18/10/12 20:54:28.58 F22UbFOj0.net
↓(続き)
これがどこから来たのか? コンテンツの影響という仮説を立てる人は、サブカルの戦争と現実の区別を見失った厨二病だと考えてると思う。ネトウヨと結びつける人は、この右翼タカ派的な国際政治の認識の地図の影響を仮定してると思う。
左翼と右翼は、世界を理解する枠組みが根本的に違っていて、細かい対立や矛盾や軋轢の線が多元的にあちこちに引かれているのを見るのが左翼で、われわれを脅かす「やつら」が攻めてきていると考えるのが右翼だそうだ。
中国脅威論、沖縄が侵略される、在日朝鮮人が政治やマスコミに入りこんでいる、フェミは日本を破壊するコミンテルン、人文学はフランクフルト学派……そういう陰謀論が右翼のパターン。mobの認識の地図も多分これに近い。
しかしここで考えなくてはならないのは、ファシズムと闘うというアンチファの運動や、SJWなども、やはり戦争モデルの認識だと思うので、単純に右左に分けれない。連合赤「軍」しかり。
さらに深刻なのは、中国は本当に脅威かもしれないこと。あるいは、国際政治とは、存在するかしないか分からない脅威に念のために備える無駄なコストは常に必要なものかもしれないこと。左翼が「現実主義者」の反論を受けるのはここなんだろう。
しかし、国際政治のやむを得ないコストだと考えても、事実でもなんでもないことで攻撃されたり、差別や排除を受けるなど、そのコストの皺寄せの偏りがあるのは、明らかに不当で不正義だと思う。国防軍が国民をリンチしたりゲリラ狩始めたら支持失うわな。
戻ると、多分今が戦争状態にあって、自分がそこで戦う戦士だという認識の地図と自己認識が問題の根っこにあると思う。単なる一民間人が何故そう思うのか。
わからないが、インターネットによって、「イデオロギー戦争(冷戦)」に日常的に参戦できるようになったのは一因だろうとは思われる。
そして、いつものごとく(歴史上繰り返されてきたパターンの通り)パラノイアが蔓延し、冤罪や微罪でのリンチや魔女狩りが繰り返され、悪虐の味を占めた人たちがそれを正当化するためにイデオロギーを使う倒錯が起こっているんだろう。
「危機だから仕方がないのだ」「批判するやつは敵だ」式の。
13:11 - 2018年10月12日
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