ベルの不等式 part5at SCI
ベルの不等式 part5
- 暇つぶし2ch763:する観測結果は確率的にしか記述できません しかしながら、対象系をどんどん拡大していけば原理的には孤立系として扱えるようになります 孤立系の観測結果は原理的には確定的に予言出来ます 通常は、これを決定論的であると言います 隠れた変数は、孤立系に含まれる部分系である対象系のみを観察する場合に失われる情報(対象系以外の 部分系に関する情報)です ところが量子論では事情が異なり、孤立系であっても観測結果は確率的にしか記述出来ません 対象系の範囲をいくら拡大してもこの事情は変わりません これは孤立系であっても不確定性あるいは量子ゆらぎから逃れることが出来ないためです これは古典的な場合と大きく異なります このように何も確定的には予言出来ないような理論は決定論とは呼びません >そして現在では非局所的隠れた変数と波動方程式は等価なのがわかっているので波動方程式は決定論的になります。 隠れた変数で書ければ決定論であるというのは、隠れた変数が局所的である場合のみです 非局所的隠れた変数というのは、結局不確定性や量子ゆらぎをシミュレーションするものであって、上の理由から決定論 にはなり得ません 量子ゆらぎには非局所的性質があるのです しかしそれはランダムなものであるので因果律は破れません 波動方程式の時間発展がユニタリ変換で書けることと決定論であることは別のことです
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