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ホーキング博士の発言について
① 宇宙は１５０億年前に無から突然に大爆発を起こし始まった。
② 宇宙文明の存在は、文明の寿命の方が宇宙の距離より短いので、偶発的にしか存在しない。
③ 人間の死はコンピューターのスイッチを切る様なもので、死後の世界は存在しない。
①に対して、カール・セーガン博士は、「一番古い星の年齢は宇宙の年齢より古いといわれている。
どちらかが間違っていることははっきりしている。なぜだろう？」と語っています。宇宙の年齢
はホーキング博士が考えるよりも永いのではないでしょうか？
②は、地球の文明を見てもわかるように文明の寿命は５０００年と持たないようです。そして、銀
河系から他の銀河までの距離というものは、光の速さでも２００万年以上かかります。すると、文明が発生しても、
他の銀河まで行くのは文明の寿命よりも時間のかかることなので、我々が他の宇宙の文明に出会うことはないに近い、というのです。
これに対しては、ではなぜ、地球には宇宙文明からの使者が彼らの宇宙船でやってくるのだろうか？という疑問が生じてくることになります。
ＵＦＯという存在を認めない方も多いでしょうが、これがもし本当にほかの宇宙からの訪問者であるとすると、どうでしょうか？
彼らが光よりも早く移動する方法を知っていたとすれば、地球に来るまでに掛かる時間は彼らの文明の寿命よりも短くなり、
宇宙文明が地球を訪問することは可能になります。
③は、最近有名になったものですが、人間というものを肉体と意識の部分とに分けることなく、肉体的に死が訪れると、すべてが消滅するといいます。
これに対して、臨死体験という現象があります。人間は死ぬ瞬間に意識の部分だけが肉体から抜け出て、別な世界へ向かうといわれています。