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第47話「華麗なる総金歯」 脚本：浦沢義雄 監督：前嶋守男
ステージ上で、総金歯のアメリカ女優であるチョチョリーナ・バーデスが、熊のぬいぐるみを持って踊っていた。伯父さん・トシカズの父は、歯科医の待合室のテレビで見て喜ぶ
伯父さんは、トシカズの母の治療を受けて痛がる。トシカズの母は、誰がなんと言おうとトシカズには歯医者になってもらいたい
伯父さんはトシカズの母に、十三夜の梅干し様の丑三つ参りを勧める
東京郊外の山奥にある古くからの言い伝えで、十三夜、誰にも見られないように塩分たっぷりの梅干しを祭り、丑三つ時にお参りすると願い事が叶うという不思議な言い伝え
夜、田家では晩御飯。トシカズは歯医者なんかにはならないと言う。するとトシカズの母は、歯医者なんかのおかげで、ここまで大きくなったと叱る
トシカズは、大きくしてくれなんて言ってないと言って、父親に離婚を勧める。トシカズの母が怒ったので、トシカズは台所から逃げる
トシカズの母は、トシカズを歯医者にするために、十三夜の梅干し様の丑三つ参りをすることを決意する。夜、トシカズの両親はダブルベッドで寝ていた
トシカズの母は起きて、梅干しを載せた三方を持って、石神井公園 記念庭園に行く。トシカズの母は祠に三方を置いて、トシカズを歯医者にするようにお願いする
三方に載せてある梅干しが黄色く輝き、梅干し様の声が響く。「黄金を三度捧げた時、トシカズは歯医者になるであろう」。梅干しから黄色い光の球が出て、トシカズの母の口に入る
トシカズの母は帰宅すると、寝ているトシカズの父の鼻を摘まんで口を開けさせる。トシカズの母は、トシカズの父の口の中に金歯を見つける
トシカズの母は、トシカズの父の口の中に抜歯鉗子を入れて、金歯を抜こうとする。トシカズの父は目を覚まして、抵抗する。騒ぎを聞いて、トシカズが階段を上ってくる
トシカズの母は、2階の窓から飛び降りて逃げて行く。酔っ払ったサラリーマンが、タクシーで自宅前まで帰ってくる。トシカズ・トシカズの父は家の外に出て、トシカズの母を捜す
サラリーマンは自宅の門に寄りかかって寝ていた。トシカズの母が近づいてきて、サラリーマンの口の中に金歯を見つける
トシカズの母は、サラリーマンの父の口の中に抜歯鉗子を入れて、金歯を抜いて去って行く。トシカズの母は祠に戻り、梅干し様に金歯を捧げる。トシカズの母は「後、二度…」と言う
トシカズ・トシカズの父は、トシカズの母を見つけられずに、自宅の前に戻ってくる。2階に明かりがついたので、2人は慌てて家の中に入る
トシカズの母は、台所でお茶漬けを食べていた