17/11/16 22:11:24.80 2InWE9wR.net
HERZとゴローズはともに70年代から味のある革製品を送り出してきた老舗だが
どちらもおおらかな時代背景が産んだ民芸風の製品であるために
技術的には、そんなに目立つところはない
しかし、それを素材選択と、それにマッチする縫製の雰囲気によって補ってきた
ゴローズの縫製も、決して整ったものではなく、おおらかに縫われている中に統一した様式が備わっている
HERZもHERZの様式がはっきりとあり、それさえ守っていればHERZ製品として通る
だが、上に挙げられた画像に見られるように、いささか技術レベルが低下しているのかも知れない
少量多品種生産がアダとなって、一つの型を繰り返し作ることが出来ずに技術がこなれにくいのだろう