20/04/09 16:28:11.82 .net
生徒を全裸点検 研修中 入浴後「体ふいたか」 筑紫野市の中学
1998.06.27 西日本新聞朝刊
福岡県筑紫野市の市立中学校が六月中旬に行った一年生の宿泊研修で、入浴後に体を完全にふいたかどうか、
男子生徒を全裸で立たせて教師が点検し ていたことが分かり、父母の間から「行き過ぎ指導ではないか」と反発が出ている。
中学側は「脱衣場をぬらさないための措置だった」と説明しているが、
生徒からは「とても恥ずかしかった」との声が上がっており、
福岡県弁護士会子どもの権利委員会委員の八尋八郎弁護士は「生徒に対する配慮が欠けている」と批判している。
父母らによると、研修は一年生二百六十六人が参加、二泊三日の日程で大分県内のホテルに宿泊した。
二日目の夜に、男女分かれて ホテルの大浴場に入浴。
この際、男女の浴場上がり口に、それぞれ同性の教師一人ずつが待機し、生徒を一人ずつ一回転させて前後から点検、
水滴がついていな いことを確認した後、脱衣場に出ることを許可したという。
女子はタオルで胸などを隠させたが、男子は裸のままだった。
ある男子生徒は「先生は『白鳥の湖』を口ずさんでいて、面白半分だったように見えた」と学校のやり方に疑問を投げかける。
別の複数の生徒は「点検は仕方ない。自分は平気だったが、周りは嫌がっていた」とも語る。
浴場で点検した男性教師は「他人に迷惑をかけないようにしなければならない。規律を緩めたら際限がない」と話す。
親の中には「まだ子供なので、本人も自分もあまり気にしていない」との声もある。