07/04/09 08:13:25 1Ic0zVIH.net
>>325
「番号失踪」は戦時中の海軍兵学校を舞台にした作品で、生徒分隊の三号生徒(最下級生)が連日の厳しい訓練に耐えかねて脱走を図る。
捜索を命じられた伍長(階級ではなく、生徒分隊の最専任生徒)が、脱走したその生徒のヘタレぶりを慨嘆しながら捜索を続けてるうちに
その生徒がある時、自分の郷里に伝わる「座敷わらし」の事を話していたことを思い出す。
程なくしてその生徒は自殺しているのが発見され、分隊欠員一名として処理されその後も厳しい訓練の日々は続く。
奴は海軍士官になる資格などなかったのだ。性根の弱い奴だったんだ。
そう割り切りながら点呼を取る伍長の耳に「総員35名、異常なし!」の声が・・・
・・・おかしい。ヤツが自殺してからこの分隊は欠員一名のはずなのに・・・