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第35話「ゲンタの神様」 脚本：浦沢義雄 監督：坂本太郎
魔隣組は城山公園（埼玉県朝霞市）の森の中にいた。トシカズはマリンコマンダーのメジャーで、足跡のサイズを測る。トシカズは、ジゴマの足跡だと断定する
茂みからジゴマが飛び出して逃げて行く。魔隣組は追う。「ジゴマIII世」が流れる。タカシ・ノボルがタックルして、ジゴマを取り押さえる
トシカズはマリンコマンダーのシグナル銃で、ジゴマを撃とうとする。だがゲンタは、トシカズみたいなドジに任せられるかと言って、マリンコマンダーを奪って代わりに撃つ
ゲンタが撃った弾は、木の枝に跳ね返って、大きな柿の実に当たる。大きな柿の実は落下して、ノボルの頭に当たる。ノボルは気絶する。その隙にジゴマは、タカシを振り払って逃げる
タカシ・トシカズ・カオリは、ゲンタを冷たい目で見る。魔隣組はアジトにいた。カオリがノボルを介抱する。タカシはノボルに「1/4÷1/3」を聞く。ノボルは答えられない
ゲンタは、ノボルは頭を打つ前から分数の割り算ができないと言って、タカシ達4人から顰蹙を買う。ゲンタは怒って、魔隣組を辞めてやると言ってアジトから出て行く
公園でゲンタは、伯父さんに相談する。伯父さんは、誰にだって失敗はあると慰める。ゲンタは、魔隣組を辞めることをどう思うかを伯父さんに聞く。だが伯父さんはいなくなっていた
ゲンタは「神様募集中」の広告が貼ってあるのを見つける。ゲンタは神様になって見返してやろうと、広告を剥がして高松八幡神社に行く。ゲンタが呼ぶと、神社の支配人が出て来る
ゲンタは、もういいと思って帰ろうとする。だが支配人が引き止めて、社務所に案内する。支配人は、良い神様がいると言って、道路で客引きをする
だが男子小学生3人、女子小学生2人は、相手にしないで帰る。ある女子小学生1人が、声をかける。支配人は、女子小学生を神殿に案内する
女子小学生は、不幸な自分を救ってくれるようお願いする。神殿の戸が開き、神主姿のゲンタが現れて、東南東に幸せありと言う。女子小学生は東南東に向かう
女子小学生が戻ってきて、東南東に行ったら幸せがいっぱいあったと喜ぶ。女子小学生はお礼に、貯金箱を供える。女子小学生は帰る
ゲンタは当たったと喜んで、神殿の奥から出て来る。支配人は、ゲンタには神としての潜在能力が備わっていたらしいと言って、ゲンタに付け髭をつける。ゲンタもその気になってくる
タカシ・トシカズ・ノボル・カオリは、MUJI com 光が丘ゆりの木商店街で、たこ焼きを食べていた。宣伝カーが来て、ゲンタの神がやってきたとアナウンスする
支配人は車を降りて、バックドアを開ける。車の中には、神主姿のゲンタがいた。神主姿のゲンタは、車を降りて、悩みがあれば救うと言う。タカシ達4人は、非難する
女子小学生がポリバケツの蓋で、タカシ達4人の頭を叩く。女子小学生は、ゲンタの神様への悪口は、信者である自分が許さないと言う。ゲンタは、支配人が運転する車に乗って帰る
支配人は車のスピーカーで、ゲンタの神の御利益にあやかりたい子供達は、貯金箱・財布を持参して神社に参拝するようにアナウンスする
男女合わせて子供19人が、貯金箱・財布を持って神社に行き、ゲンタの神に救いを求める。神殿の戸が開き、神主姿のゲンタが現れる。子供達は、喜んで手を振る