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第7話「ボクのパパは魔天郎」 脚本：大原清秀 監督：佐伯孚治
朝、落合先生が教室に入ると、進が天井に駆け上ろうとして失敗して落ちる。進はもう一度やろうとするが、気絶して倒れる。進は保健室に運ばれる
進は一昨日の土曜日から何も食べていないので、力が入らない。一昨日、進は実家の店を手伝っていた
進は、中村のおばさんがトマトを万引きするのを目撃して、父親に知らせる。だが青野八郎は万引きの事は言わずに、中村のおばさんを普通に接客する
晩御飯の時、進はなぜとっちめなかったか聞く。八郎は、お得意さまを逃がしたくないからと答える。八郎は、食っていくためにしょうがないと答える
進はそれなら飯を食わないと反抗した。進は落合先生に、自分と父親のどっちが正しいか聞く。落合先生は、父親は品物を盗まれて悔しかった事だけはわかってあげろと言う
純子先生が給食の残りを持ってくるが、進は食べずに早引きする。川辺で進が悩んでいると、魔天郎が現れる。魔天郎は、父親と上手く行ってないと指摘する
進は怒って手裏剣を投げるが、跳ね返される。魔天郎は進の父親への愚痴を聞いて、お金があってかっこいい父親ならいいと思っていると見抜く
魔天郎は進に、異変が待ち受けているから家に帰るように言う。進は家に向かう。魔天郎は、かっこいい八郎に変装する。進が帰宅すると、かっこいい八郎が現れる
八郎は日本で一二を争う大金持ちで、八百屋は趣味でやっていると打ち明ける。進は信じられなかったが、魔天郎は催眠術で信じさせる。本物の八郎と母親が帰ってくる
本物の八郎が八郎（魔天郎）を追い出そうとするが、進が阻止する。母親の歌子が、自分の質問に答えられた方が本物だと言う。歌子は結婚記念日がいつか聞く
本物の八郎は覚えていなかったが、八郎（魔天郎）は昭和50年4月15日と答える。歌子は八郎（魔天郎）を本物だと認める
八郎（魔天郎）と進は、車で豪邸に行こうとする。歌子は一緒に行こうとするが、八郎（魔天郎）に離婚を言い渡される
八郎（魔天郎）と進は、豪邸に着く。進は上等な服を着ている。進は八郎（魔天郎）に豪邸の中を案内されて、当座の小遣いに500万円を渡される
進が世界一周に行きたいと言うと、八郎（魔天郎）はパスポートを渡して２、３日に行こうと言う。進は、学校や覇悪怒組があるから行けないと断る
八郎（魔天郎）は、覇悪怒組と付き合うのを止めるように言う。進が迷っていると、八郎（魔天郎）は催眠術で従わせる
進は覇悪怒組のアジトに行って、仲間を抜けたいと伝える。進は八郎（魔天郎）の凄さを教える
八郎（魔天郎）は、どこにでも連れて行き、どんな御馳走でも食べさせ（メニューにないラムネをウエイターに一万円で注文する）、何でも買ってくれる
去って行く進を洋、悟、猛夫、矢須子は追う。八郎（魔天郎）が現れて、進を先に行かせる
八郎（魔天郎）は進をサハラ砂漠辺りに置き去りにして、覇悪怒組の一角を崩すつもり。八郎（魔天郎）と進は車で去って行く。洋たちは本物の八郎を見つける
本物の八郎は、このままの方が進にとって幸せかもと思った。だが覇悪怒組に励まされて、車で進の後を追う。進が投げ捨てた空き缶に怒って、暴走族４名がバイクで追う
暴走族４名は、進を車から引きずりおろす。進は八郎（魔天郎）に助けを求めるが、贅沢はさせるが愛情だけはないと言われる。八郎（魔天郎）は車で去って行く
進は置き去りにされて、暴走族に痛めつけられる。矢須子が進を見つけ、本物の八郎が謝罪するが痛めつけられる。洋たち４人が加勢する。覇悪怒組は逃げて、暴走族は追う
魔天郎が現れて、暴走族をやっつける。進は本物の八郎の所に戻って、守ってくれたので立派な父親と認める。父親の愛情で、進にかけられた催眠術は切れた
魔天郎は進に、生活を支える父親の悲しみを分かってあげるように言う。魔天郎は自分を憎み、挑戦し続けるように言って、気球で去って行った