22/09/30 23:54:40.32 PK58Ldj4r
初めに見てほしいのは次の分布図
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この分布図では、日本とアメリカの名目GDPの成長率とG+I(政府支出と国内投資の和)の成長率をプロットしている(1955年以降の一般公開されているGDPデータ)
ある年の成長率=(ある年の変数ー前年の変数)/前年の変数
この図の20%以下の範囲で、それぞれの成長率は正比例している。一定の分散あり
この分布図は、名目GDPの成長のためには政府支出と国内投資の増加が必要である事を示している。正比例であるため、少なくともこれらのデータ範囲については、他の変数が顕著に介入する余地は無い
この関係は、単なる相関関係ではなく、因果関係である
例えば蛇口をひねれば、パイプの何処かで測定される水量が増加する。そういう因果関係であり、これは貨幣循環そのものである
最初にグラフを見せた理由は、それが科学者に最も受けると考えたからである。次に、別人による政府支出の成長率と名目GDPの成長率の分布図を紹介し、正比例関係についての仮説を説明する。最後に、理系の板で経済学についてのスレッドをたてた動機を紹介する 1/10