06/09/11 18:42:13 fsOCjYep.net
>>374
名劇の「母をたずねて三千里」からこのかた頑固で思い込みが激しくて
ちょっと屈折した主人公が続いてたからね。
清太もアレなところがあるけど、なんだかんだ言って
作った監督の好きなタイプの主人公ではあると思うんだよね。
清太の「あそこでなんとかしてればなぁ」ってところは数々あれど、
やっぱり心の底から非難する気になれないのは、
節子を思う気持ちが画面を通してこれでもか、と伝わってくるから。
あんなことになるまで穴蔵にこだわったのは、誰にも邪魔されずに
かつての家庭の再現がしたかったからだろうし、
誰にも頼らずに父代わり、母代わりが出来ると思ってたからなんだろうなぁ。