21/08/29 09:10:30.91 FkoAfY+T.net
単一の世界観から複数の共存競合する世界観への移行も、おそらくは後退ではなく、むしろ前進なのであろう。
波動関数確率解釈の発見者マックス・ボルンは、次のような言葉を残している。
「絶対的な確信、絶対的な確実さ、最終的真理といったものは想像力の産物であって、科学のいかなる分野にあっても受け入れられないものだと、私は考えます。一方確率に関する主張は、それが基づく理論に応じて、正しくも誤りでもあり得るのです。この思考の緩和こそが、現代科学が我々に与えた最大の祝福だと、私には思えるのです。唯一の真実、そしてその所有者であるという信念は、世界の全ての悪の根本原因なのです」