24/09/22 07:49:45.74 dUfEGIsk.net
ほかの子どもたちは斥候役の子が帰ってくるのを待っていた。しかし、なかなか戻ってこない。
「みんなで見に行こう」
リーダー格の少年がそう言って、彼らも塀を曲がっていく。
すると、火葬場の西側にある臨時のごみ捨て場に、斥候役の少年がしゃがんでいるのが見えた。彼は我慢できずに“大きいほう”をしていたのだ。
しばらく待っていたが、やがて気張り終わったのか、ようやく立ち上がる。そして自分から出たモノのうえに土をかけようと、靴でごみ捨て場のなかをかき回した。