11/07/01 19:22:19.13 .net
福島第一1号機では電源喪失してからECCS作動後に圧力急減したため手動停止させたけど、
放射線の影響で圧力容器や配管の脆性遷移温度が上がりすぎてて、緊急冷却された途端に亀裂が入って損傷、
冷却材を喪失してしまい、温度急低下を招いたのではないか?
敦賀2号機では冷却水の放射性物質浄化配管に微細な穴が多数空いてたが、
過去、検査すらされてなかった。
堤防で大丈夫だと思い込んでるから、超えられた場合の予備電源をぞんざいに扱ってたり、
ベント必要になって、説明書を読むとこから始めたあげく、最終的に失敗までしてたように、
緊急冷却系なども、使うことなどありえないという思い込みで、検査や交換などしてないのではないか?
この放射線照射脆化で圧力容器や重要配管が破損するケースを想定すると、
圧力容器と格納容器の間に、もう一つ、定期交換可能な容器をはさんでおかないといけない。
溶融デブリを受け止めるよう、フランスEPRは格納容器底にコアキャッチャーを置いてるが、その一歩前の段階だ。
冷却材喪失しても、外部容器とそれに繋がる配管を通じて圧力容器内の燃料を冷却できるようにしておき、
外部独立空冷式冷却装置を建屋外部から連結させられる準備をしておく。
そこまでやれないとしても、圧力容器や配管は、鋼鉄やステンレス製と、
それらに中性子が吸収されて、自身には照射されない安全圏の別素材で二重化しておいて、
かつ、外部素材は定期交換させるという安全措置を講じるべきだと思う。
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| ______ | ←格納容器
===| | |
| ===□==== | ←圧力容器と配管
===_______| | ←新容器と配管
| |____________| | ←コアキャッチャー
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