声優の交際・結婚疑惑を検証・雑談するスレ part60at VOICE
声優の交際・結婚疑惑を検証・雑談するスレ part60 - 暇つぶし2ch1035:声の出演:名無しさん
18/10/08 17:31:16.64 8M6cvdwx.net
第11章 パンタグリュエルの口中の世界
ラブレーが『ガルガンチュワとパンタグリュエル』で描いた中世的世界の素材の再解釈を主題とする。
彼の文章は本来の意図と機能を変更しているので反キリスト教的に見えるが、
そうではなく、要諦は見方、感じ方、考え方が自由になった部分にあるとする。
中世的リアリズムに対してラブレーは生物的リアリズムを扱っており、
彼は中世の規範ではなくソクラテスを規範とした。
第12章 人間の本性
モンテーニュの『エセー』から、彼が初めて人間の生活、自分の生活を近代的な意味で
問題にした人物であるとした。アウエルバッハは彼の著述について
「人間の自己定位」という表現をしている。
第13章 疲れた王子
シェイクスピアの諸作品から、崇高さと低俗さの混合、悲劇と喜劇の混合という特色に注目する。
キリスト教の観照の枠がゆるみはじめた16世紀に、古典古代とは異なる形で
悲劇と喜劇が演じられるようになったとする。
第14章 魅せられたドゥルシネーア
セルバンテスの『ドン・キホーテ』について、ヨーロッパにおいて、日常の現実をもっとも多層的に、
無批判的に、無問題的に描いた作品だと評価した。狂気を前にした現実を描くという着想が、
それを可能にしたとする。
第15章 偽信者
ラ・ブリュイエール、モリエール、ラシーヌなどの作品を通して、
16世紀のフランス古典主義の文体が及ぼした影響力をみる。特に悲劇においては、
悲劇的なものと現実的なものが徹底的に分離されたため、
悲劇が日常の現実と接近することをさえぎった。この現象を、
アウエルバッハは科学実験における単離処置にたとえた。

1036:声の出演:名無しさん
18/10/08 17:31:36.14 8M6cvdwx.net
第16章 中断された晩餐
アベ・プレヴォの『マノン・レスコー』と、ヴォルテールの『カンディード』の文体から、
18世紀以降のリアリズムと真面目さの接近を説く。さらにリアリズムと
真面目さが融合した文芸として回想録や日記をあげ、最も重要な作家として、
あらゆる出来事を文章の材料としたサン=シモンに注目した。
第17章 楽師ミラー
ドイツの文芸に目を向け、シュトゥルム・ウント・ドラングを、市民的リアリズム、
理想・政治、人権思想が初めて結合した時代だと論じる。ゲーテやシラーの作品をあげつつも、
それらは同時代を扱うリアリズムとはならなかったと結論づけた。
第18章 ラ・モール邸
近代リアリズムの2つの特徴として、1つは地方小市民の現実、
もう1つは日常茶飯事が歴史上の一時期にはめこまれていることをあげる。
当てはまる作家として、近代リアリズムの創始者とも呼べるスタンダール、
『人間喜劇』を書いたバルザック、公正無私、非人称、即物的なリアリズムの
『ボヴァリー夫人』を書いたフローベールを選んでいる。
第19章 ジェルミニイ・ラセルトゥー
小説『ジェルミニイ・ラセルトゥー』で下層社会の人々を描くことを主張したゴンクール兄弟の姿勢に、
実験生物学的な思考を見る。ゴンクール兄弟は近代リアリズムを推進し、
病的な美的経験の発見者でもあったため、娯楽作を求める当時の読者層を攻撃したと


1037:論じる。 その後に登場したリアリズム作品としてゾラの『ジェルミナール』を取り上げ、 ドストエフスキーに代表されるロシアのリアリズムの強烈な経験をあげる。 第20章 茶色の靴下 ヴァージニア・ウルフの『燈台へ』の一節にある体験話法と内的独白を引き、 現代のリアリズムの特徴として、多人数の意識の描写、外的な時間と内的な時間の対照的な長さ、 語り手の視点の移動を列挙する。そして意識と時間の重層性を描いた作品として、 プルーストの『失われた時を求めて』、ジョイスの『ユリシーズ』も論じた。 また、この種の作品は、些細な出来事を、筋の進行のためでなく それ自体のために重んじる過程で生の深さが現われるとしている。



1038:声の出演:名無しさん
18/10/08 17:35:53.75 8M6cvdwx.net
>>974
想像の共同体
『想像の共同体』(Imagined Communities: Reflections on the Origin and Spread of Nationalism)とは
1983年に米国の政治学者ベネディクト・アンダーソンにより発表された著作。
要約
アンダーソンは、ナショナリズムの歴史的な起源について考察するために
国民国家が成立する以前の段階に着眼し、宗教的共同体と王国が
社会の組織化のために果たした役割を指摘する。
国民とは、これらのシステムが衰退するにつれて登場した新しい共同体であり、
これを推進したのは資本主義経済の成立、印刷を通じた情報技術の発展であると
アンダーソンは論じている。なぜなら、出版産業は国民意識の基盤を提供し、
新しい形の想像の共同体を可能とした。この共同体が成立する18世紀から19世紀にかけて、
国民国家が登場する。国民国家は行政組織として形成されたが、
その組織内部での交流を通じて成員の間に共通の時間、空間の認識が生み出され、
同時に同朋としての意識を共有するに至った。アンダーソンによれば、
大航海を通じて発見された外国語は自国の言語の比較的な研究を可能とし、
言語学者や文学者、知識人がナショナリズムを育む文化的基盤となった。
これらの歴史的な経緯を経て、19世紀には公定ナショナリズムという
新しいナショナリズムの形態が確立される。これは国民を統合するという
政略的な意図に基づいて国家により定められたナショナリズムで、
伝統的な王朝の原理と革新的な国民の原理を総合する特徴が認められた。
アンダーソンはナショナリズムが言語によって想像された共同体の一種の形態であると捉えながら、
人々が国民に対して特別な愛着の感情を持つ根本的な理由として、国民という言葉には
自己犠牲を伴う愛情を喚起すると説明している。

1039:声の出演:名無しさん
18/10/08 17:36:12.88 8M6cvdwx.net
意義と位置づけ
アンダーソンは、マルクス主義や自由主義理論では適切にナショナリズムを
説明できないと感じていたことから、『想像の共同体』を執筆した。
彼は、ネイションとナショナリズムが近代性の産物であり、
政治的および経済的目的のための手段として創られたとみなす点で、
アーネスト・ゲルナーやエリック・ホブズボームとともにナショナリズムの歴史主義
あるいは近代主義学派に位置づけられる。
この学派は、ネイションが人類史の初期から存在していると信じる原初主義者と対立関係にある。
ゲルナーやホブズボームとは対照的に、アンダーソンは、ナショナリズムの理念に
敵対的というわけではなく、またナショナリズムがグローバル化する世界で衰退するとも考えていない。
彼はナショナリズムのユートピア的な要素に価値を見出している[1]。

1040:声の出演:名無しさん
18/10/08 18:49:37.98 FtSq0/bN.net
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1041:声の出演:名無しさん
18/10/08 18:49:53.98 FtSq0/bN.net
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