13/06/03 11:09:31.27 .net
タイの昆虫の産地を見ると
ドイ・プイというのがよく出てくるが
ドイ・ステープ、ドイ・インタノン、ドイ・チェンダオの3つは観光本や昆虫本でよく出てくるが
ドイ・プイってどこだ?って、行った事の無い人は思ってしまう
URLリンク(www.thaismile.jp)
ドイ・ステープの1つ奥の山、などと紹介されたこともあるが、
一番ぶっちゃけて言えば、モン族に会える観光村って訳ですw
ドイ・ステープは標高1000mクラス、ドイ・プイは1600mクラス
年間雨量は2000mm程度
麓ののチェンマイ市の1.6倍にも達する
ただしこの山にはクワガタはあまりいないかも?と言われた事がある
でもテナガコガネが多いとの事だが、外国人が採集したら逮捕だな
181:名無虫さん
13/07/10 NY:AN:NY.AN .net
ミャンマーのチャイティーヨー・パゴダは今にも落ちそうな岩の上にあるので有名だが
場所はヤンゴンから直線距離150km、曲がって180km、トラックに揺られて5時間と決して遠くは無いものの
モン州の北端あたりにある
本当に山際だ
このロケーションだがやや湾内だから雨量はどうか?と思ったら
URLリンク(www.travelmyanmarasia.com)
Area - 38606 acres.
Climate - Warm and humid
Annual rainfall - 145 inches
Average temperature 28 0C
Type of forest - Tropical rainforest .
ミャンマーの多雨林でマレー半島の影響のある地域をを知る入門場所として結構良いのではないかなあ?
エーヤワディー管区の山はそれらとは区切られているので影響が弱いだろうね
182:名無虫さん
13/07/17 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ミャンマー動物紀行 大西信吾 著
ここに「ミャンマー北部の冬季に冷え込む地域では、乾季の水分の失われ方が少ないため
フタバガキ科の常緑の大木が茂る森になっている」と興味深い事が書かれている
確か雲南のシーサンパンナも同じ条件だったな
一方、北緯25度もあるので、ココヤシは生えないという
183:名無虫さん
13/07/17 NY:AN:NY.AN .net
その本を見たら
いわゆる常緑熱帯雨林はミャンマーでは4500mmくらいないと分布しない、みたいな書かれ方をしているなあ
ミャンマーは乾季が6ヶ月と長いところが多いから、雨の量だけで喜んでいたら季節林でしたって
事になる
カレン州のパアン周辺も雨量4000mmだが、林冠は鬱閉していないタイプの森林だという
また、海に面している山の西斜面ばかり見てしまうが、東斜面がむしろ重要だと書いてある
朝の気温が低く霧が発生している時間に日差しが照らして乾季に地面の乾燥が抑えられるのが東斜面で、
こういう所は午後は日陰になって蒸発が抑えられる
西斜面は、霧の無い暑い時間帯に日光が当たって乾いてしまう、との事
海はほぼ西向き?と思えるミャンマーだが、ごく一部の地域で少しでも北東季節風に湿度を与えうるところでは
冬季にも急にまとまった雨が降るらしい
184:名無虫さん
13/07/18 NY:AN:NY.AN .net
>>182冬季に雨が降る日もあり湿度が失われないのはカチン州とかサガイン州だという
ベトナム中部やタイ南部のように、1月になった方がむしろ雨の量が増える、とかとは違うらしい
185:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
ビルマの竪琴の舞台のモデルとなったムドン収容所は、
モウラミャインの更に南30kmにある
小説や映画にも、雨季に酷い雨が降りっぱなしの描写がある
186:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
ミャンマー南部ダウェーの年間降水量は約5,000ミリ。これは東京やバンコクの3倍に相当する。
しかも降雨のほとんどが6~8月に集中するためか、市中心部の市場には至る所に傘が売られていた。
日中でも1時間ぐらいの間に、土砂降りの通り雨が2度ほど駆け抜ける。あっというまに去っていくと今度は強烈な日差しが戻る。
傘は雨だけでなく日差しよけでも大活躍。この時期のダウェーの市民に、傘は必携品の一つだ。
ダウェーを含むミャンマー南部の海岸で6~8月に雨が多いのはタイとの国境にある山脈に南西季節風の雨雲がぶつかるためだ。
国境を越えてタイ側に入ると快晴。似たような経験はやはり国境に山脈があり多雨のラオスからベトナム中部高原へ抜ける時にも経験した。
キャベツなどラオス産高原野菜がタイでは増えているが、今後はミャンマー産も、物流の発達でお目見えすることだろう。
URLリンク(news.nna.jp)
187:名無虫さん
13/07/25 NY:AN:NY.AN .net
>>86ジャマイカの低地で雨が多い熱帯雨林気候なのは
島の北東海岸に面した地域、例えばポート・アントニオなどである
北なら何でも良いかと北西岸に行ってモンテゴベイだと
乾季はキングストンよりやや湿度が高いものの地面を湿らせ切るに至らず
雨季は毎月100~150mmと熱帯としては少ない、という具合なので注意
188:名無虫さん
13/07/28 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.currentresults.com)
Rainfall
Average total precipitation in a year Days Place Inches Millimetres
93 Kingston 32.0 813
113 Montego Bay 43.7 1110
? Morant Point 121.3 3082
? Port Antonio 64.3 1634
142 Cinchona Gardens 91.9 2335
189:名無虫さん
13/07/28 NY:AN:NY.AN .net
Average total precipitation in a year Days Place Inches Millimetres
93 Kingston 32.0 813
113 Montego Bay 43.7 1110
? Morant Point 121.3 3082
? Port Antonio 64.3 1634
142 Cinchona Gardens 91.9 2335
Cinchona Gardensの場所
URLリンク(www.limetreefarm.com)
ブルーマウンテン中腹のむしろ南斜面だなあ
URLリンク(en.wikipedia.org)
ジャマイカのまさに東端
ポートアントニオについて、年間雨量1000mmと書いた資料も多く
ただその中で1ヶ月300mmオーバーがあり、乾季もあるが月に20~30mm程度雨が降って
またジャマイカは冬季に28℃程度までしか気温が上がらず、蒸発がある程度抑えられて
森林性になる?みたいな書き方であった
一方、この資料では年間で1600mmオーバーになっている
ポートアントニオの乾季は、3ヶ月間だけ30mm前後が続いて、何故か80mmオーバーの月が来て
もう1ヶ月30mm程度、というものであるらしく
こういう場合は乾季は実質3ヶ月って事に近くなる
といっても作物栽培や苗木の植え付けなんかには障害になるが
1600mm台で乾季にも30mm程度、なら、そこそこの森林になるだろうなあと
まあポートアントニオの画像を見たらかなり森林の密度は高いかなと
190:名無虫さん
13/07/29 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(www.guidetocaribbeanvacations.com)
The wettest part of Jamaica is the John Crow Mountains,
which absorb the full brunt of the moisture-laden air coming off the Caribbean.
This region reportedly receives as much as 300 inches of rain annually.
The name John Crow is the local term for the turkey vulture (buzzard),
the bald, red-headed scavengers that often make their nests in cliff hollows and on ledges.
ヒメコンドル山脈、あるいはジョンクロウ山脈
年間雨量7500mmオーバー
ブルーマウンテンよりこっちの方が多かったか
しかも標高は1100mまでで、あまり気温も下がらん
URLリンク(en.wikipedia.org)
ホメルスアゲハ情報
ブルーマウンテン、ジョンクローマウンテンにはまだいるだろうけど多くなく、
西部のコクピットカントリーに50頭だけ!
URLリンク(www.cockpitcountry.com)
The highest rainfall totals in the Cockpit Country occur in the central core, which receives 250-380cm annually.
Rainfall diminishes along the periphery to 175-250cm.
ジャマイカ西部でもなかなか雨量の多い地域はある
ここは標高も低め
URLリンク(en.wikipedia.org)
現地の動画はみんなレゲエ風味www
191:名無虫さん
13/08/14 NY:AN:NY.AN .net
プロ市民(国籍不問w)ガチ推しの飛翔体キムチ太郎当選で未来はピカドン明るいね
URLリンク(www.hoshusokuhou.com)
192:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
【8月16日 AFP】(写真追加)テディベアとアライグマを掛け合わせたような見た目の新種の小動物を、
南米アンデス山脈の高地で発見したと、米スミソニアン協会国立自然史博物館
(Smithsonian Institution National Museum of Natural History)のチームが15日、 国際動物学誌ズーキーズ(ZooKeys)に発表した。
西半球で肉食哺乳類の新種が見つかったのは35年ぶりという。
膝の上に乗るサイズのこの小動物は、研究チームによると実は長年各地の動物園や博物館で展示され、
エクアドルやコロンビアの森林にも生息していたものの、やや大型のアライグマ科の動物「オリンゴ」と同一種だと
勘違いされていた。しかし、オリンゴとは繁殖行動を一切せず、何かがおかしいとみて研究を進めた結果、
アライグマや中南米産の小動物キンカジュー、オリンゴと同じアライグマ科の最小の種だと判明したという。
「オリンギト」(小さなオリンゴの意)と呼ばれるこの新種動物には、「Bassaricyon neblina」との学名が付けられた。
大きな丸い目と小さなかぎ爪を持ち、枝を伝って木から木へと飛び移ることができるオリンギトは、主に果実を餌としているが、
昆虫も食べるという。体重は約1キログラム。夜行性で、木の上で生活することを好み、1回の出産で1匹の子しか産まないという。
研究チームは約10年かけ、博物館にあるオリンギトの標本が採取された場所が、オリンゴの生息地よりも高
い海抜1500~2700メートルの高地だったことを突き止めた。DNA分析でも、オリンギトとオリンゴが別の種だとの結果が得られた。
オリンギトは、オリンゴよりも体が小さく、頭部と歯の形状も異なる。また、オレンジがかった茶色の体毛は
オリンゴより長く、密集して生えている。
研究チームは、野性のオリンギトが今も生息しているかどうか確かめるために南米を訪れ、西アンデス山系の
雲がかった高地の森に多数のオリンギトを発見した。
193:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
ただ、研究チームによるとオリンギトの従来の生息地は、既に42%が農地か住宅地として開発されてしまっているという。
研究チームのクリストファー・ヘルゲン(Kristofer Helgen)氏は、「アンデスの高地森林帯は危機に瀕した生物が数多く暮らす
唯一無二の世界だ。オリンギトが大使となって、エクアドルとコロンビアの高地森林帯に世界が関心を持つようになればうれしい」
と話している。(c)AFP/Kerry SHERIDAN
▽画像 米スミソニアン協会(SmithsonianInstitution)が公開した新種のアライグマ科の小動物オリンギトの写真(撮影日不明)。
(c)AFP/MarkGurneyforSmithsonianviaGettyImages
URLリンク(img.afpbb.com)
他の写真は記事引用元をご覧ください。
▽記事引用元 AFPBB News( 2013年08月16日 11:05)
URLリンク(www.afpbb.com)
▽ZooKeys
「Taxonomic revision of the olingos (Bassaricyon), with description of a new species, the Olinguito」
URLリンク(www.pensoft.net)
194:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
絶滅危機のトキ、カンボジアで新たな生息地を確認 WWF
2013年08月21日 12:00 発信地:プノンペン/カンボジア
【8月21日 AFP】絶滅の危機にあるオニアカアシトキ(学名:Thaumatibis gigantea)の巣が、
カンボジア北東部のこれまで生息が確認されていなかった場所で見つかり、野生生物保護活動家らは種の生き残りに期待を膨らませている。
羽毛のない頭部と長いくちばしが特徴のオニアカアシトキは、生息地の減少と密猟により絶滅の危機に追いやられている。
野性のオニアカアシトキの生息数は約345匹にとどまり、その9割がカンボジアで確認されている。
世界自然保護基金(World Wildlife Fund for Nature、WWF)の声明によると、カンボジア・ストゥントレン(Stung Treng)州の
メコン川流域の生物多様性に富む森林地帯で7月、地元の農民がオニアカアシトキの巣を発見した。
その後、WWFの調査チームが現地調査を行い、巣の中で卵2つを温めるオニアカアシトキの成鳥を確認している。
WWFとともに地域の鳥の巣保護プロジェクトを運営している現地森林当局のある当局者は、
「メコン川流域でのオニアカアシトキの巣の発見は、種の生き残りに希望をもたらすため、非常に大きな意味を持つ」と話す。
オニアカアシトキは1994年、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)のレッドリストに「近絶滅種(CR)」として登録された。
生息地はカンボジア、ラオス、ベトナムに限られている。(c)AFP
__________
▽記事引用元 AFPBBNews 2013年08月21日12:00配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)
もともとこの鳥はインドシナ半島に広く分布していたが、今では殆どカンボジアしかいない
体長105cmにもなる巨大なトキ、というか、アオサギよりでかいなw
日本のトキは76cmで体重が1.4~最大2kgにもなるというが、単純計算だ4kgオーバー?本当かよ
流域の国の農薬使用量が増えているから、そんな重い鳥だと卵が割れるのも仕方ないのかなあ
195:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
日陰を求めて飛び跳ねるガの幼虫、ベトナムに生息
2013年08月21日 10:27 発信地:パリ/フランス
【8月21日 AFP】ベトナムに生息するガの一種の幼虫は、木の葉を巻いて作った「乗り物」を飛び跳ねさせるというユニークな方法で
日陰に移動するというカナダの研究チームの論文が21日、英国王立協会(British Royal Society)の
専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。
ガの一種「Calindoea trifascialis」の幼虫は、卵からかえって2週間ほどすると体の周りに木の葉でミノムシのみのの
ようなものを作って地面に落ち、飛び跳ねて移動し始めるという。
カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館(Royal Ontario Museum)のキム・ハンフリーズ(Kim Humphreys)氏によると、
飛び跳ねる頻度は1秒に1回ほどで、1回のジャンプで移動する距離は4分の3センチほど。
通常は3日間ほど主に日中に移動を続け、約2週間後に羽化する。
幼虫にとって太陽光による乾燥は地上の天敵であるアリより大きな脅威だとみられるため、日陰を求めるためにこのような生態を獲得したのだと研究チームは考えている。
幼虫がこのような曲芸をする昆虫はほかにも存在するが、「乗り物」を自ら作ってそれを独創的な方法で動かす点で、このガは珍しいという。
また、他の昆虫はランダムに移動するのに対し、このガは特定の方向に移動することができる。
■飛び跳ねる幼虫の動画へのリンクはこちら
URLリンク(youtu.be) URLリンク(youtu.be)
(c)AFP
___________
▽記事引用元 AFPBBNews 2013年08月21日10:27配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)
▽関連リンク
・Biology Letters
Not looking where you are leaping: a novel method of oriented travel in the caterpillar Calindoea trifascialis (Moore) (Lepidoptera: Thyrididae)
URLリンク(rsbl.royalsocietypublishing.org)
・Royal Ontario Museum
Discovery of jumping behaviour in a caterpillar, Calindoea trifascialis, in Vietnam
URLリンク(www.rom.on.ca)
196:名無虫さん
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
これってベトナムのどこなのかなあとリンク先を
URLリンク(www.rom.on.ca)
This caterpillar lives in the hot, dry open forests of southern Vietnam and feeds on the leaves of dipterocarp trees.
南ベトナムの乾燥林のフタバガキ科の森としか書いてないw
ベトナムは全体的に南の方が乾燥する傾向にあるのは分かるが
科学+ではアリより乾燥が怖いと書いているがまあシアンを含んでいて有毒なのか
それでアリも食わないと
197:名無虫さん
13/09/11 03:18:35.05 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
ホーチミンのすぐ東のドンナイ省
Climate
??ng Nai lies in the monsoon tropical zone and is affected by the north-east and south-west monsoon.
It is also put under the influence of Pacific Ocean tropic atmosphere between April and October.
Climate is cloven in two distinct seasons. The rainy season lasts from March or April to November and
the dry season from December to March or April of the following year. Average temperature goes between 23.9-29.0C,
much lower than standard level of the tropical regions (26-30C). Its rainfall is quite high with 1,500 - 2,700mm.
On average, the weather is sunny for 4 - 9.5 hours a day and does not exceed 11.5 hours per day, even on the
hottest and sunniest days. Total rainy days within a year are between 120?170 days (standard level of tropical
region is 150?160 days) with total rainfall of some 1,500 - 2,750mm. The average humidity is around 80 - 82% and h
umidity in the dry season is 10 - 12% lower than that of the rainy season. The humidity is inconsiderably differential among the areas.
??ng Nai Province's weather with regular sunshine, rain and high humidity equally found in the localities
facilitates agricultural production and development of industry and cultural and tourism activities.
ここにトリアン湖??というダム湖がある
ベトナムからはコーカサスオオカブトも発見済み
198:名無虫さん
13/11/18 05:39:06.33 .net
URLリンク(www.afpbb.com)
絶滅危惧種サオラ、ベトナムで15年ぶりに撮影 WWF
【11月14日 AFP】2本の角を持つ絶滅危惧種の動物、サオラ(Saola)がベトナムで15年ぶりに見つかり、
この動物の復活の希望が高まった。自然保護活動家らが13日発表した。
?サオラはレイヨウに似た動物で、捕獲が極端に難しいため「アジアの一角獣」と呼ばれることもある。
世界自然保護基金(WWF)とベトナム政府がベトナム中央部のアンナン山脈(Annamite Mountains)に仕掛けていたカメラが、9月にその姿を捉えた。
?WWFベトナムのバン・ゴク・ティン(Van Ngoc Thinh)カントリー・ディレクターは、「私たちのチームが最初に
写真を見た時は目を疑った。サオラは東南アジアの自然保護活動家にとっては貴重なものであり、大変な興奮だった」と語った。
?サオラは1992年に発見されたばかりの動物で、先がとがった2本の角がある。角の長さは50センチメートルにも達する。
?野生のサオラが確認されたのは、ラオスでカメラに捉えられた1999年以来のこと。ダン・ディン・グエン(Dang Dinh Nguyen)
クアンナム省森林保護局(Quang Nam Forest Protection Department)次長によると、サオラがベトナムで前回確認されたのは1998年だった。
?自然保護活動家らは、野生のサオラは数十頭~数百頭しか生息していないとみている。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
海岸が北向きなら年間雨量1800mmオーバーで乾季が弱く
クイニョンのある東向きのビンディン省から1660mmと減ってくるわけだ
199:名無虫さん
13/11/23 15:11:46.28 .net
URLリンク(www.worldweatheronline.com)
プラチュアップキーリーカン県のバーンサパンノイ
年間雨量1760mm、2月のみ乾季で月間雨量40mmとまさに首の皮1枚でAm気候
-averages を地名-weather の後で付けると年間データが出る
こういうサイトってもう10年くらいサービスやってるから合計雨量とか独自集計しちゃえるねw
URLリンク(www.worldweatheronline.com)
ところが僅かに北のバーンサパンヤイは年間雨量1170mm程度とプラツヤップキーリーカン県全土とほぼ同じ雨量しか
観測されていない
乾季は20mmの雨
URLリンク(www.worldweatheronline.com)
と思ったら、県庁所在地と同じ雨量データで誤魔化してあるようであったwww
タップサケーなんかも同じデータだなあ
そのうち細かいデータが出来ればいいんだが
200:名無虫さん
13/11/23 16:45:58.43 .net
あちこちで調べたが、どうも複数個所のデータをまとめて使いまわしている感じだなあ
カンボジアでカンポットが2200mmとか、コッコンで4000mmとか出て来たが
シアヌークヴィルも2200mmでもうちょっと多いだろ?って感じだった
201:名無虫さん
13/11/23 16:57:11.58 .net
で、ミャンマーを調べたらあちこちでデータがメッチャクチャになっていた
202:名無虫さん
13/11/23 17:36:22.63 .net
マレーシアはそこそこ良いがラオスがめちゃめちゃだ
ベトナムもあんまり正確ではないな
やっぱり雨量データって難しいなあ
このサイトなんて毎時間の雨量を表示してるんだし
この足し算でどうにかなるでしょ!って思うんだが
そういうデータベースと連動してる訳ではないみたいだな
203:名無虫さん
13/11/27 17:01:28.73 .net
タイ国ペッチャプリー県ゲーンクラチャン国立公園のパーラウー滝周辺
URLリンク(www.stickmanbangkok.com)
Even though it was officially the dry season, I could see there was still regular rainfall in the area;
there was lush, green vegetation crowding both sides of the road.
低地はタイでも一番雨が少ないくらいの地域なんだが、標高が上がると微妙に地形の関係で
乾季にも雨季にも湿度を保持できるくらいの雨量になる
しかし以前集めた情報だと年間雨量では1500mmくらいという話だったが、低地より毎月1.5倍多いという事なのかどうか?
204:名無虫さん
13/11/27 17:19:36.30 .net
バリ島の観光地ブドゥグルの気候
URLリンク(en.climate-data.org)
本当に涼しい。イチゴの産地
年間平均気温18.5℃、年間雨量2261mmだが
乾季相当の月が4~5ヶ月くらいある
205:名無虫さん
13/12/10 10:14:37.84 .net
URLリンク(www.malaeng.com)
We have recently discovered that the largest male found from
Khao Khieo, Chon Buri, the new champion , the longest body in Thailand, with its body length of about 123 mm.
飼育品の方が14ヶ月かけてこのサイズなのは世話の仕方によるものかどうかはまた別としてだ、
Khao Khieo, Chon BuriってURLリンク(peakery.com)
山頂ですら700m程度の山。Khao Khiaoと書く場合もあるがタイ文字をどうアルファベットにするかなんて自由
どんどん飛行して拡散し30km圏内に適度な湿度の低山地があればどんどん生息域を広げるのであろう
しかしこの山に関しては生息地が10km^2未満だなw
この地域は低地だとガチガチのサバンナでとてもこんな虫は生息不能である
206:名無虫さん
13/12/11 03:46:40.53 .net
チョンブリーのカオキァオは動物園があったり50mの木々に渡したケーブルに安全ベルトとフックをつけて
空中をスリリングに移動する「フライトオブギボン」が楽しめるアトラクションなどがある
207:名無虫さん
13/12/14 18:11:37.37 .net
URLリンク(www.meti.go.jp)
野生生物とはあまり関係ないがミャンマーのダウェー開発の事業可能性を
パシフィックコンサルタント社が調査した結果
国境からの地形なんかは出てる
年間雨量とか森林とかは分からん
それにしても物凄い計画だねw
第二の泰緬鉄道なんていう人もいるけどそれ以上だよ
しかし、線路のゲージ幅も違う、ミャンマー側は舗装もまだで傾斜は物凄いでどうすんだ
昔はチョンブリーやラヨーンだって貧しかったけどレムチャバンやマプタプートの開発で
14年で収入が4倍近くになった例なんかが載ってるね
ダウェーでも同じような社会の大変化が起こるだろうと
一方で、タイでは製鉄所の高炉が環境アセスに引っかかって作れないので
自動車産業を主力とするタイとしては隣国に是非とも製鉄施設が欲しいというのも述べられている
5000mmの雨量も構わず、製鉄所を作ってタイに鉄道輸送したい訳か
タイ側は「ここは日本経済にとっても生命線」とまで説明しているが、とりあえず日本側は
現時点ではティラワ工業団地までしか大規模には支援していない
2015年が転換点になると報告書にも述べられている
208:名無虫さん
13/12/17 15:27:09.42 .net
ラオス南部のベトナム国境側の雨量など
URLリンク(jma-net.go.jp)
pdf上の29ページに1998~2010のデータ
パクセーは1900mmと有名だがサラワンとアッタプーのデータも分かる
2000mm=71mm
saravann
51+96+101+75+87+71+75+81+71+78+56+81+50
/13 で2217mm
attapeu
48+75+78+93+85+95+67+90+96+79+69+78+41
/13 で2333mm
しかし乾季もどうせ5ヶ月くらいあって熱帯雨林にはならないような地域なのだろう
更に台風の外れ年だと雨量が6割に激減する
でも南に隣接するカンボジアのラタナキリと同じ気候では?といわれると弱いなw
209:名無虫さん
13/12/17 16:02:26.43 .net
URLリンク(doewrea.site40.net)
pdf上で19ページ書類上で13ページにアッタプーの月ごとの雨量が記されているが
5ヶ月間の乾季がある
チャンパーサックの気候
URLリンク(en.climate-data.org)
パクソンの気候
URLリンク(en.climate-data.org)
アッタプーの気候
URLリンク(en.climate-data.org)
このサイト面白いな
210:名無虫さん
13/12/17 16:04:53.76 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
カオチャマオ低地 1759mm
URLリンク(en.climate-data.org)
クレーン郡 1836mm
僅かに乾季が厳しいが3ヶ月ほど。
211:名無虫さん
13/12/17 16:25:51.99 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
The climate is tropical in Bang Saphan Yai. In most months of the year, there is significant rainfall
in Bang Saphan Yai. There is only a short dry season and it is not very effective. According to Koppen and
Geiger climate is classified as Am. The average annual temperature in Bang Saphan Yai is 27 °C.
About 1859 mm of precipitation falls annually.
一番雨が少なくても50mm近くで年間1860mmじゃあ余裕でAmになってしまう
ただし最多雨月263mmと極度の多雨でもない
12月は60mm未満でもう乾季になる
noiの方は12月もまだ雨季だろうな
URLリンク(en.climate-data.org) Ban Pak Nam Chumphon 熱帯雨林気候w
URLリンク(en.climate-data.org)
たった4mmの雨量差でAfとAmを分ける意義があるのか?
この地峡地域は季節風次第でどうにでもなるという訳だ
クラ地峡というが本家のクラブリは南西季節風が強い
URLリンク(en.climate-data.org)
プラチュアプをもっと北に行ってホワイヤーン
この地名は多いぞw
1462mmで一番乾燥しても12月の35mmとこっちはAs気候寄り
URLリンク(en.climate-data.org)
タップサケー。年間1586mmで12月に39mmと本当にギリギリギリギリのAm気候。248mmの雨量も本当に絶妙
もっと北に行くと1100mmとかになってしまい完全に乾燥するのだが
まあこの間辺りで、サバンナが熱帯雨林に変わる、という事になるのか?
212:名無虫さん
13/12/17 16:56:54.59 .net
URLリンク(en.wikipedia.org)
ナラティワート内陸のシーサコン郡
URLリンク(en.climate-data.org)
タイでは最も最少雨量で余裕のある熱帯雨林気候
65mm「も」雨が降る
ヤラーですら1ヶ月は60mm未満の雨量の月がある
213:名無虫さん
13/12/17 17:25:51.73 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
と思ったら、ベートンで2月が76mmの最少雨量月だった
山だから全般に涼しい
URLリンク(en.climate-data.org)
トンパープンの年間雨量2657mmって書いてあるがトンパープンも東西に広いんだよなあ
URLリンク(en.climate-data.org)
サイヨーク1828mmというがここも広いし地形で雨量が変わるんだよ
サンクラブリーの僅かに西のフワイマライ村が2500mm
URLリンク(en.climate-data.org)
ここって舗装道路が無くて車で行けなくなったって所だっけ
URLリンク(en.climate-data.org)
普通にサンクラブリもあった
URLリンク(en.climate-data.org)
ティライパーという所は2000mmとある
URLリンク(www.ourweb.info)
まあ冒険も大変だよ
214:名無虫さん
13/12/17 17:35:43.64 .net
URLリンク(www.youtube.com)
Ban Sanepong
URLリンク(en.climate-data.org)
同じ作者かね
北のターク~ミャンマーを見よう
URLリンク(en.climate-data.org)
メーソット1540mm
URLリンク(en.climate-data.org)
ミャワディー1771mm
215:名無虫さん
13/12/17 17:45:20.23 .net
URLリンク(en.climate-data.org) トラート3200mm
URLリンク(en.climate-data.org) ハートレーク4000mm
URLリンク(en.climate-data.org) クロンヤイ4400mm
URLリンク(en.climate-data.org) コッコン4000mm
一部で4600mm説とかあるけどその辺はまた後でw
216:名無虫さん
13/12/17 19:32:25.17 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
チョンブリー県内陸平地のコチャン郡で1500mmか
URLリンク(en.climate-data.org)
シアヌークビルのデータをやっと見つけたが3500mm
URLリンク(en.climate-data.org)
このサイトはカンポットを2366mmと書き
URLリンク(en.climate-data.org)
ケップを2188mmと書いているが、
まあ15~20%水増しの傾向があるな
一方でミャンマーの多雨地はなかなか5000mmになっていなかったりw
URLリンク(en.climate-data.org)
Cham Ka Beiは1900mmでAw気候
URLリンク(en.wikipedia.org)
こんな海沿いで1800mmで、
URLリンク(en.climate-data.org)
Aw扱い
カンボジアは内陸に行くとあっという間に雨量が減るので
海沿いに変化を見るしかない
そうなるとベトナム方面へと動かないと、
AmとAwの境界を見つけることは出来ない
URLリンク(en.climate-data.org)
Pra Moyはトラートの細い部分から内陸へと行きカンボジア側らしいが
年間雨量2200mm。周囲には1600mの山などもある
カンボジアのポーサット州西部
URLリンク(en.climate-data.org)
チャンタブリ内陸のソイダオ低地部は1600mm
217:名無虫さん
13/12/17 21:02:12.06 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
Su-ngai Padi
国境のスンガイコーロクの北隣のスンガイパディは西に1000mの山があるため
最少雨量の2月にも78mmの雨が降り、年間でも2660mmの雨が降る
タイでケッペンの定義するAf気候を探すのは本当に大変だが、南部に数箇所あるのは分かった
しかし微々たるものだし、周辺画像を調べても別に50mの木々が生い茂ってるわけでもなく
普通にちょっと乾き気味の普通のタイだw
218:名無虫さん
13/12/18 14:17:21.05 .net
カンボジア、ラオス、ミャンマーにはその定義での熱帯雨林気候は存在しないんだろうな
ベトナムではフエがそれに当たる
URLリンク(en.climate-data.org)
このC?u ??nh キューディン?どうも漢字だと九鼎と書くようだ
はフエ市内の阮朝王宮にある、大きな鼎が並ぶ施設だな
フエも色々あってもっと乾燥の厳しい所もある
219:名無虫さん
13/12/18 14:29:11.26 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
ハノイの南のナムディンなニンビンの更に南の沿岸部が
一応熱帯雨林か
C?m Xuyen
URLリンク(en.climate-data.org)
ヴィンのちょっと南
この周辺にも熱帯雨林らしい所がある
南の300mの山のお陰かね
220:名無虫さん
13/12/20 03:36:52.70 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
ドン・レ?のあるTuyen Hoa Districtも熱帯雨林という事になる
この辺は6月に暑いのか
涼しい季節に比べて年較差で10℃と熱帯にしては差が大きい
221:名無虫さん
13/12/20 03:39:59.17 .net
URLリンク(en.climate-data.org)
ここはハティン省らしい
まあ熱帯気候ギリギリの北端あたりに、最少雨量月でも60~80mmの地域があちこちにあるわけだ
222:名無虫さん
14/01/09 16:03:50.08 .net
URLリンク(www.agoda.com)
&cko=050214&asq=RB2yhAmutiJF9YKJvWeVbVxrPmy5c63%2fmxba1IdlsW%2fcbr01
Ej3zcjmpskQrbFqOWIrfIfye3Ewo8i4x0wG6MItTT9z5Tzqg4EH7qC4YtFKG0A91Sp1rfd21AD%2fvUigtg9nMR8MJN9tFIhq9kVtlpg%3d%3d
223:名無虫さん
14/01/09 16:10:49.83 .net
The Natural Garden Resort Khao Soi Dao
ポンナムロン郡
URLリンク(en.climate-data.org)
低地は山影であり決して年間雨量がずば抜けて多いわけではない
224:名無虫さん
14/02/05 20:33:41.32 .net
ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明
2014年01月23日 21:54 発信地:パリ/フランス
【1月23日 AFP】ものぐさの度が過ぎて、自分の毛に生えるコケを食べ、まともに動くのは週一度の排泄の時だけ─。
そんな動物はナマケモノしかいない。
そのの生態を詳細にわたって観察し、名前負けしない見事な「怠けっぷり」を明らかした調査結果が、
英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」で発表された。
生物学者らの研究チームが行った調査によると、ミツユビナマケモノは、被毛に寄生するする蛾(ガ)と協力することで怠けるの奥義を極めたという。
熱帯雨林の樹上で主に樹木の葉を食べて暮らすナマケモノは、週に1度だけ、排便のために木から地上に降りる。
この際、ナマケモノは肉食動物にとっての格好の餌食となりやすく、非常に高いリスクが伴う。
だが研究者らは、ナマケモノが地面に降りて排便する際、このガが宿主の糞に卵を産み付けていることに気が付いた。
幼虫は糞の中で孵化し、成虫になった後で再び樹上のナマケモノの被毛へと向かう。
ナマケモノに寄生するガは被毛内の窒素量を増やし、また少量ながら排便もする。
これらが肥料の役目を果たし、被毛の小さな刻みにたまった雨水に藻が繁殖する。
そしてこの藻は、普段は樹木の葉しか食べないナマケモノにとって貴重な栄養源になるという。
発表された研究論文は、「この共生関係はナマケモノの生態の根幹をなす要素であり、
そのおかげでナマケモノがより怠けるようになったのかもしれない」と述べている。(c)AFP
____________
▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月23日 21:54配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)
▽関連リンク
Proceedings of the Royal Society B
A syndrome of mutualism reinforces the lifestyle of a sloth
URLリンク(rspb.royalsocietypublishing.org)
225:名無虫さん
14/02/05 20:35:18.35 .net
蛍光放つ魚類、180種以上=熱帯サンゴ礁などで米博物館発見
熱帯のサンゴ礁などに生息する180種以上の魚類が緑や赤、オレンジの蛍光を放つことを発見したと、
米自然史博物館などの研究チームが9日、米科学誌プロスワンに発表した。
仲間を識別したり、天敵から身を隠したりするのに使っているとみられ、蛍光を放つ魚類は予想以上に多いという。
蛍光を発する海の動物はこれまで、主にクラゲやイソギンチャク、サンゴが知られていた。
下村脩博士がオワンクラゲから発見した緑色蛍光たんぱく質は遺伝子研究に幅広く使われ、ノーベル化学賞受賞につながった。
しかし、魚類はあまり知られておらず、理化学研究所が昨年、ニホンウナギから緑色蛍光たんぱく質を見つけたと発表し、世界的な反響を呼んだ。
研究チームは2011年から昨年にかけ、大西洋のバハマ諸島やカリブ海のケイマン諸島、南太平洋のソロモン諸島で調査。
カメラによる撮影法を工夫し、カサゴ類やニザダイ類、トラザメ類、エイ類など50科105属の180種以上が蛍光を放つことを確認した。
今後、医学や生物学の研究に役立つ新たな蛍光たんぱく質が見つかると期待される。(2014/01/09-14:50)
_____________
▽記事引用元 時事ドットコム 2014/01/09-14:50配信記事
URLリンク(www.jiji.com)
緑色の蛍光を放つトラザメ類、エイ類、赤い蛍光のカサゴ類など。
米自然史博物館チームは180種以上の魚類が蛍光を放つことを発見した(米プロスワン誌提供)
URLリンク(www.jiji.com)
▽関連リンク
PLOS ONE
Published: January 08, 2014 DOI: 10.1371/journal.pone.0083259
The Covert World of Fish Biofluorescence: A Phylogenetically Widespread and Phenotypically Variable Phenomenon
URLリンク(www.plosone.org)
226:名無虫さん
14/02/05 20:39:01.35 .net
南米のアルゼンチンで、川に水遊びにきていた人たちが突然、肉食魚の
群れに襲われ、子どもを含む70人以上が手足をかまれたり、指をかみ
ちぎられたりする被害に遭いました。
アルゼンチン中部のパラナ川で25日、夏の暑さをしのごうと水遊びを
楽しんでいた市民が突然現れたピラニアのような肉食魚の群れに手や足などを
次々とかまれました。
けが人は70人以上に上り、このうち、7歳の女の子がかまれた手の指を
切断するなど、指を失った子どもも複数いるということです。
人を襲ったのはピラニアの仲間の「パロメタ」と呼ばれる、どう猛で鋭い
歯を持った肉食魚だとみられています。
地元の人は当時の状況について「川のあちらこちらで被害が出た。かまれた
人たちは数センチに及ぶ深い傷を負っていた」と話しています。
この川では、これまでにも人が肉食魚にかみつかれることが何度かあった
ものの、これほどの規模で襲われた例はないということです。
現場は首都ブエノスアイレスから北西におよそ300キロ離れた都市
ロサリオにある市民に人気の川遊びの場所で、当時、数千人がクリスマスの
休暇を利用して遊びに訪れていたということです。
肉食魚に70人以上が襲われる 南米 NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
パロメタはURLリンク(trouttimes.exp.jp) Pygocentrus palometa
Palometa Brava、ちょっとカワイイ名前の響きではありますが、その素性は世界最大のピラニア。白く輝く歯がステキです。
しかしスペイン語で調べると
どうも日本で言えば~ダイと名付けられるような縦に薄い魚の多くを、パロメタと呼んでいるらしい
227:名無虫さん
14/02/05 20:42:33.13 .net
ブラジルの野生生物保護当局は27日、大西洋熱帯雨林「大西洋岸森林」に生息する
ジャガーの絶滅が差し迫っているとする研究を発表した。
研究者たちによると、ジャガーの個体数の減少は、縮みゆく熱帯雨林自体にとっても脅威だという。
捕食動物保護の研究機関Cenapがまとめた報告書によると、大西洋沿岸森林の
ジャガーの成体数は過去15年間で80%減少し、250頭になった恐れがある。
さらに生殖年齢にある成体数はその5分の1に過ぎないという。
■熱帯雨林の9割が開発で消失
マタ・アトランティカとの別名をもつこの熱帯雨林には多彩な動植物が生息し、
とりわけ固有種の宝庫となっている。
かつては国土の15%に当たる120万平方キロ以上の面積を持ち、アマゾンの
熱帯雨林の25%を占めていたが、乱伐や牧場開発、都市化の進行の結果、
ここ数世紀の間に90%以上もの面積が消失した。
ブラジルの環境NGO「SOSマタ・アトランティカ基金」によると、現在の面積は
わずか2万8600平方キロほどだという。
ジャガーにとっては生息地の減少によって、エサの探索と狩りの双方に悪影響を被る。
生物学者のペドロ・ガレッティ氏は一例として、ジャガーが家畜の牛を捕食した場合、
農場労働者たちはジャガーを殺すことをためらわないというケースを、
地元紙「フォリャ・ジ・サンパウロ」紙に語っている。
Cenapのディレクター、ロナウド・モラト氏は、この地域の食物連鎖の頂点に立つ
ジャガーの減少が、多様性を誇る熱帯雨林の生態系にとって明らかな脅威だと警告している。
Cenapは来週から、残存するジャガーを観測衛星で追跡する新プロジェクトに乗り出す。
URLリンク(www.afpbb.com)
ブラジル大西洋岸の森林にまだジャガーが残っていたなんて奇跡だな
228:名無虫さん
14/03/27 23:43:29.69 .net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ナナフシは白亜紀から植物に擬態
最初の鳥が飛び始めるのとほぼ同じころ、ナナフシは植物に変装することを覚えていたらしい。
顕花植物の出現以前、およそ1億2千万年前から、ナナフシは植物の葉に扮していたという研究結果が発表された。
モンゴルで発見された化石は、小枝を真似るナナフシの最も初期の事例を表している。
ナナフシ目は現在、3000種以上が記載されており、ナナフシをペットとする愛好家もいる。
“古代の黒筋ナナフシ”を意味するクレトファスモミマ・メラノグラマ(Cretophasmomima melanogramma)と
学名が付けられたナナフシの化石の発見は、北京にある首都師範大学のマオミン・ワン(Maomin Wang)氏が率いるチームによって報告された。
「われわれの祖先は、1億2千万年も前から、既に枝や葉を擬態した昆虫によって騙されていた」と、
この研究の共著者でパリ、ソルボンヌ大学のオリビエ・ベソー(Olivier Bethoux)氏は語る。「この発見により、
顕花植物の出現以前から、ナナフシを含む様々な昆虫による植物擬態が行われてきたことが明らかとなった」。
◆新しい葉
恐竜の時代、視覚的に昆虫を捕食する初期の鳥類や哺乳類の到来は、進化の過程で急速に植物擬態と
いう術を昆虫に与えたとベソー氏は述べる。
「この発見は、初期の昆虫と植物の共進化に関するより興味深い証拠である」と、研究には参加していない
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の古生物学者サム・ヘッズ(Sam Heads)氏は語る。昆虫は化石記録に
良い状態で保存されていないことが多いため、今回の新しい標本は特に研究者たちを喜ばせるだろうと同氏は付け加えた。
古代のナナフシは、尾から触角の先端まで約7センチあった。その3つの化石(メス1匹とオス2匹)は、モンゴルの
化石発掘現場で見つかった。しかし、今回の研究者たちが実際に発見したのは、フランスと中国で長い
間調査されないまま保管されていたコレクションの中だった。
ナナフシの化石には、どれも羽に沿って平行した黒い線が走っている。その線は、ナナフシが誕生した
中国とモンゴルにまたがる熱河生物群(Jehol biota)で化石となったイチョウの葉に似ている。
229:名無虫さん
14/03/27 23:44:28.20 .net
◆隠れ上手
顕花植物が最初に広く多様化し、樹皮や枝を急速に成長させた1億年前の“大被子植物分化
(great angiosperm radiation)”と呼ばれる時期に、ナナフシは植物を擬態するようになったと研究者たちは考えてきた。
ほかのナナフシの近縁種は、さらに古い地層から発掘されたが、「どれも植物擬態能力を
表すような特徴を示していない」と、ベソー氏は述べる。
しかし、今回のようなナナフシに関する発見はまだどこかに隠れている可能性があると、
イリノイ大学の州自然史調査所で昆虫キュレーターを務めるクリス・ディートリッヒ(Chris Dietrich)氏は話す。
化石昆虫の専門家が少ないため、「論文に記載されたものを含め多くの化石は、
だれかに調査されるまで数十年も博物館の中で待ち続けている」という。
研究結果は、「PLOS ONE」誌オンライン版に3月19日付で発表された。
Dan Vergano, National Geographic News
230:名無虫さん
14/03/27 23:46:07.62 .net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
キノカワカマキリの新種、19種発見
中米から南米に生息する動きの非常に素早いカマキリが、新たに19種見つかったとする研究結果が発表された。
今回、科学誌「ZooKeys」に研究成果を発表したクリーブランド自然史博物館の無脊椎動物学キュレーター、
ギャビン・スベンソン(Gavin Svenson)氏は、「キノカワカマキリは頭の細いゴキブリにそっくりだ」と言う。
新たに発見された種のうちいくつかには、ユニークな学名が与えられた。例えばLiturgusa algoreiは、元副大統領で
環境活動家のアル・ゴア氏に敬意を払って命名された。Liturgusa krattorumは、アメリカのテレビで人気の2つの
子ども向け動物番組で司会者を務めるマーティン&クリス・クラット(Martin and Chris Kratt)氏にちなむ。また、
スベンソン氏は2種のキノカワカマキリに、娘達の名前であるテッサとゾーイを使っている。
これまでに知られていたキノカワカマキリはわずか10種で、この新しい研究によってキノカワカマキリの生物多様性は一挙に3倍近くに高まったことになる。
「この論文はこれから長きに渡り、キノカワカマキリに関する権威ある研究となるだろう」と、ノースカロライナ自然科学博物館で
調査・採集を担当する副館長、ジェイソン・クライアン(Jason Cryan)氏は述べる。クライアン氏は研究には参加していない。
◆すばやい、隠れたハンター
スベンソン氏は、北米、南米及びヨーロッパの博物館が所有する500点以上のキノカワカマキリ標本を調査し、中南米の8つの国で採集を行った。
キノカワカマキリのほとんどは、樹皮や地衣類に隠蔽擬態する。木の幹や枝の上で生活し、そこから下を見下ろして小さい昆虫を捕まえる。
カマキリは獲物をひっそりと待ち伏せして捕らえると考えられがちだが、スベンソン氏によると、キノカワカマキリは活発に獲物を探し
追いかけて捕獲する。「キノカワカマキリはとても素早い」と同氏は言う。
擬態が巧みで動きが速いため、キノカワカマキリを捕まえるのは難しい。スベンソン氏は、長くて曲がった棒を使って木の幹の裏を叩くという方法を考え出した。
231:名無虫さん
14/03/27 23:46:56.01 .net
「カマキリがいることにこちらが気づくより先に、カマキリの方がこちらに気づいて、木の裏側へサッと入り込んで
しまうことがほとんど。棒で木の裏側を叩けばカマキリは木のまわりを回って前へ出て来るので、そこを網で囲い込むか、手の平を被せて捕まえる」。
また、夜、暗闇の中でカマキリの目に眩しいスポットライトを当て、カマキリの目を一瞬眩ませて捕まえる方法も取ったという。
◆予測できない運命
今回の論文に記載された種の多くには標本がわずかしかなく、50年から100年前に採集されたもので、採集場所の中には現在、
農地や都市になっている場所もある。
キノカワカマキリの中に絶滅の危機に瀕した種、またはすでに絶滅した種がいるのかどうかはわかっていない。
今回の研究でこの不思議な生き物についてより多くのことが明らかになればよいとスベンソン氏は語っている。
232:名無虫さん
14/04/10 02:40:45.14 .net
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
トゲだらけの新種アマガエル、ベトナム
April 8, 2014
ベトナムの人里離れた山岳地帯で、ピンクと黄色の体表一面がするどい突起で覆われた新種のカエルが発見された。
東南アジアに生息する両生類の研究が専門のジョディ・ローリー(Jodi Rowley)氏と彼女の同僚達は、
こん なトゲだらけのカエルは見たことがないと口を揃えて言う。
なぜなら、体表がトゲで覆われたこの新種のアマガエル(学名:Gracixalus lumarius)、
生息地がベトナム 中部のゴクリン山とその周辺の標高1800メートル以上の山に限られるためだ。
「木を注意して見ると、必ずと言っていいほどこのカエルがいた。どうやら、この辺りの山頂にだけ生息してい るようだ。
ベトナム中部の山岳地帯は、ほかでは見られない両生類が多く生息することで知られている」と、シ ドニーにあるオーストラリア博物館の生物学者、ローリー氏は話す。
◆タフな愛
ローリー氏らのチームは、世界中で最も多様な両生類の生息地として知られるベトナムの山岳地帯を定期的に 訪れ、
調査を行っている。2013年には、ホー・チ・ミン市近郊に生息する、ピラピラした前足を持つ新種のヘレ ントビガエル(学名:Rhacophorus helenae)を発見した。
ベトナム中部の山岳地帯には、両生類を探すのに適しているとは到底思えないような地形が広がっている。
険 しくゴツゴツとした山が連なり、カエルが生息できるような水場もほとんど見当たらない。しかし、
ローリー氏 らのチームは、ベトナムの山に生息するカエルが水の溜まった小さな木のうろを住処にしていることを突きとめ ていた。
ローリー氏が体長5センチほどのトゲだらけのアマガエルを見つけたのも、やはりそういった木のうろの1つだ った。
233:名無虫さん
14/04/10 02:41:26.38 .net
このカエルの最大の特徴は、オスの背中から頭部をくまなく覆っているトゲ状の突起だ。「触ると、紙やすり のように
ざらざらしている」とローリー氏は話す。ローリー氏らのチームは、ナショナル ジオグラフィック研 究・探査委員会(CRE)から
資金提供を受けてこの研究を行っている。突起は人間の爪やサイの角にも含まれる ケラチンというタンパク質でできている。
このカエルの生態系と自然史についてはまだほとんど分かっていない。しかし、突起は繁殖期に大きくなる
ことから、メスがオスを探す際の目印になっているのではないかとローリー氏は考えている。
◆不透明な未来
しかし、カエルの未来をおびやかす数々の脅威の前では、このような感動的な愛も無力なようだ。
東南アジアは世界で最も急速に森林破壊が進んでいる地域だ。このカエルの生息地はいくつかの山に限られ、
また山頂では気候の急速な変動も危惧されていることから、生息地の消失と気候変動の影響は深刻なものになる だろう。
「今回、新種のカエルの存在が明らかになった。このカエルが今後も確実に生き延びられることを願っている」 とローリー氏は語っている。
今回の研究結果は、「Zootaxa」誌オンライン版に4月2日付けで発表された。
新種のアマガエル
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
234:名無虫さん
14/05/02 22:27:57.52 .net
URLリンク(jp.wsj.com)
2014年 4月 29日 09:18 JST 世界の資源は枯渇せず―有限説はエコロジストの杞憂
人間が世界の資源を「使い尽くしている」とか、石油が「枯渇しつつある」とか、汚染に対応する大気の能力が
「限界に達している」とか、これ以上人口が増えれば土地の食糧生産能力に「余力がなくなる」という言葉を
何度聞いたことがあるだろう。こうした言葉が出てくるのは、金属や石油、きれいな空気、土地といった資源は有限であり、
人間が消費することで資源を使い尽くす恐れがあるという前提があるからだ。
世界自然保護基金(WWF)インターナショナルのジム・リープ事務局長は「私たちは地球が持続的に生産できる
量より資源を50%多く消費している。方向転換を図らない限り、この数字は急速に増えるだろう。2030年には
地球が2つあっても足りなくなる」と話す。
しかし、人類の歴史には奇妙な特徴がある。それは、人間がそのような限界を何度もぶちやぶってきたというものだ。
結局のところ、サウジアラビアの石油相がかつて言ったように、石器時代は石がなくなったから終わったわけではない。
生態学者はこれを「ニッチ構築」と呼ぶ。ニッチ構築とは、人間(実は人間以外の一部の動物もそうなのだが)は何らかの
方法で自分たちの生息環境の生産性を高め、新たな機会を作り出すことを指す。農業はその典型だ。私たちは自然の
恵みに頼ることをやめる代わりに、さらに大きな恵みを人工的に作り出した。
これと同じ現象を経済学者はイノベーションと呼んでいる。経済学者が生態学者の何にいら立っているかと言えば、
生態学者が限界が静的なものであることを前提に物を考えるからだ。鯨油が枯渇し始めたころ石油が発見されたことや、
農場の収穫高が横ばいになったときに化学肥料が登場したこと、ガラス繊維が発明されると銅の需要が落ち込んだことを
生態学者は理解できないようだ。
生態学者も同じように経済学者に不満を感じている。経済学者は成長に限界があるという現実に向き合わなくても済むように
「市場」や「価格」という迷信のような魔法を信じている、と生態学者は感じている。生態学者の会議で拍手喝采を浴びたければ、
経済学者を侮辱する冗談を言えばいい。
235:名無虫さん
14/05/02 22:29:11.62 .net
私は生態学者と経済学者という2つの部族に囲まれて生きてきた。大学では7年間、さまざまな形態の生態学を学び、
その後8年間にわたって英経済誌「エコノミスト」で働いた。私が生態学者だったころ(車に反原発のステッカーを
貼ってはいたが、政治的な意味ではなく、学術的な意味での生態学者だった)、「環境収容能力」、つまり成長に
限界があるという考え方を固く信じていた。今では、人間は少ない資源で多くを成し遂げる方法を考え出せるという見方に傾いている。
この不一致こそ、多くの政治問題の本質である。そもそもの考え方がかみ合っていないのだから、人々は環境政策を
めぐって対立するのだ。例えば、気候変動について議論すると、悲観主義者は急速な温暖化を招かずに余分な二酸化炭素
(CO2)に対応しようとしても大気の能力に限界がある、と考える。それゆえ、経済が成長し続ければ、排出量も継続的に増加して、
最終的には危険な水準にまで温暖化が進む。だが、楽観主義者は経済成長が技術の変化をもたらし、低炭素エネルギーが
利用されるようになる、と考える。そうなれば、地球温暖化は多くの被害をもたらす前に安定する。
例えば、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は産業革命前との比較で2100年までに気温が摂氏で3.7~4.8度
上昇すると予想しているが、この予想は、技術がほとんど進歩しない、50年間続いた人口増加率の低下がとまる、
人口1人当たりの所得の増加率は(たった)3倍、経済のエネルギー効率はあまり改善しない、という想定に基づいている。
これは注目に値する。つまり、2100年の世界は今とほとんど変わらないものの、人口が大幅に増えて、今以上に石炭と石油を
燃やした結果、温室効果ガスの排出量が増加する、と想定していることになる。これに対して、ほとんどの経済学者は2100年までに、
所得が5~10倍増加する、技術が飛躍的に進歩する、人口増加がとまる、と予想している。
人口が減るため、必要とする炭素は今よりはるかに少なくなるとみていることになる。
236:名無虫さん
14/05/02 22:30:35.78 .net
1679年、オランダの偉大な顕微鏡学者アントニー・ファン・レーウェンフックは地球が収容できる人数を
134億人と推定したが、ほとんどの人口統計学者は世界の人口がそこまで増えることはないと考えている。
その後、10億人から1000億人までさまざまな数字が挙がっているが、意見はまとまりそうにない。
経済学者によると、私たち人間は肥料を使い、機械化を進め、殺虫剤を噴霧し、かんがい設備を整備した結果、
1エーカー(約4000平方メートル)当たりの土地の生産性は上昇し続けている。今後、イノベーションが起きれば、
上限はさらに引き上げられるはずだ。ロックフェラー大学のジェス・オーズベル氏は一定量の食糧生産に必要な
土地の広さは全世界でこの50年間で65%縮小したという。
生態学者はこうしたイノベーションが石油やガスといった再生不能な資源や、帯水層のように補充が利用に
追いつかない再生可能資源に依存していると主張する。だから、今の収穫高を維持することはできないし、
ましてや向上させるなんて不可能だ。
生態学者のカール・サフィーナ氏は出版したばかりの「The View from Lazy Point(レイジーポイントからの眺め)」
の中に、全ての人間が米国人と同じ生活水準で暮らしたら、地球が2つ半以上必要になると書いている。米国人の
消費水準を基準にした場合、今ある農地だけでは25億人以上分の食糧を生産できないからという。生態学の創始者の
1人と言われるハーバード大学名誉教授のE・O・ウィルソン氏は人類全てが菜食主義者になれば、
100億人を養うに十分な食糧の生産が可能と計算した。
経済学者の反論はこうだ。世界の大部分、特にアフリカには肥料や近代的な農業技術が行き渡っていないのだから、
農地の生産性が今以上に向上しないと考えるのは合理的ではない。ロックフェラー大学のオーズベル氏は同僚のイッド・
ワーニック、ポール・ワゴナー両と共に驚くべき結論に達した。人口が増加して、世界がますます豊かになり、肉などの高級品の
需要が増えることを大目に見る一方で、将来における世界の食糧生産の改善率を厳しく見積もっても、50年に必要となる
農地は00年から減少することがわかったのである(食糧を生産できる農地でこれ以上バイオ燃料を育てなければ、の話だが)。
237:名無虫さん
14/05/02 22:31:52.02 .net
しかし、収穫高が増えるかどうかは資源次第であることは間違いない。まず水について考えてみよう。水は世界各地で
食糧生産の制約になっている。1960年代と70年代に算出された2000年までの水の需要の予測は過大に見積もられていた
ことがわかった。実際に使われた水の量は30年前に専門家が予想した量の半分に過ぎなかった。
新しいかんがい技術が開発され、水が効率的に使われるようになったことが最大の理由である。イスラエルやキプロスなど
一部の国では、「細流かんがい」という技術を採用することでかんがいに必要な水の量を減らすことができた。さらに太陽電池を
活用して世界中で海水の脱塩を行えば、人口が真水の制約を受けることなくなるだろう。
1972年にローマクラブ(強い影響力を持つ世界的なシンクタンク)が出版したベストセラー「Limits to Growth(邦訳:成長の限界)」
によると、今の世界はさまざまな金属や燃料、鉱物、空間を使い尽くし、あらゆる意味で限界を迎えていたはずだった。なぜそう
ならなかったのだろう。一言でいえば、技術のおかげである。採掘技術が向上し、資源を無駄なく使えるようになった。資源が不足して
価格が上昇すれば、安価な材料で代用できる。コンピューターのコネクターのメッキに使用される金は40年前と比べると100倍も
薄くなっている。自動車や建物に使われる鉄の量も減り続けている。
約10年前までは、天然ガスはあと数十年で枯渇し、その後まもなく石油もなくなるというのは妥当な予想だった。もしそんなことが
起きれば、農業の収穫高は急減し、世界は食糧生産のために残る熱帯雨林を耕すか、飢え死にするかという難題に直面することになる。
しかし、水圧破砕(フラッキング)技術とシェール革命のおかげで、石油とガスの生産のピークは先送りされた。石油もガスもいつかは
枯渇するが、それはアイルランドの港から西に向かってボートで漕ぎ出せばいつかは大西洋の終わりに到達すると意味と変わらない。
ニューファンドランド島にたどり着く前に漕ぐのをやめる可能性が高いように、おそらく、私たちは石油やガスが枯渇する前に
化石燃料に代わる安価な燃料を発見するだろう。
経済学者であり金属のディーラーでもあるティム・ウォーストール氏はテルルの例を挙げている。
238:名無虫さん
14/05/02 22:33:01.16 .net
テルルは一部の太陽光パネルに主要材料として使われている。テルルは地中に含まれる最も希少な元素の1つで、
原子が10億個あればその中にテルルは1つしかないという希少さだ。テルルはすぐに枯渇してしまうのだろうか。
ウォーストール氏は推定で1億2000万トンのテルルが存在する、100万年分の供給量があるとみている。テルルは
銅スライムと呼ばれる、銅鉱石を精錬したときのカスに濃縮されており、それだけでも抽出には今後長い時間がかかる。
将来的には、古い太陽光パネルから部品を取り出して新しい製品を作るときにテルルもリサイクルされるようになるだろう。
今度はリンの例を考えてみよう。リンは農業用の肥料に欠かせない元素で、南太平洋のナウル島などにあるリンの含有量が
豊富な鉱床はほぼ掘り尽くされている。ということは、世界からリンがなくなってしまうのだろうか。いや、そうではない。
リンの含有量の低い鉱床は豊富にあるし、どうしてもリンを手に入れたければ、河口の泥の中など何世紀もかけて
地中に蓄えられたさまざまなリンの原子がある。それを濃縮すればいいだけだ。
1972年、スタンフォード大学の生態学者ポール・エーリック氏がIPATという単純な公式を考案した。IPAT は人間の
影響(Impact)が人口(Population)と豊かさ(Affluence)と技術(Technology)を掛け合わせたものに等しいことを示している。
つまり、人口が増えれば増えるほど、人間が豊かになればなるほど、人間が多くの技術を手に入れるほど、
地球のダメージは大きくなる、ということだ。
IPATは生態学の聖書ともいえる地位を確立し、多くの生態学者が今でも支持している。しかし、その後の40年間、
IPATに都合のいいことばかりが起きたわけではない。人々が豊かになり、新たな技術が発明されると、地球に対する
人間の影響は増大するどころか減少したからだ。新しい技術を手にした豊かな人々は自然林からまきや野生動物の肉を
手に入れたりしない。その代りに、電気を使い、農場で育てられたニワトリを食べている。そのために必要な土地は
自然林よりはるかに少ない。2006年にオーズベル氏が計算したところ、国民1人当たりの国内総生産(GDP)が
4600ドル(約47万円)を超えている国では面積で見ても密度の点でも森林は減っていない。
239:名無虫さん
14/05/02 22:34:49.61 .net
ハイチでは森林の98%が伐採されている。衛星写真で見ると、隣国のドミニカ共和国が青々とした森林に
覆われているのに対して、ハイチの国土は文字通り茶色い。その原因はハイチの貧しさにある。ハイチは貧しさから
家庭用エネルギーとしても産業用エネルギーにも木炭に依存せざるを得ないが、ドミニカ共和国は化石燃料を
使うことができる。特に調理用としてプロパンガスに補助金を出し、森林の伐採を防いでいる。
生態学者と経済学者の対立の一端は「消費」という言葉の使い方にある。生態学者にとって消費とは
「資源を使い尽くす行為」を意味するが、経済学者にとっては「一般の人々による財・サービスの購入」である
(この2つの定義はオックスフォード英語辞典からとったものだ)。
それにしても、一般の人々が水やテルルやリンでできた製品を購入すると、これらの資源はどのような意味で
「使い尽くされる」ことになるのだろうか。水やテルルやリンはまだ製品そのもののや環境の中に存在している。
水は下水道を通って環境に戻り、再度利用可能になる。リンは堆肥を通じてリサイクルされる。テルルは太陽光パネルに
使われているが、これもリサイクル可能だ。経済学者のトーマス・ソーウェル氏は1980年の著書
「Knowledge and Decisions(知識と決定)」にこう書いている。「私たちはおおざっぱに『生産』と言うが、人間は物質を
作り出すわけでも消滅させるわけでもない。ただ物質の形を変えているだけだ」
イノベーション―生態学者にとってはニッチ構築―が生産性を向上させていることを考えると、人間が地球という惑星の
銀行に開いた口座の残高は既にマイナスで、米国人と同じ生活水準で100億人が暮らすには少なくとももう1つ地球が
必要になるという主張を生態学者はどう説明するのだろう。
グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)という団体による試算を見れば、はっきりする。GFNはカリフォルニア州
オークランド在住のマーティス・ワッカーナーゲル氏が創設したシンクタンクで、70を超える国際環境団体に支持されている。
GFNは食糧増産のために化石燃料を燃やした結果発生したCO2は植林によって将来的に吸収され、相殺されることを前提に
している。
240:名無虫さん
14/05/02 22:36:28.26 .net
広く利用されている指標「エコロジカル・フットプリント」は人間が必要とする土地の54%が炭素の吸収に
回されることを想定している。
では、植林がCO2を吸収する唯一の方法ではないとしたらどうだろう。植えた木に水や肥料を与えた結果、
木がぐんぐん成長してそれほど多くの木が必要でなくなったとしたらどうなるだろう。米国のように発電に
石炭の代わりにガスを使ってCO2の排出量を削減した場合はどうか。CO2排出量のある程度の増加を
大目に見た場合はどうなるのか(それによって作物の収穫高は適度に増加する)。生態学的にみれば
口座の残高は貸越だが、こうした要因を考慮すれば貸越残高は大きく減って、残高はプラスになる。
オーストリアのクラーゲンフルト大学のヘルムート・ハバール氏は経済学を真摯に受け止める、珍しいタイプの
生態学者だ。ハバール氏によると、仲間の生態学者は「人間が純一次生産に占める割合(HANPP)」を生態学的な
成長の限界を示す指標として利用している。HANPPとは人間や家畜が食べたり成長を妨げたりしている植物の割合を
指すものだ。一部の生態学者は既に、人間が地球上の植物の半分上を消費していると主張し始めていた。
いくつかの理由からその主張は間違っているとハバール氏は言う。まず、人間が純一次生産に占める割合は
まだ非常に低い。ハバール氏の推計によると、人間や家畜が食べる割合は約14.2%で、ヤギや建物によって成長が
妨げられている割合は9.6%である。第2に、多くの場合、経済が成長しても利用される生物の量は増加しない。
工業化が進み、収穫高が増えると、HANPPは通常、低下する。耕作地が増えるのはなく、農業の集約化が起きるからだ。
最後の理由として、人間の活動によって自然の生態系に置かれた植物の生産量が増加していることが挙げられる。
作物が吸い上げた肥料は野生の鳥や動物によって森や川の中に運ばれ、森や川ではその肥料のおかげで
野生の植物の収穫高も増加する(時にはそれが過剰に作用して、藻が大発生したりする)。ナイル川河口の三角州などでは、
土地の多くが人間のための食糧生産に使われているが、野生の生態系の生産性は人間の介入がなかったころよりも今のほうが高い。
241:名無虫さん
14/05/03 00:36:35.87 .net
地球環境のために何かをするとすれば、生態学者と経済学者を集めて会議を開きたい。私は単純な問いを投げ掛けて、
答えが見つかるまで部屋から出ては行けないと言い渡すのだ。
彼らに答えてもらいたいのは「イノベーションを使って環境を改善するどうしたらいいか」である。
______________________________________________________________________
生物の実態を見ない偏狭な経済学オンリーでもダメ
一方で、経済発展が化石燃料採掘消費と生態系での生産者からの収奪のみであるとする偏狭な生態学オンリーでもダメ
> 2006年にオーズベル氏が計算したところ、国民1人当たりの国内総生産(GDP)が
4600ドル(約47万円)を超えている国では面積で見ても密度の点でも森林は減っていない。
国民を教育する余裕があれば、植林とかし始めるものね!
オープンスペースに植えられた樹木は急速に成長する
たとえそれが人工林だ二次林だ生物多様性を欠くと罵倒されようと、確かに森だ
いや、ちょっと待てよ?
自然林の中で一番多様性が高いのは、確かにマクロに見れば原生林だが
ミクロに見ればその原生林に開いたオープンスペースというか、木の倒れたギャップ部分だよな?
一方で、十分に何層にも生い茂った植生が過度の蒸発を防ぎ、一方で豪雨が地面を直接叩いて侵食するのを
防いでくれるのも事実だ
そして保たれた湿気が流れてくるからギャップにも湿度があって多様性が高い。広すぎるギャップというか
ただの草原+低木林では多様性が低い
じゃあ、どのくらいの広さならいいの?
その大きさだけ樹木を切ってそこだけ作物を植えるとかはどうよ?
メッシュ切ってインチキ拡散方程式で湿度保持程度を調べて、伐採可能な面積の上限でも決める?
これだって技術の向上ですよw
242:名無虫さん
14/05/26 21:00:36.80 .net
逆立ちで交尾する新種のカエル、インド James Owen, May 26, 2014
インド西部で風変わりな交尾様式を持つ新種のカエルが発見された。
交尾の儀式をするクンバラナイトフロッグのメス(左)とオス。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
西ガーツ山脈の湿林で発見されたクンバラナイトフロッグ(Nyctibatrachus kumbara)は、逆立ちをしながら交尾して
木の枝などに卵を産み付け、産んだ卵に泥を塗り付けて保護する。このような行動を取るカエルが見つかったのは世界で初めてだという。
「Zootaxa」誌に5月16日付で発表された研究によると、名前の「クンバラ」という言葉は、
この新種のカエルが生息するインド西部ウッタラ・カンナダ地方の言語で「陶芸家」を意味する。
バンガロールにあるインド科学研究所の両生類研究者で今回の論文著者の一人、コタンビル・バスデバ・
グルラジャ(Kotambylu Vasudeva Gururaja)氏によると、クンバラナイトフロッグのオスとメスは、出会うと
後脚で立ち上がり、川面の上にある枝や植物、岩などの卵を産みつける場所に触れる。 そして、交尾中に
メスはオスを背中に乗せたまま逆立ちをし、卵を産み始める。研究チームはこの夜行性のカエルを2006年に
最初に発見し、観察や映像記録を行っている。
◆アクロバットのような交尾
オスは卵を受精させるとメスから飛び降りるが、メスは逆立ちをしたまま、長ければ20分もの間、卵を産み続ける。
グルラジャ氏によると、このカエルが後脚で立つのは卵を産む場所を示すためではないかと研究チームは考えているが、
確かなことはわからない。また、メスがオスの体の大きさを確認するためであるかもしれない。
「メスはオスの体長を確認しているのではないかと考えられる。オスはメスが卵を産む直前に精子を放出するので、
オスの体が小さいと、空中に産みつけられた卵に精子がうまくかからない可能性がある」。
メスが体の小さなオスとは交尾をしないことがあるのも、同じ理由からかもしれないと同氏は述べた。
243:名無虫さん
14/05/26 21:03:50.65 .net
◆両生類の陶芸家
メスが多くて7つの卵を産んだ後にオスは、これまでカエルについては報告されたことのない方法で育児を行う。
「オスは前脚で泥をすくい、後脚で立って卵を泥で覆う。人間のように指を使って作業をする」とグルラジャ氏は説明する。
まるで陶芸家の作業のようなこの泥塗りには25分ほどかかり、川床から卵へと40~50回、繰り返し手を動かすこともあるという。
ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(May 26, 2014)
逆立ちで交尾する新種のカエル、インド
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
原論文:Zootaxa
Kotambylu Vasudeva Gururaja, K.P. Dinesh, H. Priti & G. Ravikanth
Mud-packing frog: A novel breeding behaviour and parental care in a stream
dwelling new species of Nyctibatrachus (Amphibia, Anura, Nyctibatrachidae)
URLリンク(www.mapress.com) (PDF)
卵は枝にしっかりとくっつき、人間が手で取ろうとしても簡単には剥がれない。
クンバラナイトフロッグが川面の上に卵を産み、それを泥で覆うのは、淡水カニなど、カエルを含めたあらゆるものを
食べる水生捕食者から卵を守るためだと研究チームは考えている。
また、泥をかけるのは、卵を乾燥から防ぐためかもしれない。卵からは一週間ほどでオタマジャクシが孵り、下の川面に落ちる。
244:名無虫さん
14/05/26 21:12:46.00 .net
Uttara Kannada
ゴアの南か
カルナータカ州
Uttara Kannada, also known as North Kanara or North Canara, is a Konkan district in the Indian state of Karnataka.
It is bordered by the state of Goa and Belgaum District to the north, Dharwad District and Haveri District to the east,
Shimoga District and Udupi District to the south and the Arabian Sea to the west.
The city of Karwar is the administrative headquarters of the district.
URLリンク(en.wikipedia.org)
所によって年間雨量5000mmとか書いてあるね
シモガ区とも接するのか
245:名無虫さん
14/05/29 21:23:26.28 .net
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
金属ドリルで果実に穴をあける寄生バチ
寄生性のイチジクコバチのメスは卵を産みつけるため、まだ熟していない硬いイチジクの表面に穴をあけなくてはならない。
幸運なことに、彼女には生まれつき強力な工具が備わっている。新しい研究によると、それは人間の髪の毛よりも細く、
先端に亜鉛が付いたドリルの刃先のような付属器官であることが明らかになった。
穴あけ工具として「硬いのに巧みに動くというのは本来非常に難しい挑戦だが、この構造を見ると実に見事である」と、
研究のリーダーでインド、バンガロールにあるインド科学研究所の機械工学者、ナムラタ・グンディア(Namrata Gundiah)氏は語った。
同氏は、亜鉛がハチのドリルの刃先を硬くしているという事実を今回初めて証明した。
◆硬い先端
グンディア氏は以前から、寄生バチが産卵管と呼ばれる腹の終端にある長い構造を使って、
若いイチジクに卵を産みつけることを知っていた。
だが、一体何がイチジクに穴をあけられるほど産卵管を硬くしているのか、同氏と大学院生のラクシュミナス・
クンダナティ(Lakshminath Kundanati)氏は疑問を持つようになった。
また、寄生バチ(Apocrypta westwoodi grandi)の産卵管の先端が、やわらかいイチジクの花に卵を産みつける
花粉媒介性のハチ(Ceratosolen fusciceps)と構造的に異なっているかどうかについても知りたかった。
そこで、彼らは電子顕微鏡を使って、産卵管の先端を高解像度で調べてみた。
寄生バチの産卵管の先端には、硬い果実に穴をあけるのに役立つ歯に似たギザギザのドリルの刃先のようなものが見えた。
一方、花粉媒介性のハチの先端は、スプーンのような形をしていた。
また電子顕微鏡とX線検出器を用い、産卵管の先端に亜鉛のX線シグネチャを特定した。「亜鉛は常に一貫して先端にだけ確認され、
他のどこにも見当たらなかった」とグンディア氏は説明した。
さらに同氏は、原子間力顕微鏡と呼ばれる道具を使って亜鉛が豊富な先端の硬さを計算し、それが歯科医院で使用される
アクリルセメントとほぼ同じ硬さであることを発見した。
246:名無虫さん
14/05/29 21:25:09.78 .net
◆自然からのインスピレーション
たとえ亜鉛で硬くなった先端があったとしても、長い産卵管はあまりに細いので、研究者らは一体どのようにして
それが折れることなくイチジクに穴をあけることができるのか疑問に思った。
グンディア氏とクンダナティ氏は、ハチがイチジクに穴をあけている様子を撮影し、産卵管が折れることなく曲がりくねって
いることに気が付いた。その構造に掛かる座屈圧力を計算してみると、「曲がった時に折れることはなく、それが非常に精巧な作りの
デザインである」ことをグンディア氏は知った。
イギリス、ロンドン自然史博物館のシニア・キュレーター、ギャビン・ブロード(Gavin Broad)氏は、「この研究が明かした
最も新奇な発見は、産卵管に掛かる座屈圧力の計算に関係している」と電子メールで語った。
「これは、長い産卵管にとって重要な特徴である。物体の中で異なる方向に動くことができ、硬い箇所を突き通す際には
圧力を伝えるといった2つの事柄を為すために、産卵管は柔軟でなければならない」。
ハチのドリルの刃先は、より精巧な超小型の穴あけ工具や針、そして最も侵襲性の低い外科手術に役立つ探り針などを
開発する際のインスピレーションになるだろうとグンディア氏は期待している。
研究結果は、「Journal of Experimental Biology」誌に5月28日付で発表された。
Photograph by Lakshminath Kundanati
247:名無虫さん
14/06/07 22:00:38.25 .net
メコン川流域で発見の新種動植物367種、WWFが発表
2014年06月06日 21:13 発信地:ハノイ/ベトナム
【6月6日 AFP】世界自然保護基金(WWF)は、東南アジア・メコン川(Mekong River)流域の大メコン圏(Greater Mekong)で2012年~13年に見つかった動植物367種を最新の報告書で発表した。
リストには背中の曲がったコウモリや巨大ムササビなどが含まれている。
タイ、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ラオスの5か国に中国南西の雲南(Yunnan)省を加えた大メコン圏で新たに確認された
367種の大半は植物だが、魚類24種、両性類21種、爬虫(はちゅう)類28種、鳥類1種、哺乳類3種も見つかっている。
国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されているベトナムのハロン湾(Ha Long Bay)に近いカットバ(Cat Ba)国立公園では、脊柱が湾曲したコウモリが見つかった。
ほかにも、「スカイダイブ」するヤモリや虹色のトカゲ、頭部に怪傑ゾロ(Zorro)の黒いマスクのような模様があるミズヘビ、口の脇に付生殖器がある小型魚類などが見つかっている。
▲引用ここまで 全文は引用元でご覧ください-----------
▼記事引用元 AFPBBNews 2014年06月06日 21:13配信記事
URLリンク(www.afpbb.com)
▼関連リンク
WWF
New species discoveries in the Greater Mekong
URLリンク(wwf.panda.org)
248:名無虫さん
14/06/10 01:50:36.93 .net
超高音の摩擦音を出す昆虫が南アメリカで発見された
URLリンク(entomologytoday.files.wordpress.com)
キリギリスは音響コミュニケーションをすることで知られている。繁殖のためにオスは
翅を擦り合わせて音を作り、遠くのメスを誘引する。
リンカーン大学、ストラックライド大学、トロント大学の科学者たちはコロンビアと
エクアドルの雨林からキリギリス類の1新属と3新種を見つけ出した。それらの昆虫は
自然界で知られている中で最も高い周波数の呼び鳴き音を作り出すことが分かった。
オスの鳴き声は150 kHzに達する。ほとんどのキリギリス類が使う鳴き声の周波数は
5 kHzから30 kHzまでの間だ。通常のヒトの可聴域はおよそ20 kHzが限界だ。これを
理由に、新属はSupersonus(スペルソヌス)と名づけられた。
「遠くのメスを呼ぶために、オスのキリギリスは『摩擦音』による鳴き声を作る。それは
片方の翅(ヤスリ器)をもう片方の翅にある『歯』の列に対して擦りつけて出される」と
リンカーン大学のフェルナンド・モンテレグレ=Z(Fernando Montealegre-Z)博士は
話した。「ヤスリ器の隣には振動するドラムがあり、それがスピーカーのように働く。
Supersonusの種では前翅とドラムは異常に小さくなっていて、それでも超音波のとても
大きな音を出せる」
「我々は最新技術を組み合わせて、Supersonusが音を出すために右翅で『密閉箱』を
作ることを発見した」と彼は話した。「人間が作る拡声器もこのシステムを使って音を
出している。大きなスピーカーは低周波を出すが、小さなスピーカーは高周波を発する。
だから、これらの翅が縮小したのは高周波の呼び鳴き音へのチューニングが理由だ」
この昆虫は翅を縮小させたために飛翔する能力を失っている。そのため極端に高周波の
超音波への適応は、コウモリなどの捕食者を避けるのに役立っていると考えられている。
コウモリは獲物の動きをエコロケーションを使って検知できるが、キリギリスやカエル
などの動物の鳴き声を盗み聞きして検知することもできる。
249:名無虫さん
14/06/10 01:51:28.65 .net
雨林のキリギリス類は鳴くのに
費やす時間を減らし、コウモリによる超音波のエコロケーション音を検知できる耳を進化
させてコウモリを避けることを学んだ。ある種のコウモリは150 kHzを検知できるが、
これらのキリギリス類は極端に高周波の超音波で鳴くことによって、その声は距離と
ともにすぐに減衰し、飛行中のコウモリが聞くのを難しくしていると考えられている。
「これらの昆虫は大きな超音波の鳴き声を作り、聞くことができる」とストラックライド
大学のジェイムズ・ウィンドミル(James Windmill)博士は話した。「自然界のシステムが
これを実現している方法を理解すれば超音波工学にインスピレーションを得られるだろう」
3つの新種はSupersonus aequoreus、Supersonus piercei、Supersonus undulusと命名された。
ソース:EtymologyToday(June 6, 2014)
Supersonus Stridulators Discovered in South America
URLリンク(entomologytoday.org)
原論文:PLoS One
Fabio A. Sarria-S, Glenn K. Morris, James F. C. Windmill, Joseph Jackson, Fernando Montealegre-Z
Shrinking Wings for Ultrasonic Pitch Production: Hyperintense Ultra-Short-Wavelength
Calls in a New Genus of Neotropical Katydids (Orthoptera: Tettigoniidae)
URLリンク(www.plosone.org)
プレスリリース:University of Lincoln(6th June 2014)
Newly discovered insect 'Supersonus' hits animal kingdom's highest-pitch love call
URLリンク(www.lincoln.ac.uk)
250:名無虫さん
14/06/10 02:05:00.34 .net
「絶滅した」オオミミコウモリはかくれんぼをしていただけだった
Lauren Hitchings, 15:45 05 June 2014
URLリンク(www.newscientist.com)
オオミミコウモリは身を隠して正体を明かさないことにかけてはバットマンより上手だ。
この太平洋のコウモリは120年間身を潜めていたが、ついに再び姿を現し、すでに絶滅
したと考えていた科学者たちを驚かせた。
クイーンズランド大学農学食糧学部(オーストラリア)の学生たちはパプアニューギニア、
アバウ沿岸地区の野外調査で稀少なコウモリの一種を捕まえた。捕獲後、そのコウモリは
研究者のルーク・ルン(Luke Leung)によってニューギニアオオミミコウモリ(Pharotis
imogene)と同定された。この種は最初で唯一の標本が1890年に発見されて以来、報告が
なかった。「この種は絶滅したと推定されていた」とルンは話した。
公式には、このコウモリはIUCNレッドリストに「絶滅寸前、絶滅した可能性あり」と
リストされていた。
ニューギニアオオミミコウモリは大きな耳と、鼻孔の後ろに位置する鼻葉(この構造は
エコロケーションに役立っていると考えられている)によって他の土着コウモリと区別
できる。不幸にも、パプアニューギニアのコウモリ動物相についての生態学的知識は不足
していて、種の保存が難しくなっている。このオオミミコウモリの個体群の分布が、発見
された南東部の半島中心なのか、それとももっと広範囲なのか確認するには、さらなる
研究が必要だろう。
251:名無虫さん
14/06/10 02:06:25.54 .net
パプアニューギニアは生物多様性のホットスポットとして知られている。ルンによると、
毎年多数の新種が発見されるので生物多様性がますます大きいことが分かってきているが、
同時に多くの種が絶滅の危機にあるという。コウモリを発見したチームは、この秘密主義の
種の本当の保全状態を評価するために直接の野外調査を行うべきだとしている。
ソース:NewScientist(05 June 2014)
'Extinct' big-eared bat was just playing hide-and-seek
URLリンク(www.newscientist.com)
プレスリリース:University of Queensland(4 June 2014)
‘Extinct’ bat rediscovered after 120 years in the wilderness
URLリンク(www.uq.edu.au)
252:名無虫さん
14/06/10 09:00:53.00 .net
URLリンク(ja.wikipedia.org)
赤道ギニアのビオコ島
南部で年間雨量10920mmと書いてある
熱帯気候で年間平均気温25℃オーバーの地域では最も年間雨量が多い地域の1つだろう
アフリカは南米や東南アジアより雨がどうしても少ないのだが、
ここだけは低標高地に限れば、世界の他の熱帯地域より雨が多い事になる
ただしコロンビアの太平洋岸の低山地に12000mmの地域があり、
熱帯、という括りで低山地が許されるとしたら、これより雨の多い地域はそれなりにあると思われる
もちろん年間平均気温25℃には達しないと思われるが
253:名無虫さん
14/06/20 01:32:53.78 .net
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
魚を食べるクモ、少なくとも18種
Katie Langin,
National Geographic News
June 19, 2014
小さな魚の暮らしも楽ではないようだ。水中で天敵に狙われるかと思えば、人間が釣り針で罠にかけようとする。
時には空中から敵が襲いかかる。「魚釣りグモ」とも呼ばれる魚を食べるクモは、南極を除くすべての大陸に生息する。
特に、フロリダの湿地帯のような温暖で酸欠気味の水場に広く分布する。酸素が豊富な水面近くに集まる魚を狙えるからだ。
記載済みのクモは既に4万種を超えているが、そのうち少なくとも18種が魚を捕食すると確認された。
その中にはアメリカのシックス・スポテッド・フィッシングスパイダー(six-spotted fishing spider、学名Dolomedes triton)、
インドのポンド・ウルフ・スパイダー(pond wolf spider、学名Pardosa peudoannulata)、そしてヨーロッパのグレート・ラフト・
スパイダー(great raft spider、学名Dolomedes plantarius)が含まれる(学名のDolomedesは、ハシリグモ属を示す)。
今回の研究はスイス、バーゼル大学のマーチン・ニッフェラー(Martin Nyffeler)氏とオーストラリア、アルバニーに
ある西オーストラリア大学のブラッドレー・ピュージー(Bradley Pusey)氏によって報告された。2人の生物学者は、魚を
食べるクモに関する文献やインターネット上の掲載を調査した。89の記録が見つかり、そのうち半分が未だに科学論文として
発表されていなかった。両者はそれらの記録を基に、クモが魚を食べるという異様な行動の全容を把握した。
◆捕食の手順
魚釣りグモは、池や沼地などの淡水域に生息し、巣を作る代わりに足を使って狩りをする。中には泳いだり、
潜ったり、水面を歩くクモもいる。
半水生のクモは、「後ろ脚を石や植物にしっかりと固定して、前脚は水面に置く」と、著者らは記す。そして獲物が来るのを
待ち構える。水面に立つかすかな波や前脚に触れるあらゆる刺激が攻撃の合図となる。
254:名無虫さん
14/06/20 01:34:57.25 .net
動くものならほとんど何でも捉えようとする。多くの場合、水中に落ちた昆虫が彼らのエサとなる。だが、時おり魚のような大きな動物を意図的に攻撃する。
獲物を捉えると、力強い鋏角(きょうかく)を使って神経系を麻痺させる神経毒を体内に注入する。
そして魚の息が絶えると、死体を乾いた陸地へ運び、簡単に食べられるように体の組織を液化する化学物質を注ぎ込む。
◆大物の捕獲
動物界では、捕食者の体の大きさは通常、捉えようとする獲物より大きく、平均で42倍ある。だが、魚食性クモモの中には獲物より体が小さいものがいる。
例えば7グラムある大きいクモが、30グラムの魚を捕まえることができると著者らは推測する。
このような特大サイズの食べ物は、メスが卵を作る過程で、あるいは昆虫を十分捕獲できない場合とても重要になる。
PHOTOGRAPH BY INGO ARNDT. NATURE PICTURE LIBRARY/CORBIS
255:名無虫さん
14/06/20 01:35:27.78 .net
ニホンウナギやW杯マスコットのアルマジロ、絶滅危惧種に指定
2014年06月12日 19:33 発信地:ジュネーブ/スイス
ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、サッカーボールと並ぶミツオビアルマジロ(2012年9月18日撮影)。
URLリンク(afpbb.ismcdn.jp)
【6月12日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の公式マスコットのモチーフと
なった同国固有種であるミツオビアルマジロが絶滅の危機に直面していると、国際自然保護
連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)が12日、警告した。
?IUCNによると、過去10年で、ブラジル国内にあるミツオビアルマジロの生息地である
乾燥した低木地帯が半分にまで縮小したことにより、ミツオビアルマジロの個体数は
3分の1以上減少した。
?IUCNはミツオビアルマジロを絶滅危惧種に指定。他にも、キツネザルの多くの種が
絶滅の危機にあると発表した。
?また、ニホンウナギも絶滅危惧種に加えられた。生息地の減少や乱獲、移動の阻害、
汚染、海流の変化などが原因という。(c)AFP/Jonathan FOWLER
ソース:AFPBB(2014年06月12日 19:33)
ニホンウナギやW杯マスコットのアルマジロ、絶滅危惧種に指定
URLリンク(www.afpbb.com)
256:名無虫さん
14/07/05 13:27:49.94 .net
URLリンク(hope.2ch.net)
植物板 が出来た!!!
正直な話動物学で生態学なんて全分野のうちの1割くらいw
でも植物は未だにプラントハンターがアカデミー領域にいたり
植生調査が学問として重要だったりするね
熱帯亜熱帯植物、というスレを向こうに立てて殴りこむ?w
257:名無虫さん
14/07/07 22:47:22.27 .net
「吸血鬼」リスは世界でもっともフワフワした尾を持つ
Erik Stokstad, 30 June 2014 5:00 pm
ボルネオのフサミミクサビオリスの尾は、その体サイズと比べて他のどんな哺乳類よりもボリュームがある。
URLリンク(news.sciencemag.org)
稀少なフサミミクサビオリス(Rheithrosciurus macrotis)を見たことがある科学者は少ない。それは
ボルネオ高地の森林に隠れているが妙ちくりんな動物だ。その体の大きさは多くの樹上棲リスの2倍ぐらいで、
血の味を好むという伝説がある。いま、動作制御されたカメラによってもう一つの奇妙な事実が明らかになった。
この全長35センチメートルの齧歯類はその体サイズに比べて、あらゆる哺乳類の中でもっともフサフサした尾を持つ。
「この種は本当にとても異様だ」とピープル・アンド・ネイチャー・コンサルティング・
インターナショナル(ジャカルタ)のエリック・メイジャード(Erik Meijaard)は話した。
メイジャードと彼の妻でリモートセンシングの市民科学者のロナ・デニス(Rona Dennis)は、共同研究者たちとともに
フサミミクサビオリスの写真コレクションを集めた。写真はすべて動作感知型のカメラで撮られたものだ。彼らの15歳の娘で
ブリティッシュ・インターナショナル・スクール(ジャカルタ)の学生の、エミリー・メイ・メイジャード(Emily
Mae Meijaard)が写真を分析し、さまざまな個体の尾と体の大きさを測定した。
フサミミクサビオリスの豪華な尾は体部の容積より30%も大きかったと、家族は今月の「Teprobanica」誌に報告している。
「このリスは何でも極端だ」と、スミソニアン国立自然史博物館の哺乳類学者、メリッサ・ホーキンズ(Melissa Hawkins)は話した。
彼女はその耳もとくに毛深いことを指摘した。フサミミクサビオリスの尾にいちばん近い相対サイズの尾を持つ動物でも、その
尾は体部と同じぐらいの容積しかない。たとえば、木登りのための把握力がある尾を持つフクロシマリス、尾を方向舵として使うオブト
フクロモモンガ、樹上での曲芸的運動中に尾でバランスを取るカコミスルなどだ。
258:名無虫さん
14/07/07 22:48:09.19 .net
フサミミクサビオリスがこれだけ大きな尾を必要とする理由は明らかになっていない。
だが、エミリー・メイと共著者たちは、上下運動する毛皮の塊がウンピョウなどの捕食者を惑わせているか、
それらに攻撃されたときに掴まれるのを防いでいると考えている。ホーキンズもその考えが妥当だと考えている。
ホーキンズによると、彼女のフィールドクルーがボルネオでこのリスを見たとき、最初はもっと大きな動物だと思ったという。
フサミミクサビオリスは主に巨大なドングリを食べていると考えられているが、地元の伝説ではこの動物は
獰猛になることもあるという。狩猟者によると、このリスは低い枝の上に止まり、シカの上に跳び乗り、その頸の
静脈を切り裂き、死体から内臓を引きずり出すという。「とても空想的な話だ」とノースカロライナ自然科学博物館(レイリー)の
動物学者、ロナルド・ケイズ(Roland Kays)は懐疑的に話した。「そのフワフワの尾よりもさらにフワフワした話だ」
いずれにせよ、エミリー・メイの写真の焦点はおぞましくないものに変わっている。彼女はセイランの求愛行動の調査を始めている。
ソース:Latest News - sciencemag.org(30 June 2014)
'Vampire' squirrel has world's fluffiest tail
URLリンク(news.sciencemag.org)
原論文:Taprobanica
Emily Mae Meijaard, Rona Anne Dennis and Erik Meijaard.
Tall Tales of a Tropical Squirrel.
URLリンク(www.sljol.info)
259:名無虫さん
14/07/15 02:00:10.94 .net
コークワーイ サラ'イ'
ロールア サラ'イー'
トートン(旗) サラ'アー'
ロールア
ロールア単独でしばしばnになるのは周知の通り
で、jungleandforestという麗文のsceneだ
場所も低地なのにと言われてたが、周囲もやっぱり600m台なんだなあ
260:名無虫さん
14/07/28 23:09:41.98 .net
URLリンク(www.vietnaminsect.com)
Chalcosoma causasus (Fabricius, 1801) from South Center of Vietnam
Chalcosoma causasus is one of large size species of Dynastinae (Scarabaeidae family) beetles that found from Vietnam.
The species is closed to Chalcosoma atlas and very similar in shape but there is a small spine (horn) on the middle large horn from the head of beelte.
Same to other beetles of Dynastinae, Chalcosoma causasus has also large form and small form in males,
they have been found from Dak Nong Province, South Center of Vietnam. The species is more rarer than its related species Chalcosoma atlas.
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ダクノン省(ベトナム語:T?nh ??k Nongあるいは??c Nong, 漢字:省得農)は、ベトナムの省(地方自治体)の一つ。
省都はザーギア(英語版)(ベトナム語: Thanh ph? Gia Ngh?a, 漢字:市社嘉義)。
中部高原に位置し、北はカンボジア(モンドルキリ州)に、東はダクラク省に、南はラムドン省に、西はビンフオック省に接している。
261:名無虫さん
14/08/08 17:54:13.30 .net
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
ジャイロイド構造が生むチョウの羽色
National Geographic News
June 25, 2010
緑とオレンジのツートーンカラーが映えるアゲハチョウの羽根の鱗粉。まるで爬虫類のウロコのようだが、
マエモンジャコウアゲハ(学名:Parides sesostris、英名:Emerald-patched Cattleheart butterfly)の電子顕微鏡写真だ。
マエモンジャコウアゲハの羽の鮮やかな緑色は、以前から鱗粉内部の複雑な結晶構造から生まれると知られていた。
このジャイロイド構造は、光を特定方向に屈折させる性質がある。
しかし鱗粉のジャイロイドは直径わずか数百ナノメートルと極小サイズで、不鮮明な2次元画像が限界だった。
今回、電子顕微鏡とX線装置を組み合わせて、「複雑な3次元構造の観察に初めて成功した」と、
研究共著者であるイェール大学の生物学者ビノドクマール・サラナザン(Vinodkumar Saranathan)氏は述べる。
研究成果は、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌6月22日号に掲載されている。
Image courtesy Vinod Saranathan
262:名無虫さん
14/08/08 17:55:49.78 .net
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
チョウの翅の色、数世代で急速に進化
Christine Dell'Amore,
National Geographic News
August 5, 2014
アフリカ原産の茶色いチョウを交配すると、わずか6カ月から1年の間に翅が紫色に変化することが、研究チームによって証明された。
チョウの翅は環境の変化に敏感で、色が環境によって変化することは知られているが、その仕組みについてまだ解明されていない。
「このように速く進化するとは、実に驚くべき結果だ」と、イェール大学の物理学者で研究の共著者ホイ・カオ(Hui Cao)氏は語る。
◆本来の色
研究チームは、実験室で寿命2カ月ほどのジャノメチョウの一種、ビシクラス・アニナナ(Bicyclus anynana)を交配した。
交配前、顕微鏡を使って紫の波長をよく反射する個体が選ばれている。
進化を真似て数回にわたって交配が繰り返され、ついに紫色の翅を持つチョウが誕生するに至った。
顕微鏡でその翅を観察すると、鱗粉が紫の波長を反射するように特定の厚みに変化していたことがわかった。
次にチームは、このB・アニナナと紫色の翅を自然に進化させた同属の遠類2種を比べることにした。観察の結果、
実験室でも自然界と同じような進化のメカニズムが働いていることが明らかになった。つまり、3種とも同じ厚みの鱗粉を持っていたのだ。
263:名無虫さん
14/08/08 17:56:17.59 .net
◆異なる色のチョウ
動物が体の色を変化させるには、2通りの方法がある。1つは色素自体の変化で、これには相当のエネルギーを要する。
もう1つは、翅や光を反射する部位の構成を微妙に調整する方法である。
今回の実験では、翅自体を変化させることで、チョウは比較的楽な方法を選んだ。「そうすることで、より速くかつ容易に
環境の変化に順応することができるのだろう」とカオ氏は説明する。
コーネル大学の昆虫学名誉教授マーク・スクライバー(Mark Scriber)氏は、「この論文は、色に関わる下部構造の進化が
色素よりも速く行われることを見事に証明するものだ」と話している。
フロリダ自然史博物館でチョウを専門にするアンドレイ・ソラコフ(Andrei Sourakov)氏は、「虹色に輝く色彩はチョウにとって
重要な特徴であり、今回の研究はその理解に大きく貢献するだろう。同じ結果を生むために、自然はいくつかの方法を持っている」と語る。
◆翅がカラフルな理由
チョウが色鮮やかな翅を持つ理由は、チョウ同士のコミュニケーションと外敵から身を守ることに関係するだろう。
スクライバー氏によると、多くの昆虫が棲む環境では、オスとメスが互いを識別しあうのに特定の色が役立っているようだ。
またカオ氏は、茶色い翅を持つチョウの多くは森に生息し、背景と一体になりやすいと説明する。一方、紫色のチョウは
開けた場所に生息し、ぎらぎらと光るその翅で外敵を撹乱する。
将来的に、この研究の成果が、色を迅速かつ効率良く切り替える電子書籍リーダーなどの電子機器の開発に
役立つかもしれないとカオ氏は期待している。
研究結果は、8月4日付で「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に掲載された。
Photographs courtesy of Antonia Monteiro
264:名無虫さん
14/10/04 14:35:08.12 .net
ペルーに生息するヤドクガエル科の一種は、同じ地域に暮らす別の種に驚くほど細部まで擬態する。
それにより新しい種へと分化しつつあることを、研究者らが突き止めた。
発表論文によれば、擬態によって個体群が別々の種に分かれることが示唆されるのは
脊椎動物ではマネシヤド クガエル(Ranitomeya imitator)が初めてであり、
動物全体でも分かっている中でたった2例目だという。もう一つは、やはり南米に生息する
ドクチョウ属(Heliconius)の集団だ。
地理的に離れているマネシヤドクガエルの個体群は、それぞれ別のカエルに擬態しているため、
見た目が大き く異なる。ペルー北中部にいるマネシヤドクガエルの2集団は、
個性的なバリアビリスヤドクガエル(R. variabilis)とズアカヤドクガエル(R. fantastica)に擬態しており、
鮮やかな色彩で身を覆っている。
これはミュラー擬態として知られる現象だ。有毒または不快な味の複数の種が、
捕食者への警告信号として、よく似た派手な色彩を取り入れる。マネシヤドクガエルの
一方の形態は「しま模様(striped)」と呼ばれ、黒と 黄色のしま模様の体に、
まだらの青緑色の脚という、バリアビリスヤドクガエル(R. variabilis)そっくりの見た目になっている。
もう一方の形態は「バラデロ(Varadero)」と呼ばれる。オレンジ色の頭に黒い斑点、青い脚はズアカヤドクガエルそのものだ。
◆同じタイプの相手を求める
研究チームが行った野生のマネシヤドクガエルの観察によると、このカエルが別々の種へと
分かれつつある兆候が交尾行動の際に認められたという。どちらの形態のマネシヤドクガエルも、
自分と同じ擬態をしている相手を好んだのだ。
265:名無虫さん
14/10/04 14:35:33.97 .net
研究者らは実験で、求愛行動を示しているオスに二形態のメス各1匹を近づけて
選べるようにし、オスとそれぞ れのメスとの求愛の時間を記録。どちらを好むのかを測定した。
研究の共著者で、米国ノースカロライナ州グリーンビル、イーストカロライナ大学の
進化生物学者カイル・サ マーズ(Kyle Summers)氏は、「我々はこれを、
“種分化”の兆しと考えている」と語った。種分化とは、新た な種が形成されるプロセスを意味する。
「もっとも、これが分化の始まりだったと確認されるのは数千年後にな るだろうが」。
異なる擬態をとるマネシヤドクガエルが自分と同じ擬態集団から交尾相手を選ぶという事実は、
「過去に擬態 パターンが違う相手と交配したために、何らかのよくない結果を招いたことを示唆する」
とサマーズ氏。同氏は ナショナル ジオグラフィック協会研究・探検委員会から資金援助を受けている。
おそらく「誤った交配で生まれた子孫は、適応能力が低い、捕食されやすいといった難点があるのだろう」 と、
サマーズ氏は推測した。「相手選びを誤ると危険が生じそうな場合に限り、こうした選好を発達させたと思われる」。
研究チームはそれに加えて、マネシヤドクガエルの高い擬態能力も遺伝的分離を後押ししていると考えている。
二形態のマネシヤドクガエルは、形態を見分けるのに互いの精巧な模様を視覚で判別で きるからだ。
サマーズ氏はこれまで、仲間の研究者らとともにヤドクガエルの視覚について研究を重ねており、
「ヤドクガ エル科の種は、色パターンの違いを極めて正確に見分けられるとの確信に至っている」という。
266:名無虫さん
14/10/04 14:36:18.87 .net
◆決め手は色なのか
ハーバード大学の進化生物学者で今回の研究には関わっていないジェームズ・マレット(James Mallet)氏は、
「エクアドルおよびペルー東部でみられるドクチョウ属のチョウでも、よく似た現象が起こっている」と関心を寄せた。
同氏は、ヤドクガエルの一部で色パターンが交尾の判断に影響を及ぼすことが知られているとしながらも、
今回発表された研究では「交尾相手の選択が色に基づくというデータが示されていない」と指摘した。
マレット氏は、異なる二形態のカエルが「鳴き声など、何か別のシグナルを使っている可能性もある」とみている。
今回の研究成果は、「Nature Communication」誌に8月27日付で掲載された。
【参考画像】=URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
【National Geographic News】=URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
267:名無虫さん
14/11/06 02:06:39.24 .net
インド、スリランカで新種のカエル7種
James Owen
for National Geographic News
November 5, 2014
ゴールデンバックフロッグ(アカガエル科ハイララナ属のカエル)の新種7種がスリランカとインドで発見された。
研究者によれば、都会の雑踏の真ん中で暮らしている種もあるという。
研究チームがアーバン・ゴールデンバックフロッグ(Hylarana urbis)を捕獲したのは、人口230万人を抱えるインド南部の都市コーチだ。
工場、ホテル、企業が並ぶコンクリートジャングルに囲まれ、水草に覆われた湖がそのカエルのすみかだった。
調査を率いたデリー大学の両生類研究者サティアバマ・ダス・ビジュ(Sathyabhama Das Biju)氏によると、
この変わった新種は池や植物の生い茂った運河などにすみ、今のところ都市部の2カ所でしか生息が確認されていないという。
これまで、奇抜な紫色のカエルなど多くの種をインドで発見してきたビジュ氏は、
「だからといってアーバン・ゴールデンバックフロッグが都市生活に適しているわけではない」と注意を促した。
「これらのカエルが都会に順応して生きているとは言えない。おそらく、できていないと思われる」。
むしろ、このカエルはコーチの都市開発が始まる前から生息していたのかもしれない。
そして見た目とは裏腹に、「都市化によって生存が危機に瀕している可能性がある」。
----------- 引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください -------------
▽記事引用元
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
National Geographic(URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp))November 5, 2014配信記事
▽関連リンク
Contributions to Zoology
DNA barcoding, phylogeny and systematics of Golden-backed frogs (Hylarana, Ranidae)
of the Western Ghats-Sri Lanka biodiversity hotspot, with the description of seven new species
URLリンク(www.contributionstozoology.nl)