15/11/19 12:12:14.28 NppSq4+x.net
自社の運転手に過労状態での運行を命じたとして、兵庫県警交通捜査課と加古川署などは9日、道交法違反(過労運転の下命)の疑いで、長崎市の運送会社「製缶陸運」の運行管理者小田篤志容疑者(61)=同市=を逮捕した。
逮捕容疑は昨年6月、同社の男性運転手(49)に対し、過労運転の恐れがあると知りながら川崎市から長崎市までトラックの運行を命じた疑い。調べに対し「長時間働かせてはいたが、無理はさせていない」と容疑を一部否認している。
県警によると、運転手は長崎市に向かう途中、芦屋市の阪神高速道路神戸線で路肩にトラックを止めて仮眠。県警が駐停車違反容疑で事情を聴いたところ、「過労で事故を起こしそうだったので寝ていた」と話した。
県警は、過労状態にあることを知りながら運転をさせている業者が増えているのではないかとみて、路肩で仮眠しているトラック運転手に着目し、集中捜査を始めている。捜査班を立ち上げ、10月には加古川市の運送会社社長(67)を逮捕した。