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世界銀行とコンテナ輸送市場調査企業IHSマークイットが今年5月に発表した「コンテナポートパフォーマンスインデックス(CPPI)2020」を紹介。世界351のコンテナ港における貨物の積み込み、積み下ろし速度などのデータを基に最も効率の高い10の港がランキング形式で発表されたと伝えた。
そして、1位に輝いたのが日本の横浜港で、2位以下はサウジアラビアのキングアブドラ港、深セン赤湾港、広州港、高雄港、オマーンのサラーラ港、香港港、青島港、深セン蛇口港、スペインのアルヘシラス港の順になったとし
「トップ10のうち、中国の港が6港を占めた」と伝えるとともに、広東・香港・マカオ大湾区から4港が選ばれたことに触れ、同湾区の港が規模、サービス能力ともに世界のトップクラスにあることが示されたと紹介している。
また、このランキングでは、新型コロナによる世界的なサプライチェーン危機の中で、アジアの港の効率が明らかに欧米の港よりも高いことが浮き彫りになったとの分析も出ているとした。
記事はその上で、中国の港は世界一の規模を誇り、昨年の中国国内の全港湾における貨物の取り扱い量が145億5000万トン、コンテナ取り扱い量が2億6000万TEUに達し、いずれも世界1位であると紹介。
港湾別の取り扱い量トップ10でも貨物で8港、コンテナで7港が入っているとし、「中国の港は取り扱い量の多さだけでなく、港の貨物の回転効率も非常に高いことがうかがえる」と評している。