21/02/22 22:29:22.85 D/1EyXKA.net
解説しよう
「週刊少年チャンピオン」アンケートとは、掲載作品の順列を決める手段で
あった 同誌ではアンケートで作品の人気を探り、その人気の高い順に巻頭
から順に作品が掲載されていったのである つまり、後ろのページにいくほど
不人気の度合いの高い作品になるということであった
そして、巻末掲載が数周続くとその作品は打ち切りとなるのであった 巻頭
作品はカラーとなり、巻末に追いやられた作品は風前の灯火という、過酷な
生存競争が少年誌の誌面で行われていたのである アンケートの悲劇は、
そういう背景の下に生まれたものであった
なお、大先生の「火の鳥」を掲載した雑誌は潰れるというのがその当時の
定説で、中には連載一回目で潰れてしまった雑誌もあった それがこの悲劇と
同関係があるのかは諸君の想像にお任せしたいと思う