19/02/26 01:20:26.49 vjaNCGJ/.net
ここに書いてありました。S、T
超弦理論の双対性
素粒子が粒子でなく弦でできているとすると、時空は10次元でないといけないことが80年代に明らかになりましたが、
詳細にみるとIIA 型、IIB 型、I 型、混成 E8×E8、混成 SO(32)と呼ばれる五種類の弦理論が許されることが判明し、理論家を悩ませていました。
数年経って、二種の II 型弦及び二種の混成弦は、それぞれ小さな円周上に於いて観察すると実は同じ弦理論であることが認識されます(T双対)。
90年代半ばには、I 型弦と混成 SO(32)弦は結合定数が互いの逆数である関係にあること(S双対)、また11次元に膜が基本構成要素であるM理論があり、
それを円周上及び線分上に於いて調べると、それぞれ IIA型及び混成 E8×E8 弦となっていることが判明し、五種の弦理論は全て結局同じ物理系であったことが理解されました。
これら「双対性」は今世紀の超弦理論研究の基礎になっています。
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