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<和歌山公園動物園>クマ 渦巻き爪でも「飼育に支障なし」
和歌山市の和歌山公園動物園で、人気者のツキノワグマ「ベニー」(雌)の手足の爪が伸び、渦巻きや輪になった状態になっている。
切るには麻酔銃を使って眠らせる必要があるが、ベニーは高齢で麻酔薬の量を間違えれば死なせてしまう恐れがある。
園を運営する市和歌山城管理事務所は「飼育に支障はない」として伸びるに任せることにしている。
ベニーが動物園に来たのは94年。管理事務所などによると、今の年齢は16歳以上とみられ、20年生きれば長生きとされる
ツキノワグマの中ではかなりの高齢。爪は歩き回るうちに自然に削られていたが、動きが鈍ってきた3年前から伸び出した。
日本動物園水族館協会(事務局・東京)によると、野生のクマの爪は自然に削られるほか、自ら木で研いだりする。
爪が伸びると歩きにくく、引っかけてけがをすることもあるため、動物園で爪が伸びすぎた場合は獣医が麻酔銃で眠らせてから
切るのが普通で、渦巻き状になるまで伸びるのはまれという。
市民からは「何とかしてあげて」の声が管理事務所に寄せられるが、動物園に獣医がおらず、ベニーの体重も把握できていないため
麻酔薬の適量が分からないという。寒さのため、ベニーは17日から非公開の室内飼育室で過ごしている。【川平愛】
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