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「タクシー乗務員の品位向上に資すると思われる時事」のシリーズ(23)
四次の中東戦争では宗教的要素は、ほとんどなかったのですが、1991年の湾岸戦争の際に、イラクのサダム・フセインはイスラエルに対する反感を利用いて、
イスラエルにミサイルを発射し、「イスラム対ユダヤ・キリスト教」の「聖戦」をアラブ諸国に呼びかけ宗教戦争にしようとしましたが、
イスラエルが反撃を自制したため宗教戦争への拡大を避ける事が出来ました。
しかし、多国籍軍の爆撃により多くの民間人が犠牲になり、その後、イスラムの聖地「メッカ」のあるサウジアラビアに米軍が駐留したことで、
一部のイスラム教徒の反感が高まりました。
そして、米ソ冷戦末期にソ連からアフガニスタンを開放するために組織されたイスラム民兵組織が、冷戦崩壊後、矛先を米国に向け2001年9月11日の同時多発テロにつながっていきました。
イラク戦争後、シーア派が中心の政権のもとで、旧フセイン政権のスンニ派の官僚、軍人が排除され、彼らがスンニ派の過激勢力と結びつき、「IS]の中核とまりました。