21/09/27 02:26:04.46 tMPYrZlD.net
オバマ米大統領は10日夜の米国民向けの演説で、イスラム過激派「イスラム国」を打倒するため、
米国が「確固とした容赦ない」軍事作戦を展開し、米軍の空軍力で各国の地上部隊を支援すると述べる。ホワイトハウスが演説の抜粋を公表した。
同大統領はまた、この対イスラム国作戦は米国が近年イエメンやソマリアなどで展開した反テロ戦略に沿ったものになると説明する。
イエメンなどで米国は無人機などで空爆を行う一方、地上戦では政府軍への支援を拡大した。
同大統領は「米国民に今回の取り組みがイラク、アフガニスタン戦争と異なることを理解して欲しい」とし、「米国の戦闘部隊が外国領土で戦うことはない」と述べる。
イスラム国はシリア国内に続き、イラクでも勢力を拡大。イラク国内の米国の権益も脅かされたことから、オバマ大統領は今年8月にイラクのイスラム国を標的とした空爆を承認した。大統領は現在、空爆をシリア領内まで拡大させる準備を整えている。
オバマ大統領は演説で、米国が対イスラム国の「幅広い有志連合」を率いると述べる。
ケリー米国務長官は11日、サウジアラビアを訪問し、スンニ派主流のアラブ諸国の外相にイスラム国との戦いへの支援を求める予定。
外相会議に出席するのは湾岸諸国のほか、ヨルダン、トルコ、レバノン。シーア派主流のイラクも参加する。