18/10/04 19:03:30.69 gK7jenyu.net
毒親と毒妹のせいで結婚には希望を持てなかった私
それでももし私が結婚するならこの人だ！と確信した彼氏とはもう9年の付き合いになる
ある日の朝、いつも無口でニヒルな彼に「帰ったら話がある」と告げられた
『やだ…ついにプロポーズ？！』と満面の岩スマイルで日課のキスをして送り出す私
朝から上の空でいつの間にかどんぶり飯３杯を平らげていた。
お夕飯の準備も手につかない…なんてことはなく何時ものようにしっかり一汁三肉☆
食後の肉ートをつつきながら彼が切り出したのは、今日付けで会社を辞めてきたという内容だった…。
「なんっで！！」打ち付けた拳でテーブルにヒビが入る。
何も相談してくれなかった怒りもあったがまず浮かんだのは『私との将来、マサイウキは考えてなかったのかな…。』
落胆が隠せない。思わず俯く。そして涙が溢れる刹那
「聞いてくれ香織！！……お前のためにもっと稼げる仕事に就きたかったんや」
「私のため……ﾄｩﾝ……」
「そうや、一緒に学んだ英語活かしてな、Grobalな男になったる！
待たせてごめんな。ドルオタでクズな俺だけど、結婚して下さい。」
彼がパっと取り出した四角い箱の中、そこにあったのは間違いなく“希望の光”だった。
─私にも素敵な家庭、気付けそうです。
#兄さんの9年片想いした人と結婚した話
#それはハムじゃない