22/04/24 10:53:29 dlATluqIp.net
山田太郎の著書のレビューから
>今回は今年の参議院議員選挙に自民党から立候補することが予定されている赤松健氏による「ヤマーダクエスト」という短編漫画が描かれています。これも「国連のバックにしたフェミニストやリベラルなどによるジェンダーに基づく批判が表現の自由の最大の敵であり、山田太郎と赤松健はこれと戦っていく」という本作でくりかえされるテーマの前ふりになっています。(以下、山田議員と赤松氏を合わせて「山田赤松」と呼ぶことがあります)
>この漫画は世界を正しい教えに導こうとする「連合国」がヤーパンという国を呑みこもうとしていて、一歩街を出ると表現の自由がない——という設定の説明からはじまります。次は連合国の女聖騎士リベーラが「半裸で道を歩くなど言語道断」と言って、ヘソ出しでミニスカートを履いているヤーパンの女冒険者を攻撃しているシーン。女冒険者は自分の服装は「プイキュアの服遊び」というものなのであると説明しますが、リベーラに無視されます。このリベーラ(炎上状態になると力が3倍)は「表現規制を求めるリベラルまたはフェミニスト」を象徴するような役回りとなっています。
>ここで、山田議員をモデルにした連合国聖騎士ヤマーダ(聖騎士装甲立候補形態に変身すると支持率パワーで5倍以上のエネルギーゲイン)と赤松氏をモデルにした神官戦士レドマツが女冒険者を守るためにリベーラと戦います。
>リベーラとヤマーダはお互い「参政剣」「アンガージュマン」「自由剣」「アファーマティブアクション」「幸福追求剣」「白き無知のベール」「立法剣」「スーパーエロゲーション」といった技名を叫びながら剣を振るって闘いますが、言葉の中身に関しては何の説明もありませんし、道を歩くときの服装とあまり関係なさそうですどういう関係にあるのかは良く分かりません。服装の自由は幸福追求権の一種だ、というくらいでしょうか。
>ここでヤマーダは以前はリベーラの仲間であったが、リベーラたちが文化の多様性を無視するようになったためヤマーダが敵対するようになったようだ、ということが明かされます。(ヤーパンという)「蛮族の支持など!!」と吐き捨てるリベーラには常に連合国の力が流れ込んでいるのでヤマーダも奮戦むなしく押し切られそうになりますが、レドマツが手助けに入ってチャンスを作り、ヤマーダは「行政監督拳」でリベーラを撃退します。
>女冒険者に感謝された後、ヤマーダに「聖騎士装甲が余っているから」と押し付けられた後、レドマツも立候補形態になる……という筋書きです。