06/05/18 04:02:55 WUAE87Jg.net
'80年代については当時のアニメ評論家なんかが中心となって、先生の作品を馬鹿にするような空気を造ってましたからね。
というのもこの人達、富野アニメの信者だったのでw
富野アニメの影響もあってか、この当時はパターン破りと称して過去の作劇ノウハウを否定する番組作りが横行しており、
そんな空気に対して藤川氏はかなりの嫌悪感を抱いていたようですが。
実際にGuGuガンモの企画会議でも、フジテレビの岡正Pと大喧嘩して番組を降りたりと、
当時の業界に対する失望感みたいなものが自著にも記されています。
故に'80年代における批判の大半とは、そのような空気に扇動された人々の気まぐれでしかなかった訳で、
富野アニメがパターン破りを繰り返すことで袋小路へと迷い込み、自滅して行く様を尻目に小説家への転身を果たしたのが、
現在の藤川氏なのです。
折しも'85年におけるスーパーマリオブラザーズの大ヒットが、富野アニメも含めたリアルロボット物を壊滅状態へと追い込み、
その間隙を突いて海外からトランスフォーマーが上陸を果たし、瞬く間に大ブレイクしたのが'80年代の変遷だと思いますよ。
因みに'80年代における先生の脚本だと、機甲艦隊ダイラガーXV辺りは現在でも通用するテーマだと思うのですが。
現在の仮面ライダーシリーズも、富野アニメの過ちを繰り返しているようなので自滅は免れないでしょうね。
ネクサスの失敗に懲りた円谷プロが、まだ賢明かな?という気がします。
物語というモノの大切さを見直すべき時代だからこそ、こういうスレが存在しているものと思いたいですね。