藤川桂介の作品の思い出と批評at RSFX
藤川桂介の作品の思い出と批評 - 暇つぶし2ch81:どこの誰かは知らないけれど
06/05/23 04:10:28 w28TETRy.net
>>78
『神世紀伝マーズ』の製作は、円谷映像だったなw
以前に「御都合主義はフィクションの醍醐味だよ云々」という秀逸なレスがあったけど、
アレは藤川脚本の内容そのままの興味深い議論だったよなぁ。
藤川脚本とは、「子供」の視点から始まり「大人」の視点で終るところに特徴があるんだけど、
御都合主義とやらを指摘したがる子供が、フィクションならではの面白さを知る大人によって、
諭されてしまう展開はまさにその通りだったので。
ようするに、子供の「論理」をも諭す大人の醒めた「視点」こそ、藤川桂介の作風だと思うのだが。
で、『神世紀伝マーズ』に話は戻るけど、政治闘争の時代を背景にした原作版『マーズ』では愚かな地球人=「子供」に失望した主人公が、
「大人の視点」から地球人を断罪して終わったんでしたな。
しかしながら、幼児的な時代を背景にした『神世紀伝マーズ』では「子供じみた破壊願望」を背負わされた主人公が、
「大人の視点」を代表する身近な人物に説得され、改心するというオチを迎えとりますね。
これは「子供じみた破壊願望」に取り憑かれた、昨今のヲタ諸君に対する皮肉だったりして・・・
それから原作クラッシュとは、原作者を怒らせる改変を指すのであって、原作者同意の場合は一般的に使いませんよ。 


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch