18/11/22 01:24:58.10 TicUNHJ+.net
日銀の早期利上げは全く見込めない
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
金融緩和が事前の想定よりもはるかに長期化していることに伴う副作用、金融機関(特に地方銀行など地域金融機関)の収益に及ぼしている下押し圧力の累積的な悪影響を、
日銀が以前よりも気にしているのではないか。そうした声を聞く機会が増えた。
日銀は10月22日に公表した最新の「金融システムレポート」で、いま抱いている問題意識について、
「低金利環境が長期化する中で、金融脆弱性を的確に評価することが一層重要となっている。
銀行貸出を中心とする積極的な金融仲介活動は、実体経済の改善に寄与しているが、金融仲介過程で過度なリスクテイク行動が広まると、
先行きの実体経済に大きな調整圧力をもたらし得る。
また、実体経済が大きく落ち込んだ場合(テールリスクが実現した時に)、金融機関が十分なストレス耐性を有していないと、
金融仲介機能を維持することが困難になるため、実体経済を相乗的に悪化させる可能性がある」と記述した。
要するに、低金利状況がずっと続いていて収益が苦しい中で、金融機関が過大なリスクをとったもののそれが失敗することで景気が悪化したり、
逆に景気が悪化した際に自己資本比率低下などから体力的に金融機関が貸し出しを続けるのが困難になって景気悪化に拍車がかかったりするような事態が危惧される、ということである。