22/05/27 20:32:58.96 vu1lq3JA0.net
>>228
RX放送時は蔑まれていた所謂ヲタクが、その少し後からジワジワと市民権を得て来るんだよ。
また雨宮慶太とか樋口真嗣とか子供の頃に怪獣やヒーローに慣れ親しんだ世代がスタッフ内で台頭してくる。
番組スポンサーであるバンダイやタカラにもそういうのに理解が有る世代の社員が増える。
その結果、視聴者の意識、製作現場の雰囲気も緩やかに変わり、ジェットマン、平成ガメラ、ウルトラマンティガなど、
特撮技術やアクションだけではなく連続したストーリーでも見せようと試みたり、
「もし現実に怪物が現れたら世の中はどういう反応が起こるのか?」などを想定した作品が作られて受け入れられる様になっていったと。
BLACKでプロデューサー補だった高寺氏はどうも単なる完全懲悪ではない物語をやってみたかった様だが、
当時だと時期尚早であると上層部や周囲から反対されたろうし、例えやれても多くの視聴者には受け入れて貰えなかったろうな。
こればっかりは時代背景、タイミングなのよね。