北部の冬季に冷え込む地域では、乾季の水分の失われ方が少ないため
フタバガキ科の常緑の大木が茂る森になっている」と興味深い事が書かれている
確か雲南のシーサンパンナも同じ条件だったな
一方、北緯25度もあるので、ココヤシは生えないという

183:名無虫さん
13/07/17 NY:AN:NY.AN .net
その本を見たら
いわゆる常緑熱帯雨林はミャンマーでは4500mmくらいないと分布しない、みたいな書かれ方をしているなあ
ミャンマーは乾季が6ヶ月と長いところが多いから、雨の量だけで喜んでいたら季節林でしたって
事になる

カレン州のパアン周辺も雨量4000mmだが、林冠は鬱閉していないタイプの森林だという

また、海に面している山の西斜面ばかり見てしまうが、東斜面がむしろ重要だと書いてある
朝の気温が低く霧が発生している時間に日差しが照らして乾季に地面の乾燥が抑えられるのが東斜面で、
こういう所は午後は日陰になって蒸発が抑えられる
西斜面は、霧の無い暑い時間帯に日光が当たって乾いてしまう、との事

海はほぼ西向き?と思えるミャンマーだが、ごく一部の地域で少しでも北東季節風に湿度を与えうるところでは
冬季にも急にまとまった雨が降るらしい

184:名無虫さん
13/07/18 NY:AN:NY.AN .net
>>182冬季に雨が降る日もあり湿度が失われないのはカチン州とかサガイン州だという

ベトナム中部やタイ南部のように、1月になった方がむしろ雨の量が増える、とかとは違うらしい

185:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
ビルマの竪琴の舞台のモデルとなったムドン収容所は、
モウラミャインの更に南30kmにある

小説や映画にも、雨季に酷い雨が降りっぱなしの描写がある

186:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
ミャンマー南部ダウェーの年間降水量は約5,000ミリ。これは東京やバンコクの3倍に相当する。
しかも降雨のほとんどが6~8月に集中するためか、市中心部の市場には至る所に傘が売られていた。

日中でも1時間ぐらいの間に、土砂降りの通り雨が2度ほど駆け抜ける。あっというまに去っていくと今度は強烈な日差しが戻る。
傘は雨だけでなく日差しよけでも大活躍。この時期のダウェーの市民に、傘は必携品の一つだ。

ダウェーを含むミャンマー南部の海岸で6~8月に雨が多いのはタイとの国境にある山脈に南西季節風の雨雲がぶつかるためだ。
国境を越えてタイ側に入ると快晴。似たような経験はやはり国境に山脈があり多雨のラオスからベトナム中部高原へ抜ける時にも経験した。
キャベツなどラオス産高原野菜がタイでは増えているが、今後はミャンマー産も、物流の発達でお目見えすることだろう。

URLリンク(news.nna.jp)

187:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
>>86ジャマイカの低地で雨が多い熱帯雨林気候なのは
島の北東海岸に面した地域、例えばポート・アントニオなどである

北なら何でも良いかと北西岸に行ってモンテゴベイだと
乾季はキングストンよりやや湿度が高いものの地面を湿らせ切るに至らず
雨季は毎月100~150mmと熱帯としては少ない、という具合なので注意

188:名無虫さん
13/07/28 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.currentresults.com)

Rainfall
Average total precipitation in a year Days Place Inches Millimetres
93 Kingston        32.0 813
113 Montego Bay 43.7 1110
? Morant Point 121.3 3082
? Port Antonio 64.3 1634
142 Cinchona Gardens 91.9 2335

189:名無虫さん
13/07/28 NY:AN:NY.AN .net
Average total precipitation in a year Days Place Inches Millimetres
93                         Kingston  32.0    813
113                        Montego Bay 43.7  1110
?                          Morant Point 121.3  3082
?                          Port Antonio  64.3  1634
142                      Cinchona Gardens 91.9  2335

Cinchona Gardensの場所
URLリンク(www.limetreefarm.com)
ブルーマウンテン中腹のむしろ南斜面だなあ

URLリンク(en.wikipedia.org)
ジャマイカのまさに東端

ポートアントニオについて、年間雨量1000mmと書いた資料も多く
ただその中で1ヶ月300mmオーバーがあり、乾季もあるが月に20~30mm程度雨が降って
またジャマイカは冬季に28℃程度までしか気温が上がらず、蒸発がある程度抑えられて
森林性になる?みたいな書き方であった
一方、この資料では年間で1600mmオーバーになっている
ポートアントニオの乾季は、3ヶ月間だけ30mm前後が続いて、何故か80mmオーバーの月が来て
もう1ヶ月30mm程度、というものであるらしく
こういう場合は乾季は実質3ヶ月って事に近くなる
といっても作物栽培や苗木の植え付けなんかには障害になるが

1600mm台で乾季にも30mm程度、なら、そこそこの森林になるだろうなあと
まあポートアントニオの画像を見たらかなり森林の密度は高いかなと

190:名無虫さん
13/07/29 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.guidetocaribbeanvacations.com)

The wettest part of Jamaica is the John Crow Mountains,
which absorb the full brunt of the moisture-laden air coming off the Caribbean.

This region reportedly receives as much as 300 inches of rain annually.

The name John Crow is the local term for the turkey vulture (buzzard),
the bald, red-headed scavengers that often make their nests in cliff hollows and on ledges.

ヒメコンドル山脈、あるいはジョンクロウ山脈
年間雨量7500mmオーバー
ブルーマウンテンよりこっちの方が多かったか
しかも標高は1100mまでで、あまり気温も下がらん

URLリンク(en.wikipedia.org)
ホメルスアゲハ情報
ブルーマウンテン、ジョンクローマウンテンにはまだいるだろうけど多くなく、
西部のコクピットカントリーに50頭だけ!

URLリンク(www.cockpitcountry.com)
The highest rainfall totals in the Cockpit Country occur in the central core, which receives 250-380cm annually.
Rainfall diminishes along the periphery to 175-250cm.

ジャマイカ西部でもなかなか雨量の多い地域はある
ここは標高も低め
URLリンク(en.wikipedia.org)

現地の動画はみんなレゲエ風味www

191:名無虫さん
13/08/14 NY:AN:NY.AN .net
プロ市民(国籍不問w)ガチ推しの飛翔体キムチ太郎当選で未来はピカドン明るいね

URLリンク(www.hoshusokuhou.com)

192:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
【8月16日 AFP】(写真追加)テディベアとアライグマを掛け合わせたような見た目の新種の小動物を、
南米アンデス山脈の高地で発見したと、米スミソニアン協会国立自然史博物館
(Smithsonian Institution National Museum of Natural History)のチームが15日、 国際動物学誌ズーキーズ(ZooKeys)に発表した。
西半球で肉食哺乳類の新種が見つかったのは35年ぶりという。

 膝の上に乗るサイズのこの小動物は、研究チームによると実は長年各地の動物園や博物館で展示され、
エクアドルやコロンビアの森林にも生息していたものの、やや大型のアライグマ科の動物「オリンゴ」と同一種だと
勘違いされていた。しかし、オリンゴとは繁殖行動を一切せず、何かがおかしいとみて研究を進めた結果、
アライグマや中南米産の小動物キンカジュー、オリンゴと同じアライグマ科の最小の種だと判明したという。

「オリンギト」(小さなオリンゴの意)と呼ばれるこの新種動物には、「Bassaricyon neblina」との学名が付けられた。
大きな丸い目と小さなかぎ爪を持ち、枝を伝って木から木へと飛び移ることができるオリンギトは、主に果実を餌としているが、
昆虫も食べるという。体重は約1キログラム。夜行性で、木の上で生活することを好み、1回の出産で1匹の子しか産まないという。

 研究チームは約10年かけ、博物館にあるオリンギトの標本が採取された場所が、オリンゴの生息地よりも高
い海抜1500~2700メートルの高地だったことを突き止めた。DNA分析でも、オリンギトとオリンゴが別の種だとの結果が得られた。

 オリンギトは、オリンゴよりも体が小さく、頭部と歯の形状も異なる。また、オレンジがかった茶色の体毛は
オリンゴより長く、密集して生えている。

 研究チームは、野性のオリンギトが今も生息しているかどうか確かめるために南米を訪れ、西アンデス山系の
雲がかった高地の森に多数のオリンギトを発見した。

193:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
 ただ、研究チームによるとオリンギトの従来の生息地は、既に42%が農地か住宅地として開発されてしまっているという。
研究チームのクリストファー・ヘルゲン(Kristofer Helgen)氏は、「アンデスの高地森林帯は危機に瀕した生物が数多く暮らす
唯一無二の世界だ。オリンギトが大使となって、エクアドルとコロンビアの高地森林帯に世界が関心を持つようになればうれしい」
と話している。(c)AFP/Kerry SHERIDAN

▽画像 米スミソニアン協会(SmithsonianInstitution)が公開した新種のアライグマ科の小動物オリンギトの写真(撮影日不明)。
(c)AFP/MarkGurneyforSmithsonianviaGettyImages
URLリンク(img.afpbb.com)
他の写真は記事引用元をご覧ください。

▽記事引用元 AFPBB News( 2013年08月16日 11:05)
URLリンク(www.afpbb.com)


▽ZooKeys
「Taxonomic revision of the olingos (Bassaricyon), with description of a new species, the Olinguito」
URLリンク(www.pensoft.net)

194:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
絶滅危機のトキ、カンボジアで新たな生息地を確認 WWF
2013年08月21日 12:00 発信地:プノンペン/カンボジア

【8月21日 AFP】絶滅の危機にあるオニアカアシトキ(学名:Thaumatibis gigantea)の巣が、
カンボジア北東部のこれまで生息が確認されていなかった場所で見つかり、野生生物保護活動家らは種の生き残りに期待を膨らませている。

羽毛のない頭部と長いくちばしが特徴のオニアカアシトキは、生息地の減少と密猟により絶滅の危機に追いやられている。
野性のオニアカアシトキの生息数は約345匹にとどまり、その9割がカンボジアで確認されている。

世界自然保護基金(World Wildlife Fund for Nature、WWF)の声明によると、カンボジア・ストゥントレン(Stung Treng)州の
メコン川流域の生物多様性に富む森林地帯で7月、地元の農民がオニアカアシトキの巣を発見した。
その後、WWFの調査チームが現地調査を行い、巣の中で卵2つを温めるオニアカアシトキの成鳥を確認している。

WWFとともに地域の鳥の巣保護プロジェクトを運営している現地森林当局のある当局者は、
「メコン川流域でのオニアカアシトキの巣の発見は、種の生き残りに希望をもたらすため、非常に大きな意味を持つ」と話す。

オニアカアシトキは1994年、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)のレッドリストに「近絶滅種(CR)」として登録された。
生息地はカンボジア、ラオス、ベトナムに限られている。(c)AFP
__________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年08月21日12:00配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)

もともとこの鳥はインドシナ半島に広く分布していたが、今では殆どカンボジアしかいない
体長105cmにもなる巨大なトキ、というか、アオサギよりでかいなw
日本のトキは76cmで体重が1.4~最大2kgにもなるというが、単純計算だ4kgオーバー?本当かよ
流域の国の農薬使用量が増えているから、そんな重い鳥だと卵が割れるのも仕方ないのかなあ

195:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
日陰を求めて飛び跳ねるガの幼虫、ベトナムに生息
2013年08月21日 10:27 発信地:パリ/フランス

【8月21日 AFP】ベトナムに生息するガの一種の幼虫は、木の葉を巻いて作った「乗り物」を飛び跳ねさせるというユニークな方法で
日陰に移動するというカナダの研究チームの論文が21日、英国王立協会(British Royal Society)の
専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。

ガの一種「Calindoea trifascialis」の幼虫は、卵からかえって2週間ほどすると体の周りに木の葉でミノムシのみのの
ようなものを作って地面に落ち、飛び跳ねて移動し始めるという。
カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館(Royal Ontario Museum)のキム・ハンフリーズ(Kim Humphreys)氏によると、
飛び跳ねる頻度は1秒に1回ほどで、1回のジャンプで移動する距離は4分の3センチほど。
通常は3日間ほど主に日中に移動を続け、約2週間後に羽化する。

幼虫にとって太陽光による乾燥は地上の天敵であるアリより大きな脅威だとみられるため、日陰を求めるためにこのような生態を獲得したのだと研究チームは考えている。
幼虫がこのような曲芸をする昆虫はほかにも存在するが、「乗り物」を自ら作ってそれを独創的な方法で動かす点で、このガは珍しいという。
また、他の昆虫はランダムに移動するのに対し、このガは特定の方向に移動することができる。

■飛び跳ねる幼虫の動画へのリンクはこちら
URLリンク(youtu.be) URLリンク(youtu.be)
(c)AFP
___________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年08月21日10:27配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)

▽関連リンク
・Biology Letters
Not looking where you are leaping: a novel method of oriented travel in the caterpillar Calindoea trifascialis (Moore) (Lepidoptera: Thyrididae)
URLリンク(rsbl.royalsocietypublishing.org)
・Royal Ontario Museum
Discovery of jumping behaviour in a caterpillar, Calindoea trifascialis, in Vietnam
URLリンク(www.rom.on.ca)

196:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
これってベトナムのどこなのかなあとリンク先を
URLリンク(www.rom.on.ca)

This caterpillar lives in the hot, dry open forests of southern Vietnam and feeds on the leaves of dipterocarp trees.
南ベトナムの乾燥林のフタバガキ科の森としか書いてないw
ベトナムは全体的に南の方が乾燥する傾向にあるのは分かるが

科学+ではアリより乾燥が怖いと書いているがまあシアンを含んでいて有毒なのか
それでアリも食わないと

197:名無虫さん
13/09/11 03:18:35.05 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)

ホーチミンのすぐ東のドンナイ省
Climate

??ng Nai lies in the monsoon tropical zone and is affected by the north-east and south-west monsoon.
It is also put under the influence of Pacific Ocean tropic atmosphere between April and October.
Climate is cloven in two distinct seasons. The rainy season lasts from March or April to November and
the dry season from December to March or April of the following year. Average temperature goes between 23.9-29.0C,
much lower than standard level of the tropical regions (26-30C). Its rainfall is quite high with 1,500 - 2,700mm.

On average, the weather is sunny for 4 - 9.5 hours a day and does not exceed 11.5 hours per day, even on the
hottest and sunniest days. Total rainy days within a year are between 120?170 days (standard level of tropical
region is 150?160 days) with total rainfall of some 1,500 - 2,750mm. The average humidity is around 80 - 82% and h
umidity in the dry season is 10 - 12% lower than that of the rainy season. The humidity is inconsiderably differential among the areas.

??ng Nai Province's weather with regular sunshine, rain and high humidity equally found in the localities
facilitates agricultural production and development of industry and cultural and tourism activities.

ここにトリアン湖??というダム湖がある

ベトナムからはコーカサスオオカブトも発見済み

198:名無虫さん
13/11/18 05:39:06.33 .net
URLリンク(www.afpbb.com)
絶滅危惧種サオラ、ベトナムで15年ぶりに撮影 WWF
【11月14日 AFP】2本の角を持つ絶滅危惧種の動物、サオラ(Saola)がベトナムで15年ぶりに見つかり、
この動物の復活の希望が高まった。自然保護活動家らが13日発表した。

?サオラはレイヨウに似た動物で、捕獲が極端に難しいため「アジアの一角獣」と呼ばれることもある。
世界自然保護基金(WWF)とベトナム政府がベトナム中央部のアンナン山脈(Annamite Mountains)に仕掛けていたカメラが、9月にその姿を捉えた。

?WWFベトナムのバン・ゴク・ティン(Van Ngoc Thinh)カントリー・ディレクターは、「私たちのチームが最初に
写真を見た時は目を疑った。サオラは東南アジアの自然保護活動家にとっては貴重なものであり、大変な興奮だった」と語った。

?サオラは1992年に発見されたばかりの動物で、先がとがった2本の角がある。角の長さは50センチメートルにも達する。

?野生のサオラが確認されたのは、ラオスでカメラに捉えられた1999年以来のこと。ダン・ディン・グエン(Dang Dinh Nguyen)
クアンナム省森林保護局(Quang Nam Forest Protection Department)次長によると、サオラがベトナムで前回確認されたのは1998年だった。

?自然保護活動家らは、野生のサオラは数十頭~数百頭しか生息していないとみている。

URLリンク(ja.wikipedia.org)

海岸が北向きなら年間雨量1800mmオーバーで乾季が弱く
クイニョンのある東向きのビンディン省から1660mmと減ってくるわけだ

199:名無虫さん
13/11/23 15:11:46.28 .net
URLリンク(www.worldweatheronline.com)

プラチュアップキーリーカン県のバーンサパンノイ
年間雨量1760mm、2月のみ乾季で月間雨量40mmとまさに首の皮1枚でAm気候

-averages を地名-weather の後で付けると年間データが出る
こういうサイトってもう10年くらいサービスやってるから合計雨量とか独自集計しちゃえるねw

URLリンク(www.worldweatheronline.com)

ところが僅かに北のバーンサパンヤイは年間雨量1170mm程度とプラツヤップキーリーカン県全土とほぼ同じ雨量しか
観測されていない
乾季は20mmの雨

URLリンク(www.worldweatheronline.com)
と思ったら、県庁所在地と同じ雨量データで誤魔化してあるようであったwww

タップサケーなんかも同じデータだなあ
そのうち細かいデータが出来ればいいんだが

200:名無虫さん
13/11/23 16:45:58.43 .net
あちこちで調べたが、どうも複数個所のデータをまとめて使いまわしている感じだなあ

カンボジアでカンポットが2200mmとか、コッコンで4000mmとか出て来たが
シアヌークヴィルも2200mmでもうちょっと多いだろ?って感じだった

201:名無虫さん
13/11/23 16:57:11.58 .net
で、ミャンマーを調べたらあちこちでデータがメッチャクチャになっていた

202:名無虫さん
13/11/23 17:36:22.63 .net
マレーシアはそこそこ良いがラオスがめちゃめちゃだ
ベトナムもあんまり正確ではないな

やっぱり雨量データって難しいなあ
このサイトなんて毎時間の雨量を表示してるんだし
この足し算でどうにかなるでしょ!って思うんだが
そういうデータベースと連動してる訳ではないみたいだな


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