16/06/22 22:58:25.19 .net
事件あった辺では、弘前藩(人口約15万)の昔からクマ・オオカミの害が多かった
≫ 弘前藩の「弘前藩庁御国日記」(未翻刻)に基づいた
≫ 村上一馬氏の論文『弘前藩における狼と熊による被害』を読みました。
URLリンク(blog.livedoor.jp)
《オオカミ》
> 元禄3年(1690)から享保14(1729)年迄の狼による人身被害数が集計されています。
> 死亡34名、行方不明4名、半死半生5名、重軽傷者21名、計64名。
> 被害者の平均年令は9.8才。
> 他に食い荒らされた屍体が7体。
> 家の中とか、村落内で、主に子供が襲われて、襲われると死亡する例が多かった。
《ツキノワグマ》
≫ 一方狼と並ぶ大型獣、
≫ 熊による被害も、元禄8年から享保5年までの集計がされています。
≫ 熊による被害は、死亡者15名。重軽傷42名。計57名で、被害者の平均年令は33.9才。
≫ 熊の被害では死者は少なく、
≫ 被害者は男性の大人が多く、場所は山中で襲われているのが多い。
まとめると
:ニホンオオカミ(1690-1729年で)…死者34名、行方不明4名、半死半生5名、重軽傷21名
:ツキノワグマ(1695-1720年で)…死者15名、重軽傷42名
酷さはニホンオオカミに匹敵する、かなりの被害が出ている