17/09/21 00:30:55.01 zgXRgMFF.net
平野氏は社員の再教育などを通じて「これまで比較的単純な作業に従事してきた従業員をよりクリエーティブな仕事に振り向ける」と強調した。銀行業務においても、人がやる仕事と機械で置き換えられる作業を明確に分けて、生産性を高めていく余地は大いにあるとの考えだ。
三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取も今月、「人工知能(AI)の導入などで徹底的に自動化を進めていく」という方針を打ち出している。例えば住宅ローンの受付業務を完全に自動化できれば、年間2500時間の労働量の削減につながる。
ただ、特定の業務の担い手として採用した従業員を再教育し、他の仕事で能力を発揮するよう求めるのは心理的な反発もあり、簡単ではない。デジタル化で「浮く人材」の活用法には繊細な配慮も必要になる。