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第六偈 四煩惱常倶 謂我癡我見 并我慢我愛 及餘觸等倶
四の煩惱と常に倶なり。 謂く我癡と我見と
並びに我慢と我愛となり。 及び餘の觸等と倶なり。
klesais caturbhiH sahitaM nivRtAvyAkRtaiH sadA/
AtmadRSTyAtmamAnAtmasnehasaMjNitaiH//
a.我見・我癡・我慢・我愛と名づけられた、有覆無記の四つの煩悩が常に俱なっている。
b.自己があると固執する見解(我見)と、自己に対する無知(我癡)と、
自己執着の高慢(我慢)と、自己への愛着(我愛)と名づけられた[煩悩によって菩提に
近づくことを遮りしかもそれ自体は善悪と]規定できない(有覆無記)四つの煩悩が常に伴っている。