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首相「北方領土問題解決へ粘り強く」
2月7日 15時24分
「北方領土の日」の7日、安倍総理大臣は北方領土の返還を求める全国大会であいさつし、
「戦後70年の節目を迎え、今もロシアとの間で平和条約が締結されていないことは異常だ」と述べ、早急に問題の解決を図るため粘り強く取り組んでいく決意を示しました。
「北方領土の日」は1855年2月7日に、北方四島を日本の領土と確認する条約がロシアとの間に結ばれたことに
ちなんで定められたもので、毎年、元島民らが出席して、領土の返還を求める全国大会が開かれています。
東京の日比谷公会堂で開かれた7日の大会で、安倍総理大臣は「ロシアのプーチン大統領とすでに10回の首脳会談を行い、
個人的信頼関係を培ってきた。昨年11月の北京でのAPEC=アジア太平洋経済協力会議の際の会談では、
本年の適切な時期にプーチン大統領の訪日を実現するための準備を開始することで一致した」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「ことしは戦後70年の節目の年に当たり、今もなお日ロ間で平和条約が締結されていないことは
異常だと言わざるをえない。元島民の皆さまが高齢となり、早急に北方領土問題の解決を図らなければならないことを
肝に銘じて対応していく。問題の最終的な解決に向け、粘り強く取り組んでいく決意だ」と述べました。
ロシア外務省「失望を表明」
「北方領土の日」に関して、ロシア外務省は、7日、コメントを発表し、日本側が北方四島の領有を確認したとする
1855年に日本とロシアの間で結ばれた条約について、「160年前の両国間の条約と、平和条約の締結問題を結びつける試みに対して失望を表明する」としています。
そして、「四島は第2次世界大戦の結果、ロシアに帰属することになった」と改めて主張し、1855年の条約は四島の現在の帰属とは関係ないとしています。
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