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739 名前：どこの誰かは知らないけれど[sage] 投稿日：2022/04/05(火) 14:51:39.53 ID:i8byPBJd [2/2]
第16話「お寿司の恩返し」 脚本：浦沢義雄 監督：坂本太郎
夜、ノボルは、二丁目の角の佐々木の家に出前に行かされる。ノボルの家の千両寿司では、タカシの父と伯父さんが客として来てた。タカシの父が大トロを頼む
伯父さんも頼もうとすると、タカシの父は勘定を払うのは自分だからと、かっぱ巻きに変更させる
タカシの父がいくら欲しいか聞く。伯父さんは、吉永小百合からシナリオの仕事が入った、100本目の記念映画『つる -鶴-』という作品で構想はできていると言う
伯父さんは「鶴の恩返し」を熱く語り、FMSEX（正しくはSFX）を使って、鶴から娘へ、娘から鶴への変身シーンを吉永小百合にさせると言う
タカシの父は、吉永小百合がそんなことするわけないと怒り、伯父さんの首を絞める。伯父さんは死んだ真似をする。ノボルの母がくしゃみをしながら来る
ノボルの父は、寿司屋の女房が風邪なんか引くなと、ノボルの母の頭を叩く。ノボルの両親は喧嘩する。タカシの父は、伯父さんを叩き起こす
ノボルが帰ってきて、冷めた目で両親を見る。店が閉まった後、ノボルは店の掃除をする。ノボルは「寿司屋の女房が風邪なんか引くな！…はないよなぁ…」と思った
ノボルの父が入浴中に、ノボルはノボルの母に離婚を勧める。ノボルの母は、そうもいかないと断る。ノボルは暖簾を外し忘れたので、外しに行く
ノボルは暖簾を外し、大人は分からないと物思いに耽る。ジゴマの声がして、夜空にジゴマの姿が浮かぶ。ジゴマは、そのうち分かると言って消える
翌日、ノボルはアジトでタカシ・トシカズ・ゲンタ・カオリに、昨夜のジゴマの事を話す。だがタカシ達4人は信じなかった。ノボルは怒って帰る
ノボルはアーモンドチョコを買って帰る。ノボルは店の電話で、5丁目の与作から特上握り1つの出前の注文を受ける。ノボルが出前に行くと、そこは空き地だった
地面から声がする。地面からガスが噴き出して、ノボルは地中に落ちて行く。落下中、寿司桶に入っていた特上握りが散乱する。ノボルは自分を呼ぶ声で気づく
ノボルは室町時代の海岸にいて、目の前には父親そっくりの与作がいた。与作は、病の床に伏した妻の通（つう）に寿司を食べさせたかった
与作は、時を超え、空間を超え、風の便りにノボルの家の寿司が美味しいと聞いた。与作の祈りが神様に通じて出前されたが、寿司桶の中は空だった
与作は、時を超え、空間を超えての出前は無理だったと諦めて帰る。与作は帰宅する。与作は、病気の通を看病する。ノボルは家の外から覗き見をする
ノボルは、与作は優しくて、自分の父とは大違いだと思った。ノボルは与作のために、特上の握りを捜しに行く
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