熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレat WILD
熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ - 暇つぶし2ch553:名無虫さん
23/07/28 05:21:54.99 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
アメリカの自治連邦区であるプエルトリコの北東端近くにあるエル・ユンケ国立森林
最高標高1065mとそんなに高くないが年間雨量6000mmに達するところもあり
熱帯雨林となる
プエルト・リコは書籍によっては熱帯雨林気候と書かれているが
実際にはケッペンで見ると1~2ヶ月くらい乾季があって
バイオームで見ると低地は年間雨量1500mmにも達しない所が多く
完全な熱帯雨林ではない所の方が多い
実際低木林で安定している所も多い
そんな中で少なくともここだけは完全な熱帯雨林という事になる
まあ、どうしても山には行かないといけないという事か

554:名無虫さん
23/09/09 19:34:09.13 .net
URLリンク(nangokuzukan.ti-da.net)
日本国内で、オオシママドボタル(沖縄本島では移入種)が
アフリカマイマイ(当然移入種)を食おうとしている画像が載っている
もっと大きなサンヨウマドボタル類などがアフリカマイマイを食っている画像は多い

555:名無虫さん
23/09/19 13:27:10.36 .net
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
マモン(スペイン語: mamon Melicoccus bijugatus)は、ムクロジ科の植物。球状の実を付ける果樹である。
中南米、カリブ海の熱帯地方に自生あるいは移植されており、アフリカ、太平洋の一部にも広がっている。
高さ25mに達し、複葉の葉序は互生である。葉は長さ5 - 15cm、幅2.5 - 5cmの楕円形。雌雄異株であるが、しばしば雌雄混株が見られる。
花は花弁が4枚、雄蕊が8本。実は緑色で長さ2.5 - 5cm、幅2cm程の卵形である。
果肉はオレンジ色、サーモンピンク、黄色であり、食感はみずみずしいものから練り物のようなものまで見られる
実は房状に成り、ライチとライムの間と評される。密着した薄く硬い外皮を持つが、歯でひびを入れるのが伝統的である。
外皮の下の果肉(仮種皮)は酸味があってなめらかであるが、種が大半を占めるため、全体を口中に含んですすって食する。
熱帯原産の植物であるため、高温を好み、氷点下では葉が損傷する。 もっとも、南アメリカでは高度1000mの高地にも分布し、
氷点下付近の気温も耐えるなど低い気温も許容し、渇水にも適応し降水量の乏しい地域でも生育する。
街路樹としても一般的に用いられている

556:名無虫さん
23/09/24 09:23:47.28 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
Dracontomelon dao, the Argus pheasant-tree,[3] Pacific walnut, Papuan walnut, New Guinea walnut,
paldao or simply dao,[4] is a tree in the family Anacardiaceae, native to tropical Asia.
ウルシ科で樹高37m以上の高木になるパルダオ
熱帯アジア~オセアニアに広く分布するが多雨地域の方が多いか
果実は食用で木材も加工しやすく木目も美しく有用とされる

557:名無虫さん
23/09/24 09:44:13.92 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
中東地域に「スマック」「スィンマーク」という香辛料があり
原料はシチリアヌルデRhus coriariaという地中海のウルシ科ヌルデ属の植物の果実
酸味がある
だが北米のスタグホーン・スマックRhus typhinaも同様に使われる
アジアの温帯~熱帯各地に同属の種類がある
Rhus taitensisは東南アジアからオーストラリアまで分布する
そして各地のアラブ系移民がそれらを使っている、という事になる
だが同じウルシ科のToxicodendron radicansなどがそっくりの赤い実をつけるので
西アジア系の移民が皮膚炎を起こす事もあった
日本のヌルデは白っぽく熟すが表面にリンゴ酸カルシウムが結晶して上品な酸味がある
現時点で日本のクルド人移民がこれを使っているという例は無いようである

558:名無虫さん
23/09/24 09:50:39.75 .net
大きなスズメガであるパノプススズメについて調べていたら
英名がmango hawkmothで幼虫の餌がマンゴーとドリアンとマンゴスチンと
後が上記のパルダオとスマック
巨大なガで見栄えもするが現地では害虫だな

559:名無虫さん
23/09/27 21:45:32.41 .net
URLリンク(www.instagram.com)
パナマで撮影された画像に
「白い帯模様の細いキプリスモルフォ」というのがあった

560:名無虫さん
23/10/03 18:05:52.85 .net
日本で戦国~安土桃山時代に使われた火縄銃の球の鉛は
タイの今のカーンチャナブリー県北部のトンパプーム郡の
中央平原のソントー鉱山で採掘されたものであった
現地でビルマからの支配を脱したナレースワン大王も活躍した時代である
(ナレースワン王の映画にも火縄銃が、それも手持ちのハンドガンタイプのものが多数登場するが
下手するとフリントロック銃まで登場する)
一方で火縄銃の引き金にバネをつけて引き金を引いてから点火までの時間を
少しでも早くしようとしたのはこれまたタイ南部のリゴール、今のナコンシータマラート
付近で始まった、らしい
全く関係ないのだが、この両地域とも何故かテナガコガネがいる地域なんだよなあw
特にナコンシータマラートのテナガコガネは遠く離れた台湾のものに
模様やオスの生殖器がやや似ている
カーンチャナブリー北部のテナガコガネはこれより特化が少ないがそれでもミャンマー南東部の個体群と
基本的には同じ特徴を持つ、要するにレーマンテナガコガネに似ている?とされるものである
山など自然が豊かな所に鉱山があり、あるいは山と海に面した深い港もあるところが貿易中継点となって
栄えた、というだけと言えばそれまでだが
ナコンシータマラートのテナガコガネについて「台湾から香木の大径木を持ち込んだ時にウロにでもいたのか?」
という珍説を唱える筋もごく一部にいる
それほどに特異な隔離分布なのである
近世の大航海・戦国時代と物流と、近隣の森林地帯(そのものが香木など産物を多く出した筈である)との関わりとか
もっと素直に昔の第三紀~第四紀の気候・地質の変遷による隔離か、とか、想像するだけなら色々可能である

561:名無虫さん
24/01/06 22:50:21.68 .net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
《ブラジル》棘なし「ペキ」が市場に=知られざるスーパーフード
25年にわたる研究の末、棘のないペキの苗木が今年市場に出回る見込みだ。ペキは中部ゴイアス州特産の果実で、
中心にある種の周りには棘があり、食べる際に注意が必要だが、新しい品種ではその心配がなくなる。
ゴイアス州の育苗業者が生産し、数カ月後には市場に供給される予定だと、5日付CBNサイトなどが報じている。
ペキは、先住民の言語であるトゥピ語で「とげのある皮」を意味し、鋭い大量の棘がこの果物の特徴で、それを噛まずに
注意深く食べる必要がある。それ故に敬遠する人も多いが、くせになる独特の風味があり、
栄養面でも優れており、魅力的な果物であることも確かだ。
 抗炎症作用で知られるオメガ9系の不飽和脂肪酸が豊富で、ビタミンAの前駆体であるカロテノイドやビタミンCが
豊富で、知られざるスーパーフードだ。

562:名無虫さん
24/01/06 22:52:24.03 .net
 「従来のペキのようなクセは少なく、優しい味わいだ。ペキ初心者にとっては、棘なしで始める方がはるかに安心して
味わうことができる。そして、ペキ愛好家にとっては、口に含んで果肉の食感を楽しむことができ、さらに堪能することができるでしょう」と述べた。
 棘のないペキは、マット・グロッソ州のある農家が偶然庭先で発見し、Ematerとブラジル農牧調査研究公社
(Embrapa)に協力を依頼したことで研究が始まり、20年経ちようやく結果につながった。
URLリンク(www.ide.go.jp)
第11回 ブラジル―「ツンデレの果実」ペキー
ペキーとはブラジル中西部を中心に広がるサバナ地帯であるセハード(セラード)原産のバターナット科の木のことで、
皮をむくと一見栗のようにも見えるその果実は食用として供される1。絞ってジュースにしたり果実を漬けて「ぺキー酒」にしたりすることもあるようだが、
ほとんどしない果実自体の味に比べて香水のような香りがかなり強いため2、予めスライスしたものを他の食材と共に
調理することも少なくない。よって、ペキーの実を丸ごと食するのは筆者にとって初めての機会であった(写真1、2)。
筆者は少しかじってみることにした。すると…口の中がチクチクしだした。そう、ペキーの実の中心にある種の部分には大量のトゲがあり、
それが筆者の舌に刺さってしまったのである3。  

563:名無虫さん
24/01/06 23:01:45.04 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
Caryocar brasiliense, known as pequi or "souari nut", like its congeners, is an edible fruit popular
in some areas of Brazil, especially in Centerwestern Brazil.
このペキーという種類に限ればサバンナ地帯に多いんだな
樹高10mほど
同じバターナット科でもアマゾンやギアナに行くと35mくらいになるのが多いと
そしてそういうのは木材としても有用とされる

564:名無虫さん
24/01/14 10:20:05.89 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
Parque Nacional Natural Macuira
ナトゥラル・マクイラ国立公園
マラカイボ湖の北の西側に突き出た半島の一部
この地域は砂漠気候にすらなっているほどの乾燥地なのだが
標高700mオーバーの山の一部は山地熱帯雨林や雲霧林になっている
山の稜線を境に砂だらけの地域と森林にくっきりと分かれている
こういう地域の生物の種分化とかが面白い

565:名無虫さん
24/01/16 14:23:35.26 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
ルーセルエコシステム
スマトラ島の北部の低地熱帯雨林
スマトラゾウ、スマトラトラ、スマトラサイ、スマトラオランウータンが同時に生息する
哺乳動物の大型種はスマトラ北部に多いのか
ラフレシアは南部だったかな
ショクダイオオコンニャクはどこでもあったような
スマトラヒラタは北部のものが鋸歯の領域が長くて格好良くて値段も高いw
だがマンディブラリスは中部でエラフスホソアカは南部だったかなあ
コーカサスはスマトラのものが最大と言われがちだが
南部が大きいという場合と中部が細長いという場合がある
チョウだとミランダキシタアゲハは中部に多かったか
マテバシイ属の巨大な葉とドングリの種類もスマトラ中部だったな
マンデリンは北部か
アミメニシキヘビの大物のニュースはスマトラ中部の東側のリアウ州辺りでよく出て来る

566:名無虫さん
24/02/07 13:45:59.95 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
「ウンバン」として紹介されたことがあるウルシ科マンゴー属の果物
embangと書くので注意
BambaganとかMawangともいう
ボルネオ特産で樹高50mにもなる事がある
皮はしっかりして分厚いが「ナイフで切れ目を入れれば手で?ける。むしろ本家マンゴーより剥き易く
ミカンを剥くような感じ。しかしベタベタの汁が出る」
中はほぼマンゴーと同じだが、その皮周りの汁が曲者でウルシ科ゆえの被れを起こす事がある
これにかぶれてしまった後で普通のマンゴーに対してもアレルギーを起こすようになって
どちらも食べられなくなってしまった、という話もある

567:名無虫さん
24/02/23 01:00:17.78 .net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
オオアナコンダの新種を発見、“世界で最も重いヘビ”に隠されていた衝撃の事実
見た目はそっくりだが「遺伝的に深く隔たる」種が存在していた! 南米
世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された
論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる
2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。
「遺伝的には5.5%異なります。私たちとチンパンジーの遺伝的差異が約2%だといえば、この違いの大きさが実感できるでしょう」とフライ氏は述べる。
遺伝子データを解析した結果、氏らは、北部と南部のオオアナコンダの明確な違いを発見した。この発見に基づき、氏らは北部で見つかった
オオアナコンダをキタオオアナコンダ(Eunectes akayima、英名Northern Green Anaconda)という別の種に分け、
E. murinusは南部のミナミオオアナコンダ(英名Southern Green Anaconda)としようと提案した。
ry
今回の研究では、キイロアナコンダ(E. notaeus)とダークスポットアナコンダ(E. deschauenseei)、
ボリビアアナコンダ(ベニアナコンダ、E. beniensis)をキイロアナコンダ1種に統合すべきだという主張もしている。
興味深いことに、ベーメ氏はこちらの結論にはあまり同意していない。
 この発見は、オオアナコンダで行われたのと同じ遺伝学的研究に基づいている。しかし、これら3種の場合は
オオアナコンダとは反対に、別々の種とするほど遺伝的な違いは十分大きくないとフライ氏らは主張している。

568:名無虫さん
24/03/03 09:56:27.59 .net
URLリンク(www.cnn.co.jp)
カエルの体からキノコ生える、初の事例に研究者も困惑 インド
(CNN) インドのカルナータカ州にある道路脇の池で、生物研究者のグループが脇腹から小さなキノコの生えたカエルを発見した。
このカエルは「ゴールデンバック・フロッグ」の一種で、学名はハイララナ・インテルメディア。インド南西部のカルナータカ州や
ケララ州で多く見つかる。小さなカエルであり、成長しても体長は約7.4センチにとどまる。
その後、菌類学者が写真を通じ、カエルの脇腹から生えていたキノコを「クヌギタケ」と特定した。クヌギタケは大抵、
枯れ木の腐った部分に生える。生物の遺体を分解する腐生菌であり、通常は枯死または腐敗した有機物から栄養を取る。
ただ、2023年の研究で、生きた植物を糧に成長する生態に進化できる可能性が判明した。
23年の研究ではさらに、クヌギタケが生きた植物や樹木と共生関係を築けることも示唆された。クヌギタケは宿主の
植物から栄養を摂取することも、宿主に栄養を与えることもできる。樹木の場合、クヌギタケが枯れた枝を
取り除くのに役立つ可能性があるという。
米コーネル大学獣医学部の博士研究員アリッサ・ウェッテラー・カガナー氏は
「菌類は環境の変化に適応するダイナミックな生物。異なる環境や気候で新しい宿主に接触すれば、
私たちが思いもよらない場所で育つのかもしれない」
「他の点で健康なカエルなら、このキノコに皮膚を少々侵されても悪影響を受けず耐えられる」可能性はあると指摘。
一方で、カエルの真菌感染は例が非常に多く、キノコが「皮膚上で大きく成長したり、体内に潜り込んだりした場合、真菌症の症状を呈するかもしれない」とも述べた。

569:名無虫さん
24/04/28 20:40:57.90 .net
かつての書籍に「マレー半島東海岸はオサガメの産卵の名産地」と書いてあった
だが1990年代末に保護活動を行ったら孵化温度を上げ過ぎてしまい
爬虫類の多くで低温でオス、高温でメスが生まれる現象がオサガメでも起こって
メスだらけになってしまい、ここで繁殖しなくなってしまった、という
オサガメは遊泳力があるので、条件がおかしいと感じるとすぐに世界の全然違う海域まで
行ってしまうとの事
一方でマレー半島西海岸では昔から多くは無いが、今でも「少しはやって来る」状態で安定している
しかし稀な上陸しかないのでその観察は困難となる

570:名無虫さん
24/04/29 07:58:37.15 8k3Shqmd.net
某情報家
「一部の山地熱帯雨林では低地より腐植質の分解速度が低く
しかも『大型昆虫』が特定の場所に一定数いて、しかもかなりの深さまで上がったり下がったりし続けるため
熱帯でありながら土壌が黒ボク土に近い見た目になる所もある。コーヒー栽培に良い
だがその大型昆虫がいなくなると赤土に戻って行ってしまう」
これは熱帯泥炭というものを学会に知らしめたものに次ぐ大発見だな

571:名無虫さん
24/04/29 20:24:27.55 8k3Shqmd.net
>>180
Doi Puiも場所によるだろうが
かつて地元の人の畑で今はフラワーガーデンになっているあたりは
乾燥化が進み年間雨量1600㎜程度になっている模様

572:名無虫さん
24/05/04 02:12:58.15 .net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
【AFP=時事】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、
科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」
に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。
研究チームはこのオランウータンが、ツヅラフジ科の「フィブラウレア・ティンクトリア」と呼ばれるツル植物の葉を
かんでいるところを目撃した。この植物は薬効があることで知られ、地元で長らく伝統薬として使われていた。
インドネシアとドイツの科学者による論文は、このオランウータンが「かみ始めた葉を飲み込まずに、指を使って口から
顔の傷へ直接、汁を塗っていた」と説明している。さらに傷口にハエが止まり始めると「傷口全体につぶした葉を塗り、
(むき出している)肉を完全に覆った」。
1週間後には傷口がふさがり、その後、感染症の兆候もなく傷は治癒したという。
URLリンク(en.wikipedia.org)
ツヅラフジ科

573:名無虫さん
24/06/26 00:35:20.33 .net
「馬上槍試合ゾウムシ」は体重の差が26倍もあると判明、普通は3倍前後、どういうこと?
大型は「ボクサーが体の半分以上の大きさの拳をもっているようなもの」、地球最大級の体格差
 パナマの熱帯雨林でイチジクの木が倒れると、奇妙な形の昆虫がどっと集まってきて戦いを始める。
 英名「ジャウスティング・ウィービル(学名 Brentus anchorago)」で、直訳すると「馬上槍試合ゾウムシ」だ(編注:馬上槍試合とは中世欧州でよく行われた騎士の競技)。
 このゾウムシの頭部は騎士が持つ槍のような形をしていて、オス同士がメスをめぐって争う際に、相手をはじき飛ばすのに使われている。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
ナショナル ジオグラフィック日本版 6/25(火) 17:52
URLリンク(news.yahoo.co.jp)

574:名無虫さん
24/07/21 21:44:15.31 .net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
126年記録が途絶えていた巨大ヤスデ、熱帯雨林で再発見 マダガスカル
7/20(土) 13:26
(CNN) マダガスカル最大の手つかずの森が残るマキラ自然公園で、126年間にわたり記録が途絶えていた
巨大な焦げ茶色のヤスデが見つかった―。そんな研究結果がこのほど発表された。
このヤスデの学名は「スピロストレプトゥス・スキュルプトゥス」。これまでに目撃された最長の個体はメスで、
体長27.5センチに上る。科学的な記録こそ少ないものの、実はこのヤスデは森の全域に生息していることが分かり、研究チームは驚きに包まれた。

575:名無虫さん
24/07/21 21:49:04.19 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
マキラ国立公園はマダガスカル北東部の熱帯雨林地域だな
ちょっと湾になっている地形だから案外年間雨量が多くないかも?
キヌゲシファカとインドリがいるので有名か
再発見された大型ヤスデの学名はアルファベット表記でSpirostreptus sculptus

576:名無虫さん
24/07/31 11:35:01.16 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
Arroceros Urban Forest Park
マニラの都市森林公園であるアロセロス都市森林公園
2次林であっても熱帯雨林のマニラだからとにかく植生密度は高い

577:名無虫さん
24/08/04 20:43:28.56 .net
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
東南アジアから消えゆく野生のトラ、タイの保護活動に希望
トラの個体数回復が確認された西部森林地帯(WEFCOM)は、11の国立公園と6の自然保護区をまたいで
1万8000平方キロメートルの森林が連なる。同地帯に生息するトラの個体数は、2007年~23年の間に
推定41頭から143頭へと3倍以上に増加した。
この調査結果は7月29日の「世界トラの日」に合わせ、タイ国立公園局と野生生物保護団体WCSの共同研究チームが
科学誌「グローバル・エコロジー&コンサベーション」の電子版に発表した。
個体数の回復はトラだけにとどまらない。併せて発表された調査結果によると、この森林では絶滅危惧種の偶蹄類(ぐうているい)
(トラが獲物としている鹿や野牛などひづめのある哺乳類)の個体数も倍増していることが分かった。
個体数の増加は森林管理の効率化を反映しており、10年以上に及ぶ保護活動の成果だと、調査にかかわったWCSの
専門家ポーンカモル・ジョーンブロム氏は指摘する。

578:名無虫さん
24/08/04 20:44:22.61 .net
05年から西部森林地帯の保護プロジェクトにかかわってきたジョーンブロム氏は、状況の劇的な変化目の当たりにしてきたという。
野生生物を脅かす最大級の驚異は密猟であり、対抗するにはパトロールが最も有効とされる。しかし05年の時点では
パトロールの数が限られ、組織化もされていなかった。レンジャーは口頭で管理職に報告していたらしく、データの収集も
記録も行われていなかったという。
西部森林地帯はトラだけでなく、アジアゾウやサイチョウ、牛の仲間のバンテンなど絶滅の恐れがある生物の宝庫でもある。
種の多様性にも富み、哺乳類150種、鳥類490種、爬虫類(はちゅうるい)90種が生息する。
トラの保護活動は小さな孤立した区域で行われることが多い。しかし西部森林地帯では複数の国立公園や保護区が、
広範な範囲をまたぐ森林回廊で結ばれている。繁殖のために300平方キロもの生息地を必要とするトラにとって、これは不可欠だ。
パトロール隊はGPSで正確な場所を特定し、標準化された書式を使って収集したデータをパトロールルートの決定や
野生生物の分布の把握、違法行為の現場特定に役立てている。
07年には自動撮影カメラを設置してデータを収集し、三つの主要保護区をまたぐ個体数の把握に利用できるようにした。
個々のトラは、人間の指紋に似たそれぞれ固有のしま模様で識別できる。
トラの個体数が3.5倍になり、バンテンや鹿の仲間のサンバーが2倍に増えたのは、パトロールの強化が奏功している
証しだとジョーンブロム氏は言い、「トラの保護は、獲物だけでなく生息地も含めて他の多くの種の保護につながっている」と指摘した。

579:名無虫さん
24/08/04 20:50:22.65 .net
保護依存種
タイの保護活動の成果には希望が持てる。しかし東南アジア全体では楽観視できない状況にある。
かつて東南アジア全体に広く生息していたトラは、シンガポールとインドネシアのジャワ島、バリ島で20世紀に絶滅し、
近年ではベトナム、ラオス、カンボジアでも野生の個体が姿を消した。
残る少数はミャンマー、インドネシアのスマトラ島、マレーシアの半島部に孤立した状態で生息しているが、
マレーシアでは野生のトラが死んでいるのが相次いで発見され、保護活動家が危機感を強めている。
世界自然保護基金(WWF)のステュアート・チャプマン氏によると、トラは狩猟や密猟などから守るために継続的な介入を
必要とする「保護依存種」にあたる。東南アジアでは個体数が極めて少なく、事故や病気、紛争などによって絶滅しかねない瀬戸際の状況にある。
西部森林地帯の発表についてチャプマン氏は、「何十年も保護活動を継続してこうした結果を出したタイは素晴らしい」と評価する。
タイ国立公園局の最新調査によると、タイの野生のトラの個体数は179~223頭と推定され、22年の148~189頭に比べて増加した。
パトロールをさらに強化して資金が増えれば西部森林地帯のトラは増え続けるとジョーンブロム氏は言い、「タイだけでなく、
近隣国でも自然や保護区への介入モデルとして大いに参考になると思う」と期待を寄せている。
___
インドでは増えていると情報があるが
東南アジアではタイ以外で絶滅または激減
スマトラはまだかなり多かったはずだが
タイも増えたとはいえ、自分は500頭って聞いてたのに野生で223頭!(飼育個体が2000頭いるwだが亜種間雑種だらけ)
タイ西部の> 11の国立公園と6の自然保護区をまたいで1万8000平方キロメートルの森林が連なる
この地域って草原や乾燥林から湿潤林まで様々な環境が繋がってるような所だよなあ
共生が欠かせない

580:名無虫さん
24/09/03 04:55:47.05 .net
>>384
ナコンシータマラートがAfのままで
同じく乾季が短いとされたサムイ島もAfになった
だがチュムポーンは以前より若干乾燥気味かも知れん
ところでバンコクの1991~2020の年間雨量平均が1700㎜を超えている
>>548に従えば300mもあれば日によっては水蒸気が凝結するだろうし
現在のバンコクは300mオーバーのビルが増えつつある
熱帯の多量の水分を山地で受けるカオヤイ、ナコーンパノムなどで雨量が増えると言われていたが
もし高層ビルがその水を奪ってしまうとなると、ちょっと問題が起きるかも知れん

581:名無虫さん
24/09/03 13:04:17.42 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
Hala-Bala Wildlife Sanctuary
s a wildlife sanctuary in Thailand, considered to be one of the richest forests of Thailand in the southernmost part of the country.
It is dubbed "Amazon of Asean".[1] It was officially established in 1996. Its area is about 270,725 rais (about 167.244 mi2)
which covers the area of Titiwangsa Range and is adjacent to Belum-Temengor Reserve of Malaysia.[2]
The Hala-Bala Wildlife Sanctuary is a preserved forest comprising two forestland: Hala forest in Betong district in Yala province
and Chanae district in Narathiwat province, with Bala forest in Waeng and Sukhirin districts in Narathiwat province.
For Waeng people, it is called "Bala-Hala", but for locals in Betong, it is called "Hala-Bala".
まあマレーシアの生物要素が国境超えてタイに入って来てる所も一部あるってだけだ
危険とされるヤラー県だからウロチョロできる所でもない
「アセアンのアマゾン」なんて名前が付いているのかw
ボルネオやスマトラにそれっぽい所はまあもっとあるだろう
>>359
タイではこの辺りだけアカエリトリバネアゲハがいるという事になる
一部文献でアカエリトリバネアゲハがミャンマーにいると書いてあってどこなのかと思ったら
今のモウラミャイン周辺だというw
雨量はヤラー県の2.5~3倍くらい多いかも知れんが乾季が3ヶ月以上あってアカエリトリバネアゲハが生息できるような所ではない

582:名無虫さん
24/09/08 03:46:37.24 .net
URLリンク(ja.wikipedia.org)
2008年のアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)によると、ツパイ目の一種ハネオツパイは、ヤシ科のブルタムヤシ(英語版)の花や花芽から分泌される蜜が発酵して
最大数%のアルコールを含むようになった液体を、主要なエネルギー源として日常的に摂取していることがわかり、飲酒の習慣を持つ動物として話題となった[7]。

ブルタムヤシ Eugeissona utilis

URLリンク(en.wikipedia.org)
Eugeissona is a clustering genus of flowering plant in the palm family native to Borneo, Thailand and Malaysia.
The six monoecious species provide a wide range of local uses and are commonly called bertam or wild Bornean sago.

The sago made from E. utilis trunks forms the staple of the Penan and Punan diet. The seed's endosperm and
the pollen are also known to be consumed. The leaves are used in roof construction, various thatchings, and the manufacture of blinds.
The stilt roots of some species are made into walking sticks and toys, while the petioles are fashioned into darts for blowgun hunting.


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